2010年11月
今月、Ama Hemmahという72歳の夫人が焼け死ぬ事件がガーナ Ghanaの首都Accra近郊で起きた。加害者はNancy Nana Ama Akrofie, 46, photographer Samuel Gunney, 50, Emelia Opoku, 37, Mary Sagoe, 52, and pastor Samuel Fletcher Sagoe, 55.の女性3人、男性2人の5人で、夫人に取り付いている悪魔を追いはらうとして体に灯油をすりこんで悪魔祓いを行い、ざんげを要求し、苦しみに耐える必要から火をつけたとも、間違って燃え上がったとも事件が説明されている。5人は夫人が魔女だと主張し、いずれも殺意や犯罪は否定しているが、さらに、宗教上の理由からこれを黙認した宣教師も存在し、共に非難されている。ガーナでは、このような迷信から魔女として追放や迫害された女性が1000人ほどいて、郊外でキャンプ生活を強いられていると人権団体の報告がある。(写真は焼け爛れた夫人で、収容先の病院で亡くなった)。加害者の一人が姉妹の家を訪ねた際に、その家の子供のベッドに、以前から魔女といわれている夫人がただ座っていた事が事の発端だった。
自分の回りで不幸な死、特に子供の死や災害などが起きると魔女探しの能力者が呼ばれ、年老いた一人住まいの老婦人などが魔女と判定される。魔女と名指しされると追放や暴行の犠牲になり、時には殺される事もある。中世の英国では、拷問の末に魔女と告白すれば絞首刑にされ、スコットランドでは火あぶりにされた。ほとんどの場合被害者は女性で、その時代数千人が犠牲になった。それから400年たった今、その悪習はアフリカで今も生きている。過去ブログ:迷信 ブルンジのアルビノ やはり、また起きていたアルビノ誘拐、虐殺
大統領は既に、政府支出の見直し、不要不動産の売却のほか、閣僚や政治任命職員の給与凍結、ボーナス削減を打ち出しているが、この日の声明では「財政赤字を抑制するには幅広い犠牲が必要だ」と指摘。対象をさらに拡大することで、一段の歳出抑制、削減に努める姿勢を強調した。
制度化するには議会での審議が必要で、そう簡単でないことは分かるが、米国もここまで行き詰っているという事が良く分かる。右は1980年4月、アフリカのウガンダで、国の経済が破綻し、餓死寸前の子供の手をとる視察団の写真だ。オバマ大統領としては、米国中の公務員の反発を覚悟で給与を削減し、何とか経済の破綻を回避し、一人の餓死者も出さないようにしたいということだろう。日本の中で「財政赤字を抑制するには幅広い犠牲が必要だ」と言い切った政治家は居ないが、状況は日本もほとんど同じか、もっと悪いといっていいだろう。
米国では失業が公式発表で10%とされているが、実際は17%以上と見られている。今年初めの状況で、食べ物を買う金に事欠く人々が益々増えて、食券入手を求める人々は7ヶ月連続で増えており、貧困者3500万人以上が緊急の食糧援助を要求している。米国では1930年代の大恐慌で500万人以上が餓死した。当時米議会は、統計を犯罪的操作で偽造して、真相を発表しなかったが。
左の写真は1972年8月にボストン応用科学アカデミーの
水中カメラが捉えた怪生物。胴体の長さが推定5.4mにもなるこの怪生物は「ネッシーを捉えた唯一の決定的瞬間」と言われている。
休暇滞在中の高給取りのインド軍将校だと身分を偽って女性を誘惑し、部隊に戻る前に結婚したいと女性を説き伏せて結婚した後、女性を西部マハラシュトラ( Maharastra)州のムンバイ(Mumbai)やプネー(Pune)の売春宿に1人7万~10万ルピー(約13~18万円)で売り飛ばしていた。西ベンガル州West Bengalダージリン(Darjeeling)の非政府組織が警察に通報し、逮捕に至った、最近この地方で10歳から18歳の女性が行方不明になることが多発し警戒していた。男は、紅茶農家など貧困家庭の女性を狙い、5年間に少なくとも60人もの女性と結婚していた。被害にあった女性のうち、これまで に行方が分かったのは9人だけ。インドの紅茶農園については、劣悪な労働条件や児童労働などの問題が以前から指摘されていた。参照記事
それとともに、米空軍は今後5~10年の間、アンダーセン空軍基地に10~20億ドルを投じ、滑走路と約80万平方メートルの駐機場を増設する計画だ。完成すれば、滑走路は2本から3本に、戦略爆撃機の容量も現在の150機から200機以上になるという。さらに、アンダーセン空軍基地には「攻撃及び情報・偵察・監視ネットワークセンター」を建設し、徐々にグアム島を「地域指揮機関」に仕立て上げようとしている。
2013年までに、米軍は2.14億ドルを投じて、インド洋のディエゴガルシア島(Diego Garciaイギリスの属領でチャゴス諸島中の一環礁)米軍基地を強化する計画もあると いう。更に最近、ココス諸島(Cocos (Keeling) Islands)にも米豪共同運用のための空・海軍施設の拡大計画があると言われている。過去にはロシア海軍が使用していたイエメン沖のソコトラの空軍、海軍の使用許可を取り付けた米軍は、ソコトラ基地の施設拡充でインド洋沖のディエゴガルシア島米軍基地との連携を強化するという情報もある。
中国が合わせているのか、米軍が合わせているのかは分からないが、米国のすべてのスケジュールが中国海軍の原子力空母完成の時期と符合するのは偶然ではないだろう。はっきりしているのは、すでに米中のアジアに於ける軍備拡張、海軍増強は始まっているという事だ。参考記事 過去ブログ:どこが 日中平和だ!中国海軍増強 尖閣の酔っ払い船長と中国の海軍増強 軍部が外交に口を出す中国
事件は、南米アルゼンチンArgentineの地方裁判所が過去30年の間、実の娘に子供10人を生ませていたとみられる父親,Armando "Chin" Gómez 62歳(左下)を 性的暴行の容疑で逮捕するよう命じたというもの。同国北部サンタフェ州Santa Fe政府の公式サイトが2010年11月27日伝えた。地元紙によると、事犯はオーストリアの事件よりさらに悪質と強調。 娘は(写真右)現在43歳だが、母親が2歳のときに亡くなり、その後13歳の時から性的暴行を受け、銃を持ち歩く父親は頻繁に脅迫し、殺すとまで言っていた。最初の子供は15歳のとき出産、2人の間に生まれた子供のうち最年長者は17歳のとき、祖父が実は父親だったと知り、銃で自殺する悲劇も起きていた。DNA鑑定で、男が実父と判明した他の9人の子供は現在6歳から26歳に成長した。父親には現在20年の禁固刑が宣告されている。以前のオーストリアの事件とは多少異質だが、この国では似たような事件が過去にも起きていたという。
別なローカル紙によれば、事実の発覚は、今年6月4日にこの男に対する家畜窃盗の容疑で警察が家宅捜査し、違法な銃器の発見がきっかけだったようだ。左の写真の彼は子供のうちの一人。
昨年南米コロンビアでは30年にわたり実の娘を虐待し、8人の子供を生ませた男に禁固15年の実刑が下っている。この37歳の農夫Arcedio Alvarezは、娘が5歳のとき母親が他界し、それ以降虐待を行っていた。地図のマークはアルゼンチンのサンタフェ州
メキシコ中部ミチョアカン州に拠点をおくラ・ファミリア・ミチョアカーナ・カルテルLa Familia Michoacanaも11月25日に市内の数箇所に広告を張り出した。同時に同じ内容をマスコミにメールでも送ったらしいのだが。その内容が「我々は、警察が市民の安全を守ると約束するならカルテルを解散してもいい、、。」と言うビックリな内容で、当然だが警察は「ふざけるな!」とすぐに撤去した。この提案を拒否されたカルテルは相当ご立腹のようだ。確かに最近でこそラ・ファミリアやガルフカルテルの市民に対する残虐なニュースはあまり聞こえてこないが、ラ・ファミリアは過去には敵対相手の首を切り、最近18人の警官を待ち伏せて殺害し、敵対する組織と機関銃を撃ち合い、手投げ弾を投げ合っていた戦闘的な犯罪組織には間違いない。
左の写真も11月25日のラ・ファミリアからのものの一つで、ここには、この州で生まれ育った自分達が、この州の子供におもちゃや、金、学校をを分け与えたことを自慢し、住民の保護の求めに応じて、ギャングの中では模範的で指導的な立場に居るように努力している、、と書かれているとある。写真では警官がすでに撤去中だ。
市民の中には、長引く取締りに嫌気がさして、警察の強行な取り締まりに反対するものも多い。その根底には、多くの犯罪に、警官、役人が組織犯罪に加担している事への不満がある。現在も北部では100名以上の警官、公務員が軍からセタスに協力した容疑で審問を受けている。ある道端の広告には「組織犯罪は組織(国や州)によって仕組まれている」と書かれていた。
興味深い組織からのメッセージもある「我々を犯罪者と呼ぶのは一向にかまわないが、過去のこの国の独立と革命の時に戦った、今英雄と呼ばれる者の多くが当時犯罪者と呼ばれた。。」と、。犯罪を通してそこの国、社会が分かると常に思っているが、、やはりメキシコの風土と言うのは独特なようだ。過去ブログ:伝説の麻薬王エスコバル メキシコ麻薬勢力図 参照記事 参照記事2 参照記事3
2010年9月16日:米国の元大統領カーター氏が8月に訪朝した際、北朝鮮側から核問題をめぐる6カ国協議の再開を望む「明確で強い兆候を受け取った」と印象をニューヨークタイムズ紙につづった。
2010年9月17日:キャンベル次官補は、協議再開には北朝鮮による「誠実で明白なシグナル」が必要との考えを強調。特に南北対話の前進は、協議再開を検討する上での「必須の第一歩であり、実現されなければならない」と述べた。
米国主導で経済封鎖されている北にとって、6カ国協議を再開させることは重要な事で、米国に対しても再開希望のポーズを示している。しかし、これはひそかに進んでいた原子力施設充実までの時間稼ぎで、中国としっかり連携して、交渉を強引に再開させるための韓国への武力挑発を準備していたのではないかと思われる。以下の記事からも北が中国と兵器の充実を進めているのが分かる。
2010年10月18日:中国共産党第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で、習近平(シー・ジンピン)国家副主席が中央軍事委員会副主席に選出された。これにより、2012年に習副主席が胡錦涛国家主席後の次期国家主席に就任する路線が確定したと見られる。 写真上
2010年10月末、10月末、中国と北朝鮮の間で2千万人民元相当の銅鉱石と榴弾砲搭載の戦車が実物貿易の形で交換された。中国が北朝鮮に提供した戦車は計15台で、中国瀋陽市で検収したばかりのモデルの改良版という。
「米国が6カ国協議の再開を諦め、冷淡化するならば、北京政権は、平壌を煽ってことを構えるだろう。朝鮮半島で再び戦争を起こしても構わない」―北朝鮮による砲撃事件の前に、それを予言したかのような記事が香港誌『動向』2010年11月号に掲載された。北京政権は「石油など資源の確保」と「政治体制の維持」という自国の二つの核心的利益のために、北朝鮮をそそのかして事件を起こし、日米を牽制する狙いであると同記事は記している。
尖閣諸島問題では、米国が尖閣諸島は日米安保条約の対象であると表明したことにより日中関係が緊迫し、米中の対立が表面化することとなった。それに関係し て、中国が北朝鮮との関係を誇示する一方、北朝鮮の金正日政権は中国からの強力な支持を得るため「自ら中規模の戦争を起こすだろう」と同記事は予測してい る。
2010年11月23日:北朝鮮の延坪島攻撃当日、平壌では中朝政府経済貿易協定が調印された。10月25日の朝鮮戦争60周年記念座談会で、習近平・国家副主席は朝鮮戦争を「正義の戦争」と改めて位置づけている。
香港誌「動向」の予測はずばり当たったということだが、これをどのように理解するか?いろんな憶測が可能だが、米国との直接衝突は避けたい中国としては、飼い犬同様の北に米国の同盟国韓国へ挑発行為をさせ、少しでも中国が有利な状況になる事を画策したのではないだろうか?これは日本にも関係する事で、米国の同盟国日本、韓国に不安を起させたくなければ北をコントロールできる中国の意見を尊重し、日本に対しては中国の資源開発に有利な後押しをし、同時に米国は中国政府への人権、民主化への介入を止めろということだろう。さもなくば、北を暴れさせるぞと言う事で、中国への忠誠の証に、北はあの手この手で時間稼ぎをし、中国の支援で準備を整え韓国に砲撃をしたと読むことが出来る。しかし、こんなブログで書けるほどに、すべてはバレバレで、今中国は国際間での反発が想像以上で孤立しかね無い状況だ。米国はいずれ中国との衝突があるという前提で2014年を目指しグアムの米軍基地を拡充している。日本の普天間基地問題を急ぐ理由もこの辺だろう。2014年と言うのは、予定では中東から米軍が撤収する時期と符合し、次はアジア問題に集中すると読むことが出来る。歴史は今、北朝鮮、韓国という代理をたてて、米中が戦争しかねない状況だとも言える。日本は巻き込まれないように、うまく立ち回れるのか?
2010年11月28日:中国は緊急に6カ国協議の12月上旬開催を提案したが、韓国は即答で拒否した。
北朝鮮の団体「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は28日「砲撃の硝煙が消えないうちに、原子力空母をはじめ膨大な武力を送り込み軍事演習を行うのは、侵略の口実をつくり戦争を起こそうとする以外の何ものでもない」と強調、「狂犬にはこん棒と言うが、(米韓の)侵略者はこれからこん棒の痛みをたっぷりと味わうことになるだろう」と警告した。24日、米韓合同軍事演習のため横須賀基地を出港した米原子力空母ジョージ・ワシントン
韓国とすれば、裏で北朝鮮に軍事支援し、恐らく直接、間接的(イラン経由?)に核開発にも協力してきた中国に対しては相当不満があるだろう。韓国への砲撃を容認した中国に対し、まだ兵士、民間人の葬儀中であり、国民感情から、北をどう支援するかという協議には韓国はそう簡単にはOkは出せないのが普通。国民感情というものが理解できない中国。情けない国だ。米国も、無い筈の大規模濃縮ウラニウム施設を見せ付けられると言う大恥をかかされ、そう簡単に協議参加は出来ないだろう。日本は、メンツを潰された米国の顔をたてて協議参加へは難色を示すと言うのが流れじゃないか?普通はそうすると思うが、今の内閣はおかしな判断するから、どうなるやら、。現実的には、協議再開どころか、国連による対北朝鮮追加制裁というのがあるべき方向だろう。空気読めない中国と言うしかない。恐らく中国は今、北から韓国への再攻撃を打診されあわてているのではないかと、想像だが、。
白猫で青い目のフーは相変わらず、最近は病気も無く、いつもマイペースで何かにつけて人間とおしゃべりしながら過ごしています。朝の挨拶から、寝る前の挨拶まで、子供の頃から欠かさず「ミャン、ミャン」とこっちの目を見ながら話してきます。とにかく人と居るのが大好きですが、他人に非常に神経質なのは今も変わりません。自分が寝る前に、まだ子供のミーの寝ているのを確かめに行く良い兄貴です。
ノルウェージャン風で、目が緑っぽいミーちゃん、すっかり大人になり、今はまた冬用の襟巻きがフサフサしてきました。ミーちゃんのお得意はペロペロで、とにかく何かにつけてなめてきます。野菜が好きで、台所で毎日野菜のくずを頂いています。生まれたときの後ろ足の不自由も今は治りました。悪い事はしませんが、パンが好きで、朝のトーストをもって行こうとするヤンチャで甘えん坊です。
どちらも野良ですが、大切な家族の一員です。
2010年11月25日の記事から、Detroit Zooで、14歳のボスのシルバーバックゴリラ silverbac gorillaの Chipに挑戦したのは、12歳のPende。見事にPendeの左が決まった瞬間の写真です。それにしても、この太い腕からの左ストレートって!!!!どうやら、最近台頭してきた若い弟分に不満のボスが仕掛けたのか、相手が悪かった?ケンカの後、若い方がボスに納まったようです。元記事
軍関係者は25日、「北朝鮮が延坪島攻撃に使った砲弾を処理する過程で、熱圧力弾の不発弾が見つかった」とし「熱圧力弾は高熱と高圧を発生させ、多くの人 を殺傷し、防護施設までも破壊する効果がある」と述べた。この関係者は「一般の爆弾と違い、今回は1次爆発後に2次爆発が起きて大規模な火炎が発生した」 と説明し、北が、コンクリートを貫いて火災を起こす122ミリ多連装ロケット弾(122-mm Multiple Launch Rocket System shells :MLRS)で島の焦土化、住民の殺傷化を狙ったと言及した。南北間の多連装ロケット戦力は、数の上では韓国側が極めて劣勢だ。北朝鮮が5100門余りを保有しているのに対し、韓国軍の装備数は200門余りに過ぎない。右は不発弾
多連装ロケット砲は、通常の曲射砲に比べ数倍の威力を持つロケット弾の発射管30-40本を束ねて、短時間のうちに発射できる兵器だ。122ミリ砲弾の場 合、弾頭重量(炸薬量)は約3.6キロだが、122ミリ・ロケット弾の弾頭重量は27キロを超え、曲射砲の砲弾に比べ炸薬量は8倍ほど多い。
参照記事:北朝鮮砲撃:北のロケット砲の脅威とは(朝鮮日報) に加筆。
韓国側の失態
➀最初の応射で動員された延坪部隊の自走砲K9は、6門のうち3門しか作動していなかった。合同参謀本部関係者によると、北朝鮮の砲撃 を受け2門に電子回路障害が発生し、1門は砲撃前に行っていた射撃訓練で不発弾が詰まった状態だったという。後に1門の障害を緊急修理し応射に加えた。また、島に配置されていた韓国軍のAN/TPQ-37対砲レーダーが正常に作動せず、韓国側は、通常報復攻撃には倍返しと言われるのに80発しか応戦できず、正確な敵陣地も把握できなかった為か反撃は13分遅れとなった。
②韓国軍合同参謀本部が25日に明らかにしたところによると、北朝鮮の最初の砲撃(150発余り)当時、対砲レーダーの誤作動により、砲弾が飛来する地点を正確に把握することができなかった。直射火器の海岸砲は対砲レーダーでの認識が困難だが、曲射火器の放射砲は探知が可能だ。関連過去ブログ:北朝鮮 韓国領内 延坪島へ砲撃 を見ると分かるが、島の韓国軍基地は山の上で、住宅地は山の陰に在るため、北は今回放物線上に弾が飛ぶ曲射砲を多用している。 参照記事
④ 政府当局者は11月28日、今年1月初め、金正日と金正恩(キム・ジョンウン)が北朝鮮軍部の関係者や対南関係者を集め、対南政策に関する会議を開き、この席で金正日(キム・ジョンイル)が西海5島攻撃を準備するよう指示を与えた情報を入手していたと明らかにした。軍関係者は、「上陸訓練を実施したという機密情報を入手して備えてきた」とし「しかし北朝鮮が放射砲を動員した大規模な砲撃を実施するのは予想できなかった」と述べた。
⑤2010年12月3日:韓国中央日報は「延坪島海兵部隊のK-9自走砲対応射撃は期待に及ばなかったという指摘が出ている。全体80発を発射し、商業衛星を通して現在まで命中したと判読された のは3発にすぎないからだ。対砲兵レーダー(AN/TPQ-37)が正常に作動しない点まで考えると、批判は避けがたい。」という記事を載せた。これが正しければ韓国軍の反撃はまったく的を得ていなかったという事になり、防衛体制に批判が出ている。
北朝鮮側の被害:26日の韓国中央日報によれば、韓国軍がK-9自走砲で対応射撃を加えた時は「ひどくやられている。被害が大きい」と上部に報告する北朝鮮茂島(ムド)基地の通信内容を韓国側がとらえていたと書かれている。25日の中国の消息筋は、「北朝鮮の人命被害は韓国側(4人死亡)より多いと聞いている。北朝鮮当局は当分、正確な被害状況を公開しない可能性が高い」と述べている.延坪部隊の砲兵は当時、茂島へ50発、ケモ里へ30発、計80発の対応射撃を行った。ある砲兵は、「この程度の砲撃を行えば、茂島やケモ里の一帯は廃虚になるだろう」と語った。衛星写真による判定は、当時の上空に雲が多く把握が難しいといわれている。
2010年11月26日:右下は使用が確認された今年10月10日の北朝鮮労働党創建記念式での北の122ミリ放射砲(発射管40本、15秒間隔で40発を連続で発射、トラックに搭載し、最大射程距離は20キロ。ソ連のBM-11/21放射砲を模倣して北朝鮮が70年代から自国で生産)
2014年サッカーワー ルドカップ、2016年オリンピック開催が決定したブラジルでは、麻薬犯罪組織の撲滅に向けて軍隊、警察が作戦を遂行中だが、2010年11月21日の先週日曜から激化した抗争で、す でに住民から23人の死亡者、153人の逮捕者が出ている。政府側はスラム地区に装甲車、ヘリコプター、戦車まで投入して取締りを強化しているが、ギャン グは銃撃、一般車両、バスへの放火などで抵抗し、政府側は取り締まりに苦戦している。
リオ(リオデジャネイロ)には1979年刑務所で結成された「赤い部隊 Red Command」と名乗る麻薬組織があり、多くのファベーラを支配していると言われている。今回の抗争には、すでに収監中の Amigos dos Amigos (Friends of Friends)と呼ばれる麻薬組織があり、今回の騒動に参加していると警察は見ているようだ。右下は今回逮捕された「赤い部隊 Alemao(右)という8万5千人が住むファベーラを1000人ほどで包囲し、逃げ込んだギャングの逮捕が進行中。
2010年11月28日;ブラジル軍、警察はスラム街Alemaoでのギャング一掃の作戦終了を公表した。左はスラム街の高台にブラジル国旗を掲げる警察。しかし、ギャングの多くは逃走しており、スラム街の平和も一時のものでは無いだろうか?問題の根底には貧困があり、そう簡単な問題ではない。スラム街の豪華マンション ブラジル リオ
東金署に通報した同町神房の倉持利和さん(71)によると、16日午後1時ごろ調整池付近で男性がツルを引きずっていたところを発見。倉持さんが注意すると男性は「撃ってしまったのだから仕方ないだろう。はく製にする」などと話し、名前も名乗らず車で逃走したという。
通報を受けた同署は車のナンバーなどから22日までに男性を特定。市原市内のはく製製造店でツルの死体も発見した。男性は撃ったことを認めている。記事元全文
上右の写真は9月に撮られた撃たれたカンムリヅル。日本の動物保護などは、所詮人間の都合のいいようにしか出来ていない。動物の側に立った視点での保護を考えれば、殺そうと銃を持ってうろつく人間の取り締まりがもっと強化されて当然だろう。ハンターに、あまりにもモラルも人間性もかけているのが目立つのだが、気のせいでは無いだろう。鉄砲が日本で出始めの頃、刀で勝負しない相手に「飛び道具とは卑怯なり」と武士は言ったと言う。ましてや飛び道具で道楽するなど、やはり人間性まで卑怯でしかなく、それを容認する社会は、動物にとって卑怯な社会でしかない。「卑怯 cowardly」とは、勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々としていないことを言う。卑怯を嫌う、これが日本の美徳だったのだが、社会も、政治まで卑怯になりつつある。耐えるべきは耐え、不利になっても、他国からあざ笑われても卑怯はするまいとして日本は生きてきた。今、政治が、社会が平気で国民に卑怯をする。このハンターのような、言い訳ばかりの卑怯者が増えたと言う事だろう。恐らくこのハンター、このツルが日本の在来種じゃないという事も言っているのではないか。銃を持つハンターなら、人間の勝手な線引き以前に最優先すべきは命の尊さで、所詮卑怯者のされ言でしかない。
内に外に、卑怯には黙るのではなく、立ち向かって行く国で在ってもらいたい。正義とは卑怯をしない事と思っている。首相をだらしなくやめて、外から今頃正義を語るハトがいる。卑怯である。法に触れない天下りは悪くないと言うが、その法を自分で作ってなら卑怯である。財政再建の中、歳費削減に反対する国会議員が、もらえるものは貰うと言い張る。違法でなくても日本の風土では卑怯である。日本に在って祖国の正義を説き、日本を敵視する学校があるという。それを日本でするなら卑怯である。日本の島に軍隊を置きながら和平を話そうという国がある。卑怯である。日本の領海に入ってきて暴れる船がある。卑怯の上に恥知らずである。(写真左は参考写真)