2011年11月

スイス・ジュネーブの国連欧州本部に2011年11月11日新設された原爆常設展示に際し、準備段階で長崎市がこの写真を提案したところ、国連職員たちの委員会審査であっけなく却下された。「直立不動の姿勢が軍隊みたいだ」「この子は悲しいのに泣いていないじゃないか」。そんな物言いがついたらしい。、、」参照記事より抜粋
ほかのやけどを負った被災者の写真も、「子供たちにショッキングすぎる」などの理由で拒否されたとある。この写真(「焼き場に立つ少年」1945年、長崎、撮影 ジョー・オダネル:Joe O’Donnell )については、自分の2007年のブログに詳細を書き残してある。過去ブログ:1枚の写真。。。。
個人的には、どんなに悲惨なものでも、現実に起きたことなら見せるべきだと思っている。増してこの写真は、従軍カメラマンのオダネル氏が感動すら受けた場面を撮ったものだ。但し、軍曹の述懐の中にある「少年は気を付けの姿勢で、じつと前を見続けた。一度も焼かれる弟に目を落とすことはない。軍人も顔負けの見事な直立不動の姿勢で彼は弟を見送ったのだ。、、私は初めて軍隊の影響がこんな幼い子供にまで及んでいることを知った。アメリカの少年はとてもこんなことはできないだろう。、、」と言うのは誤解に近い。
戦後生まれの自分でも、朝礼とか何かあれば学校で直立不動を求められた記憶があるが、それは軍国教育とは無関係なもので、日本の学生ならだれでもする日本の礼儀作法だ。少年が敬礼でもしているのなら言うことも分かるが、当時の少年、日本人なら、悲しみに歯を食いしばり、焼かれる弟の前の態度としては模範的で、とても軍人などを真似したとは思えない。
恐らく国連職員は、この軍曹の英文記録を読んで「少年は軍国主義的な態度をとっている」と判断したのだろう。原爆の非人道性を直視せず、誤解とも思える米国人の主観を信じてこの写真の掲載を拒否したことには憤りさえ感じる。国連職員は一体この少年がどうしていたら満足なのか?ガムでも噛みながら、あるいは大声で泣き叫び、こぶしを振り上げて悲しみを表せとでも言うのか?あいにくだが如何に無念でも、日本には葬送に際して、そんな礼儀も作法も無い。


「東日本大震災の発生を“的中”させた研究者が、マグニチュード(M)9・0級の地震発生リスクが高まっていると指摘し、注目されている。震源地は関東地方 の近海、十勝沖の可能性があり、地震エコーと呼ばれるFM放送向け電波の乱れが「3・11」発生前と似たような動きを示しているというのだ。、、地震エコーの研究を続けているのは、北海道大元助教授で同大地震火山研究観測センターの研究支援推進員、理学博士の森谷武男氏だ。。。岩手沖の地下も不気味に動いているが、実際に大地震が起きるのは南は関東近海、北は十勝沖というわけだ。、、 これまで森谷氏の研究では2003年9月の十勝沖地震で、発生12日前に北海道広尾町の放送局からの電波を、本来はエリア外の弟子屈(てしかが)町でキャッチ。「M6-8の地震が起こる」と予測し、実際にM7・1、最大震度6弱の地震が発生した。」 過去ブログ:日本地震マップ 何か予兆はなかったか?

YOUTUBEドレミの歌 YOUTUBE混声合唱エーデルワイス ジュリー・アンドリュース
映画は、第二次大戦中のオーストリア、ザルツブルグSalzburgを舞台にした話で、映画でジュリー・アンドリュースJulie Andrewsと、7人の子供たちに歌われた「ドレミの歌」とか「エーデルワイス」など日本では有名です。内容は、ジュリー・アンドリュースが扮する修道女マリア(写真:1944年39歳と今も残る当時のザルツブルグの家)が、母親アガーテをしょうこう熱で亡くしたフォン・トラップ一家(ドイツではvon


原作は映画化の際にかなり誇張されているようで、映画は実話を基にしていますが事実は以下のようです。

つまり、大佐の反発は、ファシズム体制に仕える身であっても、隣国ドイツのファシズムに反発したものでした。当時のオーストリア国民の多くは、シュシュニック政権の抑圧に反発してヒトラーによる併合を歓迎し、1938年3月12日にナチス・ドイツの軍隊がオーストリアの国境を越えた時、抵抗する者は一人もなく、引き続き4月10日に実施された、この「併合」の是非を問うオーストリア国民投票では、実に99.73%が賛成票を投じたのです。オーストリア国民の多くがヒトラーを歓迎する中で、反対のものは亡命するか、転向するかの選択を迫られました。


一家は1935年のザルツブルク音楽祭で優勝後1936年から「トラップ室内聖歌隊」という名前で欧州各地でコンサートを行っていて、それがアメリカでの公演依頼につながり、一家はアメリカ公演を口実にオーストリアからスイスへ汽車で渡り英国を経て米国に亡命したのです。執事ハンスのその後は不明です。このことは映画の内容とは大きく違い、一家は訂正を求めましたが、映画では訂正されませんでした。
一家の渡米後1941年に真珠湾攻撃で第二次世界大戦が起き、敵国人としての扱いでスパイと疑われたり金銭的にも相当苦労したようです。徴兵され欧州でドイツと戦った長男、次男も戻り、1946年父親が亡くなり、1948年米国市民権を取得。一家は1956年の解散まで「トラップ・ファミリー合唱団 Trapp Family Singers」として米国内でコンサート活動を行い、記録映像 晩年マリアは数人の子供たちと米国バーモント州ストウにトラップ・ファミリー・ロッジを開き、自給自足の傍ら訪問者をもてなしながら各地で講演活動を行い、1987年3 月28日(82歳)に闘病生活

ヒトラーはオーストリア出身で、ユダヤ人の絶滅政策で有名なアイヒマンはオーストリア人でした。併合時のオーストリアにはドイツの次に大量のナチス党員が存在し、恐らく当時のオーストリア国民には、一家は祖国を捨てた非国民としか写らなかったでしょう。海外亡命者や愛国者の一部はナチス抵抗運動を起こし、やがてドイツが降伏、オーストリアは1955年に永世中立国を宣言し、ようやく連合国からの占領統治を脱し独立を回復するが、その前後にオーストリアから湧き上がったのが「犠牲者論」で、オーストリアはドイツ占領政策による犠牲者だと言う主張です。その被害者意識は今のオーストリアにも引き継がれているそうです。参照記事 参照記事 参照記事 マリアの参照記事
オーストリア人のこの映画に対する思いとは裏腹に、この映画でザルツブルグは有名になり、今に至るも莫大な観光収入を地元に落としています。2007年次女マリア92歳さんの記事 *次女のマリアさんは結婚しなかったため、継母のマリア・フォン・トラップさんと同姓同名のようです。2013年7月には来日して日本で公演を行いました。「フォン・トラップ・シンガーズ」初来日公演! 来日コンサート予告映像 来日時の映像 1947年に亡くなったトラップ大佐は、彼らのひいおじいさん(曽祖父そうそふ)になる。



ロシアのサイバーテロ犯罪集団が、米国イリノイ Illinois州スプリングフィールド 市Springfieldの水供給施設(写真)のコンピュータープログラムに進入し、遠隔操作でポンプの開閉を連続して行い、機械を破壊していたことが確認された。施設に侵入のための名前やパスワードは、ソフト会社に侵入して入手していた。2011年11月8日に確認された事態に対し、管理機関は「憂慮すべき先例:a worrying precedent 」という表現で危機感を言い表している。
危機管理の専門家は「これは、確認された外部からの攻撃による初めての被害で、社会基盤(インフラ:infrastructure)の危機である。彼らが施設本部に侵入したことから、しようと思えば何でもできただろう。」と、施設が危機的状況をあると言い、現在FBIを含む捜査機関が捜査を行っている。今回進入されたSCADA:Supervisory Control and D

図は、別なハッカーが送りつけてきた、米国南ヒューストンにある下水処理施設のチャート図面。全てお見通しだという意味だろうか?

この原理を応用し、たんぱく質などを除いた甲羅を粉末にして紙でろ過し、樹脂を加えて透明 シートを作製。シートはキチン繊維の効果で、元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板 にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状

▽画像 京都大が開発した技術で透明になったカニの甲羅(上)。下は加工前の甲羅
2010(平成22)年度 生存圏科学萌芽研究 4 海洋生物由来の微細繊維「マリンナノファイバー」を配合した機能性繊維材料の開発
2009(平成21)年度 生存圏ミッション研究 18 「持続性マリンバイオマス「キチン」の高付加価値利用に関する研究 」

2011年11月17日、英国紙の報道の翌日、北京市警察当局は10月21日、天安門広場で湖北省黄岡地区の住民でWangといわれる42歳の男性の焼身自殺があったことを認め、病院に運ばれ手当てを受けていると公表した。自殺を図った理由として、法廷の判決を不服とし自殺をはかり、現在は回復中だと報じられた。


英国紙は、多くの目撃者がいたのに、まったく事実が流れなかったのは北京公安が情報封鎖をしたというニュアンスで書いている。恐らくそうだろう。さらに、中国側は助かったような情報を流しているが、その確認は西側メディアでは一切されていない。


方や大統領、方や経済学者の差はあっても、いままで追ってきたニュースの断片から推測できる範囲でまとまっている。どのような社会変化がおきるかの予想なら、しっかり欧州と日本のここ十年を分析すれば見えるような、、。過去ブログ:日本はこれを操れるか?
アメリカでコヨーテcoyoteとオオカミ wolfの雑種が生息域を拡大している。DNA研究によると、東海岸沿いに南下中のようだ。北米大陸に広く分布するコヨーテは徐々にアメリカ中部から東進し、五大湖周辺ではオオカミとの交雑が確認されている。DNAと頭蓋骨の調査から、ニューヨーク州やペンシルバニア州など中部大西洋沿岸地域では、既に繁殖能力のある雑種が生まれているようだ。今回、コヨーテの糞のDNA分析を実施したところ、さらに南のバージニア州で初めて雑種が見つかった。北東部のニューイングランド地方からアパラチア山脈に沿って南下したと考えられる。また、南東の州に進む別の移動ルートも特定された。2011年11月8日参照記事より抜粋 上の3枚はコヨウルフといわれる異種混血雑種
英文記事ではハイブリッド・コヨーテHybrid coyoteの言葉をオオカミとコヨーテの雑種に当てているが、コヨーテには野犬との混血もいて、こちらもハイブリッド・コヨーテHybrid coyoteと書かれることがあり、ここでは二つをあわせた新語「Wolfyote」「 Coyowolf:」の内、比較的使用されている「コヨウルフ: Coyowolf:」を使用する。コヨーテはオオカミより小柄で、一頭では鹿を捕食する力は無いが、コヨウルフは体が大きく鹿を捕食し、コヨーテの雑食の特徴も併せ持ち、環境への適応能力が高いといわれている。下の2枚のうち、右の黒いのが米国五大湖周辺の純粋な灰色オオカミGray wolfと隣が小柄な米国のコヨーテCoyote 。参照記事英文
自然とは時に想像以上にたくましい。森林に住む肉食のオオカミが数を減らす一方で、人里近くにも住み着き、雑食で生命力の強いコヨウルフを生み出した事実は偶然ではなく、環境に沿った種が必要になった。それが今だったのでしょう。このハイブリッド、コヨウルフの誕生を調べながら、なぜか日本の将来の生き方を見たような気がします。

この聞きなれないものを調べると、冬虫夏草(トウチュウカソウ)中国語: 冬蟲夏草 、ネパール語で『ヤチャグンバ』とか『ヤクチャゴンバ』 Yarchagumbaと言われる物だとわかった。蛾の幼虫に寄生して成長するキノコの一種です。
この貴重で、買値がキロ当たり数十万円の価値のあるキノコの採取をめぐってネパール北部の 高地Manang地区(下の地図の赤い部分)で喧嘩になり、低地から来た侵入者7人が殺されたという事件だった。事件は2009年6月、中国との国境に近い山間部で起き、判決は殺人で6人が20年の禁固刑、13人が2年の禁固刑となった。ほかに逮捕された21人は無罪となったが、これが事件の起きた Nar村のほぼ全員とあるので、村民全員が媚薬の取り合いに参加

事件はNar村の住民が夜に冬虫夏草をひそかに採っている 低地Gorkha地区からの集団を発見し、未明にシャベル、ナイフ、棒、石を持って襲ったもので、死亡した被害者7人の内、警察は氷河の割れ目に捨てられた2遺体しか発見できず、残りは村民が切り刻んで渓谷に投げ捨てた様だと警察が公表した。左は、間に合わせに作られた刑務所。裁判所は、村の近くの道路から2日かかり、裁判での陪審員には欠席するものも居たそうです。



2011年11月16日、国の税金の無駄遣いをチェックする「国会版事業仕分け」が実施され、2009年の政府の事業仕分けで 「京」の開発費が110億円削減されながら、世界一を達成したことについて、複数の委員が「110億円は本来、必要なかったのではないか」と追及。110億円の削減後に「京」の運営費が1.5倍になったことや、計算速度 あたりの開発コストが米国の4倍あることも指摘された。
削減による影響を聞かれた理化学研究所の答弁は「影響は無かった」というものだった。運営する理化学研究所には文部科学省から34人が天下りしており、さらに、来年度以降も100億円以上の運営費が計上されており、高コスト体質も批判の的となったと報道されている。評価の結果は、14人中、予算縮減や見直しが9票、組織・制度の改変が4票、予算計上の見送りが1票となった。
歴史も実績もある独立行政法人理化学研究所だが、このスパコンに関し、運営母体理化学研究所が天下りの巣窟になり、文部科学省からの34人の天下りが運営経費を食いつぶし、結果は運営経費が米の1.5倍。おそらくいい加減な発注で予算をばら撒き、開発コストが4倍。スパコンが天下りの食い物にされていることは幾度も話題になっているが、天下りが無駄だとわかっていても、根本的に改革できない政治にがっかりする。結局、無駄を改革できない政治なら、政治家の存在も無駄ということになる。天下りを見過ごすとは、それほど大きな問題だと思うのだが、、。参照記事
TPPは現在進行中の経済圏で、説明は省きます。日本では余り書かれないですが、これには南米の太平洋岸諸国も含まれていて、米国の南米への中国進出を警戒する思惑もあるのだろう。
この大きな経済圏3つが日本で重なるわけで、光の3原色なら、ここ日本で3色が重なれば無色になるわけです。つまり、日本がこの3色をうまく器用に操れば、自由変幻自在に、場面に応じてどんな色ででも立ち振る舞える無色でいられるわけで、日本独自の新しい取り組み方が創造できるように思うのだが、そのためにも省庁の縦割り行政を見直し、臨機応変に、かつすばやく諸問題に対応していく体制の確立も大事だろう。しかし、日本はそんなに器用だったか?器用貧乏という言葉もある。
国内外の政治、経済の変化もさることながら、避けられない地政学的日本の位置から、日米関係を軸足にした上で各経済圏に敢えて身を晒し、そのメリット、デメリットを迅速に分析しながら果敢に対応して行く方向しかないと思えるのです。それを優柔不断、無責任な官僚機構に任せても無理で、政治主導で行くしかない。そのためには、政党を横断し、かつ政権と連携する、この問題に精通、特化したブレーンと専門機関が必要でしょう。農業保護も大事ですが、対策として補助金バラまきしか思いつかず、それを選挙に利用しようという自民レベルの頭脳では、この状況を切り抜けていくのは無理なように思います。

そのとき見つかった10歳前後の少年と女性(恐らく少年の母親)の化石を元に、今回芸術家のJohn Gurcheさんの手で、犯罪捜査の手法を用いて復元肖像画が作られた。説明記事では「目と口は現在の人間を思わせるが、頬骨や眉の上の飛び出した部分は野生動物を思わせる」とある。個人的には、もっと現代人に近いかなと想像していたが、正直かなりサルに近いイメージだ。ここから更に

左は、元になった化石。彼らは二足歩行し、小さな歯からは、道具で加工した食事をし、笑うなどの表情も持っていたと言われている。毛と肌の色は想像だが、そのほかは忠実に再現されているそうで、今後、化石から見つかったたんぱく質の角質からのDNA検査も行われる予定。 参照記事
科学や学者の努力で、自分も含む今の人類の起源が彼ら古代人類に由来することは判明している。先祖に手を合わせるとき、意識を200万年前にも馳せている。歴史を探求することの意味として、学問としてだけでなく、こういう意識が大事だと思う。ネコのフーが擦り寄ってくる。彼の先祖も、人間と一緒に氷河時代を乗り切ったのだろうか?窓の外にカラスが止まっている。彼らは遠く、恐竜を先祖に持ち、人間より長く地球に生きてきたのかもしれない。小さな野ネズミを見れば、よく生き抜いてきたねと感心するしかない。



ブラジルのサンパウロ Sao Paulo, Brazilにある動物園Sorocaba Zoo で、おっさん(Joao Leite Dos Santos)は酔っ払ってその勘違いをしたようだ。2011年11月13日の日曜日、「遊ぼうよ」とサルの折の中に入り、中の堀から近寄ったが、サルには不審者にしか見えなかったようで、このおっさん、サルに噛まれて何とか逃げ出した。多分、酔いも一気に醒めたでしょう。襲ったのは、クモザル spider monkeyで、手や肩を噛まれたおっさんは病院で手当てを受けました



相馬さんは犬との散歩が日課で、15日に川の土手を走行中、右カーブで左側の5~6メートル下に転落。そのまま車内で一夜を明かした。氷点下で雪が降る中、2人は窓の壊れた横倒しの車内で身を寄せ合い、一緒にいた相馬さんの愛犬「ジュニア」が一晩中澄海ちゃんの体を温めるように寄り添い、顔をなめていたという。ジュニアは7歳の雄で、盲導

15日から16日深夜にかけて、北海道は局地的に大雪だった。個人的だが、16日深夜旭川から札幌に向かっていたが、途中積雪で高速道路は美唄から江別まで交通止め。通常2時間弱の運転に3時間かかってしまった。冬タイヤにしたのはその前日で、タイヤ交換していなければ帰れなかっただろう。

象徴的なのが今年7月、米国防総省(ペンタゴン)が初めて公表した「サイバー戦略」で、サイバー空間を、陸・海・空・宇宙に続く「第5の作戦領域」として認識すると同時に、「米国へのサイバー攻撃には通常兵器での報復も有り得る」と宣言、仮想空間、現実を問わず攻撃に出る事を表明している。その後も中国、ロシアからと思われる米国国防省、金融機関(すでにグーグルはフィッシング詐欺被害に逢っている)を狙った悪質なサイバー攻撃は止まず、このままでは米国、その同盟国の安全が守れないとして、ペンタゴンはハッカー対策に専門家の採用を行っている。

在日米軍のフィールド司令官(空軍中将)は去る2011年11月14日、東京都内の日本記者クラブで行われた講演後の質疑応答で、米軍と自衛隊などがサイバー攻撃への対処に関する協議を行っていたことを明らかにしている。