2011年06月



右がご本人の写真。見た目あまりに



奈良の県鳥「コマドリ:駒鳥」が営巣地(えいそうち)の台高(だいこう)山系で減少している問題で、県は2011年6月27日、県内のもう1つの営巣地、大峰山系でも、34年前から約1割に生息数が激減したとする調査結果を発表した。コマドリが巣をつくる「スズタケ:一般にクマササ」が野生のシカの食害で 激減したことが原因だが、愛鳥家は「山の生態系が変化している」と警鐘を鳴らしている。
コマドリは標高1200メートル以上の山に生息し冬は中国大陸に渡る。県内では台高山系、大峰山系で生息しており、昭和41年に県民の投票で県鳥として指定されたが県の レッドデータブックで希少種となっている。

同支部によると、コマドリが営巣する高さ約2メートルのスズタケが野生のシカに食べ尽くされたことが
原因という。シカ猟が減って個体数が増えたことや、温暖化の影響で積雪が少なくなり、シカの行動範囲が
広がったことも影響している。


首都トリポリ南西部に反政府軍が迫り、NATO軍は周辺の政府軍を空爆している。カダフィの終焉は近いだろう。今も、カダフィ大佐を支えるのは金で雇われた傭兵(マーセナリー:Mercenary)で、主に周辺のマリ、ジンバブエ、チャド、ニジェール、コートジボワール、モーリタニアといったアフリカ諸国の出身者で構成されている。彼らの報酬は傭兵になるだけで1万ドル(80万円)、さらに報酬として1日1000ドル(約8万円)とも言わ


2011年6月29日:フランスが反政府側や村落にピンポイントで武器、弾薬、医療品、食料を空から投下している事を認めた。これで急に6月上旬から反政府側が優勢になってきた事の説明が付くが、フランス軍の武器供与は、国連安保理決議が定めた武器禁輸に違反する可能性がある。フランスのアロー国連大使は、武器供与は市民を保護するためのものだと強調し、 安保理決議の武器禁輸に違反しないと主張した。左下:反政府軍。
2011年7月2日:カダフィ政権は、電話回線によるメッセージで「NATO諸国が撤退しなければ、我々はイナゴやハチの大群の様にNATO諸国に襲い掛かる、、」と戦場を欧州に拡大するという脅迫的なメッセージを流した。何を意味するかは不明だが、想像では欧州へのロケット攻撃だろうか?
2011年7月9日:リビアの首都トリポリでは9日にかけての深夜カダフィ大佐の宮殿付近で2度の大きな爆発があった。反政府軍は8日ミスラタ制圧、トリポリ接近とこまを進めている。

イスラム原理主義をベースにしたテロ組織には、代表的なアルカイーダ Al Qaedaが在るが、アルカイーダは国際組織で、同じような思想のテロ組織で、アフガンにはアフガンタリバン、パキスタンにはパキスタンタリバン(TTP)などが活動し、相互に連携している。現在拠点を失ったアルカイーダは、紛争中のイエメンでも反政府活動を活発化させている。ビン・ラディン殺害後も活動は沈静していない。



左は国別の25歳以上の糖尿病患者の上昇グラフで、上が女性、下が男性。サウジアラビア、メキシコで男女とも急増しているようだ。
こういう事実を見れば、TV番組で「大食い」を競い合うような番組は犯罪と言ってもいい。最近は非難されたためか、この種の番組はめっきり減ったが、食べ物のCMなどで「ガツガツ食べる」のを見せるのは、無駄に「ガンガン飛ばす」車のCMと同じで、あまり賢いCMではないだろう。

中国人民銀行が2011年6月14日に発表した報告によると、90年代半ばから汚職幹部や企業トップ、在外政府機関、公安幹部など約1万8千人が8000億元(約9兆9000億円)の資産を海外に持ち逃げしているという。

また、中国共産党規律検査委員会は2011年6月22日、2010年の1年間で汚職や職務怠慢などの党規違反で党員14万6517人を処分し、そのうち5373人については収賄など犯罪に関わったとして司法機関に処分を委ねたと明らかにした。参照記事




中国鉄道省元幹部の周翊民氏(右下)のコメントとして「CRH380シリーズ:ベースは日本の川崎重工が技術提供した車両「CRH2」」で、中国が主張する独自開発ではなく、日本やドイツの技術だと断言。日独の要請を無視し安全性を犠牲にすることで時速350キロによる 走行を目指したが、鉄道省トップの汚職による更迭で最終的に無難な時速300キロに落としたと2011年6月22日暴露した。鉄道省は自主開発と発言したが、周氏は日独の技術だと指摘し、350キロで走行して事故を起こした場合、日独メーカーは責任を負えないと表明しており、鉄道省も自前で解決できないとの見方で350キ走行をあきらめた経緯だったと暴露した。過去ブログ:どこが自主開発だ?
中国で、大型投資が多かった2009年に汚職や横領で立件された公務員が、4万1531人(前年比0.9%増)、閣僚級8人を含む局長級以上の幹部は212人(同14.5%増)、収賄額が10万元(130万円)以上の事件は2万1366件(同2.7%増)の記録がある。当時、過去30年間で約4千人の汚職公務員が海外に逃げ、約500億ドル(約4兆5千億円)の公金が流出したとあるから、その後もまったく勢いは止まっていないどころか、裸官は拡大しているようだ。彼らの一部が、国際的な麻薬(アンフェタミンなど)原料の違法密輸出などにも絡んでいることから、単なる中国国内の経済犯罪だと見ているわけには行かない。
2011年06月27日 犯罪
6月26日は国際麻薬対策の日
国連のデータによれば、地球上の人口の約5%に当たる2億1000万人は、一度でも麻薬を試したことがあるとされている。その一方で、毎年20万人の人々が麻薬によって命を落としている状況がある。麻薬の使用を抑えるための試みはもう100年以上続いている。1909年、上海アヘン委員会に13カ国
が参加し、アジア諸国からの麻薬に限って持込を制限する試みがもたれた。その結果、国際社会が麻薬対策に取り組んでいかなくてはならないという9つの決議
からなる上海条約が生まれたほか、その3年後にはハーグ条約が結ばれた。それ以来、麻薬の拡散を防ぐことを目的とする国際条約が多く締結されてきたが、残念なことに達成された成果はかなり限られたものに過ぎない。
いまや麻薬問題の中心はアフガニスタンとなり、アフガニスタンは麻薬生産において独占的な地位を占めている。世界のヘロインの90%以上がアフガニスタン産のものだ。それは10年前の世界の麻薬流通量と比べて2倍となっている。また最近の特徴は、テロリズムと麻薬の問題は相互に深い関連性を持っているという事で、アフガニスタンやパキスタンの多くのテロリストのキャンプが麻薬の資金で運営されている。アフガン戦争はアヘン戦争 タリバンとヘロイン 反米闘争の資金源
2011年6月25日のロシアの報道では、欧州を舞台に活動していた麻薬カルテル「バルカン・カルテルVulcan Cartel」が、複数の欧州諸国の警察によって阻止された。過去には「バルカン・カルテル」のルートで、700キロ以上のコカインが欧州へ流入した。グループは主に、クロアチア人によって形成され、麻薬は、ブラジルのサントス港からスペインのバレンシアへ貨物船で運ばれた。同カルテルの捜査には、3年が費やされた。5月11日に2300万ユーロ相当の368キロのコカインが押収され、8人のクロアチア人、アルバニア人、セルビア人、スロベニア人の計11人が拘束された。


2011年6月25日のロシアの報道では、欧州を舞台に活動していた麻薬カルテル「バルカン・カルテルVulcan Cartel」が、複数の欧州諸国の警察によって阻止された。過去には「バルカン・カルテル」のルートで、700キロ以上のコカインが欧州へ流入した。グループは主に、クロアチア人によって形成され、麻薬は、ブラジルのサントス港からスペインのバレンシアへ貨物船で運ばれた。同カルテルの捜査には、3年が費やされた。5月11日に2300万ユーロ相当の368キロのコカインが押収され、8人のクロアチア人、アルバニア人、セルビア人、スロベニア人の計11人が拘束された。


「総コスト」は、揚水を含む原子力が12・23円、火力9・9円、水力3・98円となった。原子力発電は、最も割高な発電だったことになり、原子力が安いという神話は虚構だったと結論付けている。*「揚水」とは、発電量が火力や水力のように調整できない原子力の夜間余剰電力で水を高所にくみ上げ、その落下で水力発電をするもので、原発に抱き合わせで設けられる発電施設。関連ブログ:揚水式水力発電 今、可能な電力補充
これまで国が言っていたのは「1キロワット時の電力を作るのに、水力は約12円、石油11円。そこへもってくると、原子力なら半分の約5円で済む」と言うもので、上の検証が正しければ、国も政治家も、役人も、実態を知りながら国民にうそを付き続けてきたことになる。おまけに、わざと水力発電を高く計算していた節がある。今まで30年以上も推進した自民党は、これをどう説明するつもりなのか?自民は、それでもまだ将来の原発の再稼動を示唆している。まだ利権にしがみつきたいとしか思えない。
こうも計算が違ってくる根拠を簡単に列記すれば、、。 詳細、元記事は:参照詳細記事:2011年6月21日「原発「安価」神話のウソ、強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ」
- 原子力の発電コストは、三つの要素で成り立つ。第1が、燃料費や人件費など、電気を作るうえでかかる「発電費用」。第2が「バックエンド費用:発電に伴って出る使用済み燃料を再加工したり、廃棄物を処理する費用」と呼ばれる。これに、「立地費用:原発を誘致した地元自治体に対する補助金や交付金」が加わる。驚くべきことに、国が言う「原発5円」は、1と2のコストしか含めていない。他にかかる計算上のコストとしては
- 先にあげた「揚水発電のコスト」’開発、建設、維持費等)が計算されていない。(一基5000億円以上)
- バックエンド費用”が、極めて過少評価され、国の04年試算18・8兆円に対し実にその4倍、70兆円規模に膨らむ可能性があると週刊東洋経済が指摘する。
- 青森県六ヶ所村にある再処理工場の費用、政府試算11兆円は、処理能力不足で22兆円に膨らむと指摘
- 試算されていないMOX使用済み燃料分の再処理施設に11兆円以上、再処理しなくても高額な処分費用
- 高レベル放射性廃棄物の処分に関する費用を、政府は固化体1本のコストを3530万円として、2兆円余りの試算だが、1本の貯蔵費用は1億2300万円程度と、政府試算の3・5倍と指摘。
- 高レベル廃棄物もほかと同様、全量再処理とすると約17・8兆円と指摘。これは、国試算ベースの7倍
- 現実に今起きている事故に関する費用は、今後の原発に加算されるはずで、福島第一原発の事故処理、賠償、そして廃炉にかかる費用など、未知の巨額な費用がこの先計上される。
- 最後に国が計算していない第3のコスト。発電所の建設を受け入れた地元自治体には、見返りとして、多額の交付金や補助金がある。これも、発電コストにほかならない。利権と言われる部分だ。
書き添えれば、日本での原発絡みの全てが異常に高く、原因は政官業、さらに補助金交付や企業に食らい付く天下りが癒着して、入札もせづに高値で受発注しているのが原因といわれ、想像だが、世界一高い買い物を敢えてしているのだろう。この流れを推進したのが自民党政権だった事ははっきりしている。これでは、税金で泥棒を養っているようなものだ。今も、今後も続く、国民、国が事故でこうむった経済的損失などは、もはや天文学的数字だろう。経済は鈍化し、何一つ生産、生活コストは下がら無いまま国は企業や国民に節制、つまり耐乏生活を要求している。経済が分からないお役人よ。なぜ人はスーパーの安売りに行くのか?薄利多売が理解できるか?つまり、高速道路などは安いほうが利用率が上がることは実験で実証されているのに、いまだにバカな机上理論で運営している。もう国内生産業は、コストの安い国を探すしかない。

実はマギ、今年の2月に交通事故に遭い、前足2本が麻痺してしまいました。つまり現在、リハビリセンター( Hawksland Canine hydrotherapy centre St Issey, Cornwall:正しくは水治療法センター) でリハビリ中なのです。トレーナーさんは本来、犬のリハビリ担当で、猫は初めてだそうです。
マギは、最初こそ嫌がりましたが、もともと水には抵抗が無いのか、すぐに泳ぎをマスターし、犬専用の長さ4m,深さ90cmのプールで毎回15分泳ぎ、その結果、驚くほど回復しています。普



その後ナキオには特性の義足が開発され、今は自由に散歩したり、他の犬と公園でかけっこをしたり、ボールを追って、蹴ったりも出来るようになりました。この開発には、コロラドのデンバーで、ペットに義足を無料で提供するMartin and Amy Kaufmann( Orthopets社)夫妻の努力がありました。夫妻は、人間だけでなく、不自由なペットを助けたいと組織を立ち上げたそうです。それを支援する人も多いという事でしょう。

社会の成熟度とはこういうことで、未だに公設の住宅でペットを認めない日本とは大違いです。人の気持ちも理解できない政治家に、動物を愛護しろといっても意味さえ分からないだろう。ポーズだけの条例を作っても魂が入っていない。災害地でも、人を避難させて、後は知らん振りの行政には「あんたらはバカだ」と言うしかない。これからの公共事業には、動植物を含む自然の再生が重要で、これにより新しい雇用も発生する。高齢者にペットを奨励し、高齢なペットの引き取り先を確保すれば、捨て犬やネコは幸せに生きられるだろう。豊かな社会つくりに、一番障害になっているのは政治の無慈悲と無教養ではないのか?日本人の魂を忘れている。明治の国つくりに、政治家は「和魂洋才」を合言葉にした。今一度思い返すべきだろう。(上が、元気に散歩する今のナキオ)参照記事

フィンランド国会(一院制)は2011年6月22日、次期首相に ユルキ・カタイネンJyrki Katainen国民連合党National Coalition Party党首(39)を賛成多数で選んだ。社会民主党や左派連合、緑の党など6党連立政権を発足させる。4月17日の総選挙では反欧州連合(EU)の姿勢を掲げる 「真のフィンランド人:かなりな保守政党」が第3党に躍進したが、ポルトガル支援に反対して他党と折り合わず連立政権協議から 離脱。その後も財政健全化のために歳出削減と増税のどちらを 重視するかで政権協議が長引いていた。ロイター通信によると、カタイネン氏は 「歳出削減も一部の増税も必要だ。(財政再建で)責任を果たさなかった国があるが、我々は彼らの仲間にはならない」 と語った。参照記事

ユルキ・カタイネン氏は、副総理大臣兼財務大臣だった2010年1月来日している。その時会談したのは、当時の菅直人副総理大臣兼財務大臣、谷垣貞一 自民党総裁、白川方明日本銀行総裁。いずれも世界から経済音痴とレッテルを貼られている。特に日銀総裁は無能とさえ言われている。会ったのがこのメンバーでは、さぞやがっかりして帰国されただろう。


「おひかえなすって、お控えなすって、早速、お控えありがとうござんす。浜辺3間借り受けましての御仁義、失礼さんにござんす。これより、あげます言葉のあとさき、間違えましたらごめんなすって。手前、生国と発しますは、太陽系は地球にござんす、地球といいましてもいささか広うござんす、地球は最果て、ここよりはるか800里(3200キロ)大向こうの南極の、金波銀波の荒波踊る、わが身にゃ程よい冷たさの、氷の海で産湯を使い、姓は皇帝、名はペンギン、人呼んで「流れ者のペン吉」と発します。勝手に流れ着いた流れ鳥とは言え、右も左も分からぬふつつかも者故、この地にあっては多少難儀にしております。以後、面体お見知りおきの上、しばしの面倒おたの申します。」

と言ったかどうかは知らないが、恐らくは1ヶ月以上の長旅の果てに流れ着いた先はニュージーランドだった。途中まで氷に乗り、オキアミや好物のイカを追っているうちにたどり着いてしまったのだろうと推測され、次期に南極に戻してもらえるそうです。年齢は10ヶ月ほどで、今は身長60cm程ですが、大きくなると身長1.2mほどになります。極寒の、時にはマイナス50度にもなる南極に生息しています。水は雪から取るので、雪の無いニュージーの浜辺ではさぞかしのどが渇いたことでしょう。浜辺を犬と散歩していた婦人に、海辺をヨチヨチ歩いているところを発見されました。ニュージーでの発見は44年ぶり。参照記事 2011年6月22日の記事より YOUTUBE動画




2011年7月31日:ハッピーフィートは体重が4キロ増え、健康診断も無事に終え、早ければ数週間後には南極に戻れる可能性が見えてきた。参照記事
2011年9月13日;その後ハッピーフィートは健康を快復し、南太平洋の沖合いで船から海に戻された。その後、取り付けられていたGPS位置測定装置で行動が監視されていたが、南極までの行程の半分ほどで消息が途絶えた。装置が脱落したか、大型の海獣に襲われた可能性がある。無事だといいが、、。
サウジアラビア
Saudi Arabiaで働くインドネシア人 Indonesian女性が死刑判決を受け2011年6月18日、刀による斬首刑が執行された。インドネシアの家族は執行後19日、初めてその事実を知らされ、ジャカルタのサウジ大使館前では連日抗議デモが続き、両国関係が悪化。処刑されたのは、聖地メッカMeccaで家政婦だったルヤティ・ビンチ・サトゥビRuyati binti Sapubiさん(54歳右)。
昨年1月、
雇用主の女性から暴行を受け、逆にナイフで刺して殺害。今年5月に死刑判決を受けた。、、 サウジでは80万人を超すインドネシア人女性が働き、NGO(非政府組織)「ミグラント・ケア」によると、 一昨年1年間で1000件以上の暴行被害を受けた。性的虐待や賃金不払いなどの問題も生じている。 こうした待遇に家政婦らが反発して起こした事件も相次ぎ、昨年末の時点でインドネシア人労働者計1050人が収監された。24人が殺人罪で死刑判決を受けているという。ルヤティさんも以前から、インドネシアの家族に暴力や賃金不払いなどを繰り返し訴えていた。参照記事
2011年6月23日、インドネシア人のメイドが出稼ぎ先のサウジアラビアで斬首刑に処されことに対して、インドネシアのユドヨノ大統領President Susilo Bambang Yudhoyonoは、事前通告のない死刑の執行は国際的な行動規範に反するとして、サウジアラビア政府を批判し、出稼ぎ労働者の派遣を停止する方針を示した。大統領は、「事前通告のない死刑執行は、国際的な行動規範に反するものであり、強く抗議する」と述べ、8月からサウジアラ
ビアへの出稼ぎ労働者の派遣を停止する方針を示した。サウジアラビアにはインドネシアから多くの労働者が出稼ぎに出ており、現在、その数はおよそ
100~150万人で、ほとんどが家政婦という記事もある。参照記事
人口が少なく(2580万人)、オイルマネーが豊富なサウジは比較的裕福で、同じイスラム教国ということでインドネシア人が優先されるのだろう。それにしても通告もなしにいきなり斬首とは、、。イスラム法による刑罰は厳しく、今でも斬首や窃盗犯には手首切断が行われている。右下は今回の公開斬首刑の写真 参照記事

昨年1月、




30年に渡り長期政権を維持したムバラク大統領だが、2011年1月に発生したチュニジアでのジャスミン革命の影響を受け、政権にしがみついたが国民の民主化要求に屈し、同年2月11日辞任、4月13日にはデモ隊に対する暴力行為への関与、また不正蓄財の容疑で息子二人と共にエジプトの検察により拘束されていた。調べてみれば、14兆円という援助資金を勝手に使いまくり、世界中に財産を隠匿(すでに凍結されている)していた。長期政権維持のため、部下や閣僚にも相当ばら撒いたであろう。所詮軍人上がりの政治はこんなもので、彼が副大統領から大統領になる前の、暗殺された サダト前大統領 Muhammad Anwar al-Sādāt(写真下右)も資金の不正流用の噂が絶えなかった。この援助資金には、日本からの資金もかなり入っているはずだ。エジプトは2011年9月に、民主化後初の人民議会選(定数五一八)(国政選挙)を予定している。

リビアのカダフィもそうだが、軍人上がりの政治家には、国力イコール軍事力、政治は力と金という図式しか無い。そこには世界平和のための協調や努力のかけらも無い。日本では利権と言われる国費の乱用を、政治を盾に政治家、官僚、企業が集団で行うから始末が悪い。これを改善できない政治家が国民から尊敬されないのは当たり前で、立て前だけの、融通の利かない政治をいつまで続けるのか。

その犯人のしたことは、保護動物のコアラの親子に散弾銃を発砲すると言う残酷なもので、母親のコアラは絶命し、その横で瀕死の状態で発見されたのが写真の子供のコアラ 、今フロドと言うニックネームnicknamed Frodoをもらい懸命の看護をされているが、まだ危機を脱していない。フロドの体内には全身に15発の散弾銃の玉が確認され、頭などから3個を取り出したが、まだ残りは体内にある。刑罰としては1800万円の罰金か2年の刑務所送りとなるそうです。 $225,000 fine or two years in jail. 事件場所は Queensland's Sunshine Coast, north of Brisbane in Australia
散弾銃と言うから、普通は鳥撃ちに使うもので、遊び半分に撃ったのだろう



最近10年間で25000頭のコアラが、交通事故や犬に襲われたり、生育環境の消滅での餓死などで亡くなっていて、このペースで行けばいずれ絶滅する可能性があるといわれている。右下はフロドの主治医のAmber Gillettさん。
2010年11月20日:以前犯人は不明でフロドの体内には8個の鉛弾が残っており、頭部に損傷を受け胃と腸に達している部分の鉛中毒が心配されている。手術はすでに2回を数えている。右下は現地新聞19日掲載の写真より
2010年11月22日:現在のところ鉛中毒症状は確認されていないが、6~8ヶ月の看護、もしくは体重が4kgほどになるまで観察は続行される。フロドに対する支援寄付も順調に集まり、22日で目標の1万2千AUD(約10万円)に対し、すでに80%が集まっている。犯人逮捕に向け警察は市民からの情報提供訴えている。 現地関連サイト

2010年12月14日:フロドが順調に成長しているとの近況があった。すでに体重は400g増え、現在に体重は2.36kg。依然7個の鉛弾は体


2011年1月5日:「止まらない動物への虐待」と言う記事が掲載された。新年のNoosaの通りで、運転中のカップルが野生のヤブツカツクリの子供Brush Turkey babyに石を投げつけている4~5人の若者の集団を見つけた。彼らは車で逃走し、傷ついた幼鳥は保護施設に運ばれる途中、苦痛の中で死亡した。当局は、コアラが銃で撃たれたばかりで、犯人の情報を求めると共に、見つけ次第起訴すると発表した。どうもオーストラリアには心無いバカが多いようだ。(写真は参考写真)


左は最近のものと思われるフロドの写真です。心なしか、たくましくなったように見えます。
2011年6月22日の報道で、日時と場所の詳細はありませんが、6月20日前後にフロドは無事、森に帰りました。後は逞しい成長を祈るだけです。右下は森へ還るフロド。元気でなー!早く恋人見つけれよ! 参照記事