2012年06月
肉食をやめることによって、動物性脂肪および脂肪酸が不足し、寿命が縮まる可能性がある。
最新の研究が示したところによれば、肉や動物由来の食品を避けることによって、動脈硬化のリスクが上がるだけでなく、血栓症や心臓循環器系の疾患リスクも上昇するという。healthinfo.ua が伝えた。菜食主義者には鉄分や亜鉛、ビタミンB12、オメガ3脂肪酸およびオメガ6脂肪酸などの重要な栄養素が不足するという。それゆえ栄養士らは油の多い魚(サーモン、サバ)やクルミ(オメガ3脂肪酸が豊富)、卵、乳製品などを週に2、3回摂取するよう進めている。
菜食主義者に魚を奨励する一方で、同じロシアの6月10日の記事では、 国家主任衛生医を兼任するロシア消費者保護・福祉監督庁のゲンナージ・オニシェンコ長官がロシア国民に対し、すし料理店には行かないよう助言した。 9日のモスクワでのブリーフィングで長官は、「食事には流行というものは存在しない。生魚の摂取は、あなたの体に悪影響を与えることは事実だ」と発言したが、補足すると、これは魚の食事を否定しているのではなく、ロシア人にあった煮魚での食べ方を奨励している。参照記事
実際これを裏付けるようなことが起きていて、2012年6月29日のロシア記事で、「ロシア消費者保護・福祉監督庁は、ウラルの中心都市エカテリンブルグの日本レストラン「スシコフ」の2支店を閉鎖させた。これまでの情報では、4歳の幼児を含め「スシコフ」で食事した17人が中毒症状を起こしている。」という記事が掲載された。参照記事 日本レストランとあっても、日本人レストランとは書いていないのが気になるところ。
ロシアで大人気のスシだが、最近モスクワの消費監督庁がスシ店55軒を調査したら、すべてで衛生面で問題があったという報告も出ている。参照記事 このようなことも、上記の長官の「魚は煮て食べろ」発言に影響しているのだろう。そんなロシアのスシ店のスシの写真を載せるが、日本の「寿司」とは別物に見える。
一方シリアの国営マスコミは、爆発装置は、司法関連の総合施設が集中する場所に隣接する駐車場に止められた車の中に仕掛けられていた可能性が高いと伝えている。 その一方で、自爆テロ犯の仕業という説もある。
シリア当局は、この事件をテロと性格付け、調査を開始した。 なお爆発により、犠牲者が出たとの情報は入ってきていない。 新聞「RBK(ロシア・ビジネス・コンサルティング)」の翻訳記事 他を参照
爆弾の種類から、前日27日に起きた、ダマスカスの衛星テレビ局al-Ikhbariya channelを狙った爆弾テロ(記者7人死亡)と同じ組織の犯行とみられ、今回はシリアの司法関係者を狙ったものと思われている。以前から爆弾テロは首都ダマスカスで起きていたが、警戒厳重なはずの政府施設で起きたということで注目すべき事件だろう。YOUTUBE映像
アサド大統領は6月28日、イラン4chのインタビューに登場し、イエメン方式(退陣を条件に、本人親族の身の安全を保証する)をシリアに適用することはできないと答えていることから、自身の退陣は全く考えていないようだ。また、反政府「自由シリア軍」は国連特使アナン氏の新提案を拒否したといわれ、国連は結果的に何も手を打つことができていない。国民も、長引く交渉に、犠牲者が増えただけだと、国連、中露の仲介に反感を持っている。2012年6月29日:反政府組織が行動しているとされる首都ダマスカス周辺では、シリア軍による砲爆が連日続き、反アサド色の強いDouma:写真 では連日の砲撃で少なくても12人が犠牲になり、ほとんどが市民と報じられている。参照記事
英国の国際人権団体は、28日だけで40人が砲撃で死亡し
、29日午前に二人死亡したと報じている。
2012年6月27日:イエメン国防省によると、南部アビヤン州 Abyan province で国際テロ組織アルカイダal-Qaida 系武装勢力が 埋設した地雷Land mineにより、過去2週間で兵士23人を含む少なくとも73人が死亡した。国防省は、武装勢力が各地の拠点から撤退する前に、報復を目的として数万もの地雷を埋設したとの見方を示している。 地雷は政府機関、軍拠点、検問所の近くや山道などに仕掛けられている。死者の4~5倍に上る負傷者が、同州や隣接するアデン州の病院に詰め掛けている 。 Zinjibarからはすでにアルカイダはほとんど敗走したが、住民は地雷の危険のため戻れない状態で、まだ交戦が起きているという報道もある。参照記事
匿名の国防省高官はCNNに、200人以上の専門家が地雷撤去作業を進めている と語った。だが地雷は計画的に仕掛けられているうえに旧式の探知機しかなく、作業は難航しているという。同高官は作業完了の見通しを示そうとしなかった。撤去チームの責任者は、ジンジバル、ジャアル、Zinjibar 、JaarシュクラShuqra.の各都市から過去1週間に 計3119個の地雷を撤去したと述べた。だがジンジバル市内では毎日3~4回、地雷の爆発音が響いているという。国際難民事務所に寄れは、アビアン州からに避難民は十五万人を数え、多くが粗末な避難施設に身を寄せている。紛争中にこの地域で数千の家屋が破壊され、政府は地域の再建を余儀なくされている。 参照英文記事
アサド政権は今まで、今の状況を国内問題と言い続けてきた。
26日ダマスカス郊外の村で戦闘が発生。数十人の犠牲者が出ているが、 アサド大統領は相変わらず、シリアを相手に戦っている敵はテロリストだと語る。また西側諸国が退陣を求めていることに対して、大統領はこれを退けつつ、シリアの国益を考慮し尊重することを土台としながらあらゆる国々との善隣関係をのぞむと述べている。 ロシアのプーチン大統領はメキシコのG20サミットで演説したなかで、シリアの政治変革は外圧によってではなく、国民自身が憲法の規定を土台として起こすべきと語っている。過去のシリア関連ブログは、カテゴリー「中東中近東アフガンパキスタン」で
この「戦争」は、2011年3月頃、国内物価の上昇に対し、女性を含む集団による平和な抗議デモが起きたのがそもそもの発端だった。これを「アラブの春」という民主化要求の政治運動の萌芽ととらえたのか、アサドは強硬に武力鎮圧したことからシリア各地にデモが飛び火し、流血の規模は拡大していった。すべてはアサドの失政というのが大方の見方だ。そして今、戦争状態になってからでも半年ほどになろうとしている。彼から初めて「戦争」という言葉が出たが、反政府側は首都ダマスカスへじわじわと近づいている。
トルコは、訓練中のジェットが国際飛行区域で撃墜されたことで、進行していたダマスカス近郊の火力発電への協力を破棄すると言い出した。シリアは都市部への影響はないと強弁しているが、実際には首都圏で相当な影響が出るといわれている。まるで絵に描いたように、シリアの失態が、シリアが自ら制裁を招いてしまうという構図になっている。
この、独裁政権打倒の動きに脅威を感じたのが、中東で王制を維持する国家群で、彼らは「政権交代がやむを得ないのなら、いっそ、イスラムスンニ派政権樹立を支援しよう」と行動し、今も武器や兵士の賃金を支給している。その武器の購入先は米国で、結果的に米国は、産油国相手に、数百億ドル規模の大きなビジネスを行っている。もうひとつ脅威を感じているだろう国が中国で、何をしても国際非難を浴びて、今はひたすら沈黙し、自国内で同じようなことが起きないように警戒しているようだ。そのせいか、同盟国シリアの情勢についてはあまり国内報道がされていない。過去のシリア関連ブログはカテゴリー「中東中近東アフガンパキスタン」で
ここに最近のメキシコの統計がある。わかりやすく日本語に直した表は、メキシコ人が何の社会問題に関心を持っているかを表している。
おそらくどこの国でも今は経済問題や失業が上位に来ると思うが、メキシコでは組織犯罪がトップである。行方不明者を含めれば、年間1万人以上が麻薬犯罪の犠牲者になっている現実、公表されている統計からは、最近6年間の一般人、軍人、警官の犠牲者は4万5千人以上と言われているが、最近の調査では 約二倍の死亡者との報告もある。参照記事
メキシコの犯罪には多くの特徴がある。麻薬の消費地米国は、同時に武器の供給地でもあること。ストリートギャングが麻薬組織に参入し、犯罪者が若年化し、未成年の犯罪が増加している。メキシコ海軍も参加する取り締まりに反し、発生件数、被害者、摘発麻薬量は増加傾向にある。殺人は凶悪化し、住民に恐怖を与えるために、より残酷化している。組織による汚職は政治家や企業にまで広範囲に浸透している。この異常な事態で、国民の中には「死刑復活」を望む声が多く、デモも行われている。
「死刑廃止」の方には理解できないだろうが、メキシコの死刑復活の声の背景には一向に減らない残酷な無差別殺人と、逮捕して裁判にかけても犯罪者がいずれ社会に戻って報復殺人をしたりする現実があり、報復を恐れて証言しない風潮が蔓延している。また、犯罪者は、生き抜くためには先に敵を殺すという考えから、無制限に殺人を繰り返し、組織は殺し屋を雇う。最近は14歳で殺し屋になり、7~8人を殺害した少年もいたが、刑の軽さを認識したうえでの犯行で、組織も「対した罪にならない」と青少年を積極的に殺し屋にリクルートしている。
軍も警察も、殺し屋を逮捕してもいずれ社会に戻るのを嫌って犯人を意識的に殺害し、まき沿いで多くの市民も犠牲になっている。結局この国での「死刑廃止」は何の意味もなく、むしろ殺し合いの増加を招き、生命尊重が被害者の増加を招くという矛盾を生んでいる。このような社会では「社会の正当防衛」としての「死刑」も必要ではないだろうか?数百人殺したと豪語したギャングもいたが、こんな犯罪者もいずれ社会に戻る。犯罪者にとって「死刑廃止」が都合のいいものでしかないという現実を理解し、画一的に「死刑廃止」を押し付けるのではなく、それぞれの社会が持っている現実や犯罪処罰に対する社会通念や要求を尊重すべきで、とくにメキシコや南米のように、犯罪者が制度を悪用し、犯罪がはびこってしまってからでは根絶が不可能になる。メキシコはすでに、「死刑復活」や「処罰の厳格化」を叫べば翌日には暗殺されるような状況で、悪が力で勝っている。現状では死刑復活の望みはない。なぜならどの裁判長も報復を恐れて死刑言い渡しをしないからで、メキシコでの廃止にはこのような危険にさらされた司法からの要望もあったのだ。つまり、死刑廃止の採用は、犯罪がはびこってしまってからでは死刑制度復活の可能性さえも死滅させてしまう。現実にメキシコでは、犯罪撲滅を唱えた無数の政治家、官僚、市長など行政担当者が暗殺されている。どんな社会でも、悪のほうが行動はアクティブで巧妙である。
冤罪の問題もあるが、それは死刑制度の運用上の問題で、現実とは別問題だろう。千に一つの想像よりも、毎日の100の命を守るほうが大事なことだ。偶発的な殺人者と、何百人も殺害した殺人常習者の扱いが同じで、いずれ社会復帰することのほうが異常である。過去ブログ:メキシコ 12歳>14歳のヒットマン(殺し屋) 12月2日逮捕
そのジョージが2012年6月24日亡くなった。南米エクアドル沖のガラパゴス諸島(Galapagos Islands)のゾウガメ、「ロンサム・ジョージ(Lonesome George、独りぼっちのジョージ)」が24日、死んでいるのが見つかったとガラパゴス国立公園管理局(Galapagos National Park Service)が明らかにした。 ジョージはガラパゴスゾウガメの亜種、ピンタゾウガメで生存が確認されていた 最後の1頭で、年齢は100歳を超える(人間だと50歳ほど)と推定されていた。
死因は不明のため、解剖が行われる予定だ。 長年にわたってサンタクルス(Santa Cruz)島で世話をしてきたFausto Llerenaさんが ジョージが死んでいるのを発見。朝、水飲み場の方向に体を向けて体を伸ばした状態だったという。 ロンサム・ジョージは1972年(1971年とも)、ピンタ島(Pinta Island)で発見され、その後繁殖計画の為、エスパニョーラ(Espanola)島から連れてこられた、遺伝子的にピンタゾウガメに 最も近い雌のゾウガメ2頭がジョージと最期まで共に暮らしていた。参照記事
最後は「独りぼっちのジョージ」ではなく、嫁さん二人と暮らしていた。2008年の16個の卵はどれも孵化せず子孫を残せなかったが、亡くなっても今後の研究に役に立ってくれるでしょう。同時にジョージは、人類の乱獲と、生態系の破壊が引き起こす悲劇を、身を以って教えてくれた。ありがとう、そして、さようなら、ジョージ 最近のYOUTUBE映像 関連過去ブログ:絶滅種のゾウガメ、ガラパゴス諸島で生きていた 米研究(保存記事)
これより先の6月7日、同じCiudad Manteの中心部で、やはり14人(男性11人、女性3人)の切断遺体が放置されたトラックから発見されていたが、これに残されたメッセージは、ガルフ・カルテル、または同盟関係のシナロアからセタスへあてたものだったと言われている。現在、セタスに対しては、シナロアが CJNG:「新ハリスコ・カルテル:New Generation Jalisco Cartel 等を自前の戦闘、暗殺部隊として取り込み、セタスに全面抗争を仕掛けている。参照記事 写真はその時の物 州都 Ciudad Victoriaでは22日、市内数か所で爆破事件があり、市民8人が負傷している。過去ブログ:またバラバラ遺体発見 メキシコ フアレス市の殺人減少 メキシコ
6月22日に、シナロア・カルテルのボス、ホアキン・グスマン:通称エルチャポSinaloa drug cartel boss Joaquin Guzman Loera AKA El Chapo,の息子Jesus Alfredo Guzman Salazar AKA(通称:エル・ゴルド El Gordo 左 が逮捕されたとニュースが流れたが、その後彼は別人のFelix Beltran Leon 右 で、中古車ディーラーだったと判明した。誤認逮捕の翌日、ギャングのボスの家族の弁護士が会見を開き、息子は逮捕されていないと主張している。当局も公式に誤認逮捕を認めた。参照記事 写真は誤認逮捕された青年。
セタスとシナロアが争う中、6月17日にはエル チャポ グスマンの甥オベイド カノObied Cano Zepeda, nephew of drug lord Joaquin "El Chapo" Guzman24歳が、シナロア州の州都クリアカンCuliacan市の自宅で、車3台に分乗した武装集団にAK-47機関銃などで銃撃を受け、他2名とともに殺害(1名負傷)されている。彼には、2008年5月、武器の不法所持で逮捕歴がある。写真は。襲撃されたクリアカンの甥の住宅。
22日には、トルコ空軍の戦闘機RF-4Eがシリアの水域上空に出たところで撃墜された。シリア外務省のジハード・マクディシー報道官は声明の中で、撃墜は「暴力的」なものではなく、撃墜した軍機のパイロットは戦闘機がトルコのものであることを知らなかったと述べていたが、その後の報道では、攻撃はシリア軍の高射砲だったと言っている。参照記事 そして24日、一部で、シリア政府が撃墜はミスだったとして、トルコに謝罪したという記事も流れたが、これはトルコ側が流したデマだという推測もあり、トルコ空軍機が撃墜されたという事実だけが残った。
これは、今後の局面を変えるほどの重大な問題で、これによりNATO軍は、シリアがNATO条約の集団自衛権に抵触したとして、国連に遠慮することなくシリアを攻撃できる口実を得たことになるという。確かにトルコはNATO加盟国だ。下の写真は、武器も行きわたった反政府武装組織
すでにロシアは、いったんシリアに送った軍用ヘリを自国へ引き返す処置を取り国際非難を避け、相変わらず中国は沈黙している。やはり、国連や欧米からの反発を懸念しているのだろう。24日の報道でロシアはシリアに「アナン提案を守れ」と説得していると公表しているが、もうダメモトで言っているとしか思えない。シリア軍は今日も、市民への砲撃を続行している。監視団の報告では、シリア軍の砲撃での市民の犠牲者は、6月18日94人、19日62人、20日88人、21日168人、22日116人、23日116人となっている。Damascus, Homs, Aleppo, Idlib 、Daraaで紛争が起きていて、去年3月からの市民の犠牲者は1万5千人に上っている。 参照記事
2012年6月24日:トルコは、撃墜されたジェットは、トルコ側のレーダーと防衛システムの演習で、シリア沖20キロ13 milesの国際空域 を飛行中だったとシリアを非難し、さらにジェットは何の作戦にも参加してなく武器は一切搭載していなかったと主張。パイロット二人はまだ見つかっていない。参照記事 参照記事 トルコのアフメト・ダウトオール Ahmet Davutoglu 外相は、トルコ軍機がシリア対空防衛軍によって撃墜されたことについて、地中海上の国際空域で撃墜された後、シリア領海内に墜落したと語り、トルコのカリン補佐官はツイッターのなかで24日、「シリアは国際法に違反した」と書き込んだ。残骸は24日、シリア沖1300mの海底で確認された。 参照記事
当時、ホテルでは屋外で夕食会が催され、女性や子どもを含む多くのアフガン人が出席していた。タ リバーンは、同ホテルでは「さまざまな種類の羽目を外した行為」が宗教的な祝日にも関わらず行われており、この日はNATO軍関係者や外交官が多く宿泊していた。
記事のタリバンが非難する「さまざまな種類の羽目を外した行為」とは、別な記事では富裕層や外国人による「売春婦を交えた乱痴気騒ぎ: 'centre for prostitution' and 'debauchery'.」と説明されている。参照記事
今回のような、子供や女性を含む宿泊客が人質にとられた事は、過去11年のアフガンの戦闘でも稀な出来事とされている。一部の客は湖に飛び込んで脱出した。
現在アフガンでは、国際治安支援部隊(ISAF)の2014年末までの撤退に向け、国内軍、警官の訓練が進行中、ここのホテルの警備は手薄だっ
た。
アフガニスタンに駐留する米軍など外国部隊兵士の戦闘などによる死者数が、2001年10月の戦争開始以降の累計で3千人を超えたと、2012年5月、民間団体「アイカジュアルティーズ"icasualties"」が明らかにしている。それよると、累計死者数は5月13日現在で3002人。2010年に1年当たり最悪の711人を記録、2011年は566人だった。2012年はこれまでに155人が死亡した。国別では米軍(駐留米軍は2012年3月で9万1千人、2012年秋までに6万8千人に減らす方針)の駐留米軍が1968人と約65%を占めており、英軍の412人、カナダ軍の158人と続いている。
アフガニスタンで昨年2011年1年間で、テロや戦闘に巻き込まれて死亡した民間人が3021人にのぼり、2001年に米軍などがタリバーン政権に対する軍事作戦を始めてから最悪となった。国連アフガン支援団(UNAMA)2012年2月4日の報告書によれば、2011年の民間人の死者は前年より8%(231人)増え、死者数の増加は5年連続。このうちタリバーンなど反政府武装勢力によるテロや攻撃での死亡が2332人と全体の77%を占めた。
1:訓練で、後ろの兵士の誤射で帽子が吹き飛ぶが、冷静な兵士 (多分 空砲だとは思いますが、、。)
2:中国での手りゅう弾投てき訓練で、足元に落ちた手りゅう弾。教官の機転で助かる (これは本物!)
3::ラッキーな映像集大成
4:運の無い人たちの集大成
働く子供の内の1億1500万人が自らの命を危険に晒しながら働き、学業の放棄・継続的な貧困・若年期での妊娠などが、児童労働の原因となっている。「2億1500万人の子供たちが幼年期を失い、よりよい将来のチャンスを失っていることに世界は無関心でいるわけにはいきません。」とOITの責任者フアン ソマビアは述べている。写真はシリアの子供兵士Child Soldiers 。
南米コロンビアでは、2009年から始められた研究を元に2011年3月に国家統計局が発表したデータでは、コロンビアでは105万147人の子供が働いています。この数字は2007年時よりも35%26万3847人の子供がさらに働いてていることを意味しています。働く子供の内の36.1%が家族を助けるために働き、30%が自分が使うお金を稼ぐために働いています。農業部門で働く子供は37.3%と最も多くなって おり、児童労働問題は都市部より農村部でより問題となっています。また農業部門で働く子供の51%が報酬を受け取っておらづ、24%が最低賃金の4分の一 以下の報酬で、また通常の児童労働以外にも、児童の性的搾取や違法武装組織・犯罪組織によるリクルートなど、より悪辣な児童労働が存在し、「戦場に連れて行かれたり、麻薬密売などの犯罪行為に従事させられています。」と報告されている。 参照記事
国連は、世界の武力紛争と子供について昨年1年間の状況をまとめた報告書を公表した。アフガニスタンで8歳の少女を含む子供11人が自爆テロ を実行したのをはじめ、各地で武装勢力が子供の兵士を徴用している実態を説明。シリアでは少年少女が政府側に「人間の盾」として使われたと指摘した。
報告は20以上の国や地域などに分けて説明。アフガンでは地雷や不発弾で死亡した子供が431人に上り、8~15歳の男児に多かった。即席爆破装置 (IED)と呼ばれる手製爆弾による子供の犠牲者は123人。子供の徴用は316人で、大半がタリバンなど武装勢力だったが、警察によるものもあった。
シリアでは政府軍やアサド政権支持の民兵集団「シャビーハ」が民家から8~13歳の少年少女多数を連行、自分たちを守るため「人間の盾」に用いたとの目撃証言があるとした。(自動車のフロントに縛り付けたという記事が過去にあった)。 政府側元兵士に国連が聞き取り調査した結果として、「自由シリア軍」などの反政府武装組織メンバーや軍からの脱走兵がいると考えられた村の住民は子供も含 めて政府軍の標的になっていると指摘。デモへの無差別発砲を命じられたと証言した元兵士は、10~13歳程度の少女3人が殺されるところを見たという。参照記事;子供11人が自爆テロ実行 地で児童徴兵と国連 Free Syrian Army Accused Of Using Child Soldiers ほか
これ自体はすでに以前からの米国の主張を見ても違和感はなく、当然その程度の事はしているだろうが、もっと大きな問題がシリアには潜んでいる。
反政府勢力は大きく大別して、旧シリア軍離脱兵士からなる「自由シリア軍」と、おもにシリア内スンニ派市民、活動家の集団、そして、リビア、イラク、中東など海外から乗り込んできたイスラム系スンニ派武装集団に分けることができる。問題は、イスラム武装集団で、すでに彼等はイスラムの戒律「シャーリア法」に沿った新シリアを目指した行動に出ている。
最近の映像では、シリア国内の酒を運搬するトラックが襲われ、荷物の酒類が破棄されている。「シャーリア法」でアルコールの飲酒を禁じているからだが、そのうち、アフガンのタリバンのように、他宗教の禁止、女性の就学の禁止、西洋の文化全てを禁止する方向にでてくるだろう。写真は、トラックを襲った反政府兵士。映像から
アサド政権下では、ある程度の差別や強制はあったにしても、イスラムスンニ派、シーア派、キリスト教徒、アラウィー派などが混住して生活していた。はたして、シリア国民が望む国家体制とはこのような厳格なイスラム国家なのだろうか?このことは、欧米、同盟国中露も望んでいないはずだ。
最近の戦況はアサドに不利に見える。反政府側に対戦車ロケット弾が行きわたったのだろう、いたるところでシリア軍戦車が破壊されている。もともと、砂漠での戦闘を想定した大型戦車で、市街地で小回りが利かず、狙い撃ちにされている。残虐な殺りく部隊と言われる政府軍側「シャビハ」のメンバーの多くが捕らえらたり、殺害されている。記録映像:Doumaで小型バスで移動中のシャビハが攻撃された様子:遺体が多いので注意2012年6が17日投稿映像
2012年6月22日;ロシア外相Sergei Lavrovがロシアの St. Petersburgで、シリア責任者Walid Moallem と2時間の討議を行い、ロシア外相は、シリア側が同時に反政府側が撤退するという条件付きでの政府軍撤退の合意に至ったとロシア側が報道している。
一見、事態の進展に聞こえるが、同じことは過去にもあったが、そのたびに実現できず今に至っている。反政府軍はすでに以前から譲歩する気はなく、勝敗がつくまで戦うと言っているので、実現は難しいのではないか?このニュース、政治家同士の雑談ほどの意味しかないと想うのだが、ロシアは大きく報道している。無理も無い。この紛争の長期化の一因は中ロにあるから。 参照記事
ロシアは、このような話し合いをしながら、一方で民間貨物船で軍用ヘリをシリアへと運搬しているのが発覚している。(6月19日には、貨物船のヘリはロシアへ引き返したとロシア側から公表された 参照記事)
写真は各サイトに転載され、ネット利用者から「驚いた」「胸が痛い」との声が寄せられている。 専門家は長年の干ばつと節度のない開発がもたらした結果だと指摘する。中国の資料によると、干ばつは天候関連災害の50%を占めているという。多発する干 ばつの原因について、「森林の乱伐で蒸発散量が不足し、降水量の減少につながった」と過度な開発こそ、原因だと指摘されている。参照記事
人口も資源開発も共産党下での強引な計画に沿って突き進めた結果、いろんな弊害が出ていることはニュースで目にするが、一番それらに鈍感なのが中国人自身で、最大の問題点はこの事だろう。森林の消滅は地表に保水が出来ず、地下水の不足、大気への蒸発不足、干ばつを招き、木材の不足は海外の森林伐採を加速させる。国土の乾燥化は、黄砂を日本にまで運んでくる。実は日本もあまり大差はなく、歴代多くの内閣が誕生したが、誰も自然や動物愛護に真剣に取り組んで来ていない。一人「友愛」とかを唱えたのが居たが、あれは政策では無く、個人の抽象的な信条と言うやつで、その証拠に、誰もその方法も国家戦略も思いつかなかった。 過去ブログ:岩山をペンキで、、 中国の緑化
絵を発見した家の所有者から、最初に数枚の写真を受けた専門家らはすぐに本物であるとの確信を抱いたという。また今回このほかに5枚の作品が見つかり、専門家らはレンブラントの弟子らによるものとしている。すべての作品は、7月3日にクリスティーズで行われるオークションにかけられる予定で、推定金額は約8万ポンド(12万5千ドル:約1千万円)とされている。どのようにしてこの作品がスコットランドの家にやってきたのかはわかっていない。レンブラントの新作が見つかるのは非常にまれな事。過去、レンブラントの作品に、オークションで1枚30億円から15億円の値がついているが、オークションに出ることも非常にまれ。 英文参照記事 参照記事 過去ブログ:種の起源 トイレで見つかる 英国 発刊150周年1859年11月24日
2012年6月22日:東京・武蔵野市の動物園では、台風4号の影響で、高さ22メートルの大きな木が倒れて、リスの展示施設を壊し、およそ30匹のリスが逃げ出した。
井の頭公園に隣接する動物園「井の頭自然文化園」によると、6月20日朝早く、高さ22メートル、直径6メートルのアカマツの木が台風4号の影響で根元から倒れ、ニホンリス専用の展示施設を壊しているのを飼育員が見つけた。展示施設は、屋根の金網の一部が壊れて隙間ができ、中を調べたところ、飼育していた118匹のリスのうち、およそ30匹が逃げ出していたということです。
動物園では、パンなどを入れたかごのわなを仕掛けたり、飼育員たちが網を持って追いかけたりした結果、18匹を捕獲した。残りも、都会では目立つため、捕獲は時間の問題とか。
写真は逃亡中のリスと、倒木の様子
中学生のころか、リスという英単語 Squirrel の発音を「スクワレル」と覚えたことを思い出した。