2010年10月

2時間ごとに十二支があてられ、それを図にすると右の様になる(深川江戸資料館 加筆あり)。
表現には、二種類あり、子、丑、寅、卯…の十二支をあて「子の刻(ねのこく)」「丑の刻(うしのこく)」…という数え方と、「九つ(ここのつ)」「八つ(やっつ)」と数える方法があり、前者は主に武士、後者は庶民が使ったがはっきりした区分はなかったようだ。
- 朝6時30分が日の出なら、朝6時から朝8時が明六つ(卯の刻)で、日の出35分後位に起きて朝食、この頃男湯がはじまる。物売りも活動する。
- 朝8時から10時が朝五つ(辰の刻)…寺子屋がはじまる。
- 朝10時から昼12時までが昼四つ(巳の刻
- 昼12時から午後2時を昼九つ(午(うま)の刻 正午)
- 午後2時から午後4時を昼八つ(未の刻、お八つの時間)…子供が寺子屋から帰る。
- 午後4時から夕方6時を夕七つ(申の刻)
- 午後6時から夜8時が日の入りで暮六つ(酉の刻)…明るいうちに夕食、多くはこの頃床に付く 就寝
- 夜8時から10時が宵い五つ(戌の刻)
- 午後10時から夜中12時が夜四つ(亥の刻)
- 真夜中の12時から2時が夜(暁)九つ(子の刻)
- 真夜中の2時から4時が夜(暁)八つ(丑の刻、丑みつ時)
- 4時から6時が夜(暁)七つ(寅の刻、大名行列などの出発時間で「お江戸日本橋七つ立ち」はここから。魚河岸開始、商家の丁稚が起きるころ。
*丑三つ時(うしみつどき)」は深夜の2時頃で、この場合の「三つ」は、夜だ

*女性の寝ている写真は幕末から明治初期のもの
*♪ お江戸日本橋 七つ立ち 初のぼり 行列そろえて アレワイサノサ こちゃ 高輪 夜明けの提灯消す こちゃへ こちゃへ・・・参勤交代の大名の出発は幕府に暁七つ(午前5時から7時)に決められ、他の時間は許可制だった。日本橋からたってちょうど高輪(品川)辺りで夜が明けてちょうちんの火を消したというのが唄の内容。
この時刻表を頭に入れて、江戸っ子は「今 何時でイ?」「今は9つだ」「いや、まだ4つ時だろう」と会話していた。4つと9つが隣り合わせとは、現代人には何とも複雑な言い方にしか見えないが、、。江戸っ子は、朝まで遊んで朝湯に入り、それから家に帰るのが粋だったようです。ちなみに、当時の江戸では火事を防ぐため、お金持ちでも内風呂を持つことは出来ませんでした。
その他の 江戸の時刻と浮世絵、川柳

ロシアでは2010年10月30日がスターリンによる大粛清による犠牲者追悼の日で、1991年に制定されたもの。ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ大統領はスターリンによる粛清を断固として非難し、この国家的な悲劇の記憶は勝利の記憶と同様に聖なるものだと発言した。1年前のこの日、大統領は自身のブログの中で「人命ほど価値のあるものはない。粛清は何によっても正当化されるものではない」と述べている。また大統領はスターリンの大粛清によって数百万人の国民が犠牲となったと指摘しているが、正確な犠牲者の数はいまだはっきりしていない。ロシアの人権団体「メモリアル」のデータによれば、1937年から1938年だけで4万人以上が銃殺された。ソ連では、1954年になって粛清の犠牲者たちの名誉回復が始まった。
レーニンの死後、スターリンの行った「大粛清」の犠牲者数については諸説あるが、1930年代の弾圧による死亡者だけでは200万人前後とされ、強引な政策の失敗などの餓死や流刑の犠牲者を加算すれば、少なくてもこの数倍の犠牲者が出たといわれる。1000万人とも言われる餓死農民の多くが、実際は弾圧や粛清によるものだったと最近の歴史では書かれている。ソビエト時代、フルシチョフは彼を批判したが、ロシアになっても、まだたまに彼を英雄視する者がでてくる。現在の政権下では非難の対象の様だ。
参考過去ブログ:ロシアでデモ頻発!復古主義の台頭か、、。 参考過去ブログ:過去を忘れたロシア スターリンが聖人?


以前の2009年7月のブログで、中国の資源獲得、特に天然ガスについて書いた。このパイプラインの規模の大きさを理解するには地図一つでは無理で、右の二つを合わせて見るしかない。すでに新疆ウィグルの豊富な天然ガスは4000kmのパイプラインで上海まで引かれて利用されている。
そのパイプラインに、はるか中央アジアのトルクメニスタンからの天然ガスをウズベキスタンを経由してカザフスタンまで引き込み、新疆ウィグルから上海へのパイプにつなぐラインがほぼ完成したと伝えている。この天然ガスに関係する国には中国の資金が流れ込み、経済、政治両面で中国との関係が密になり、天然ガスの経路は新疆も含め、トルコ系イスラム教住民が多い地域で、結果的に中国は経済面でイスラム圏に深く侵攻した事になる。
中国は表向き米国との経済発展を言いながら、したたかにイスラム圏を引き込み、現実に大量の武器がイラン、トルコに流れている。アメリカや自由圏諸国が入り込めないイスラム圏に、中国はすでにしっかりと食い込んだと見ていいだろう。恐らくこれは、中国製品の輸出先を米国に偏って依存していては危険だという、中国のしたたかな計算で、親イスラムというもうひとつの中国の顔が見えてきた。
この中国の、すでに進行中のイスラム圏への経済進出を見れば、中国が航続距離の長い航空母艦、原子力潜水艦などの建造を急いでいることの説明が見えてくる。将来、米国などがイスラム教国に対し海上での経済封鎖など行えば、中国は武力で対抗、共同防衛するための準備をしているという事だ。同時に、反米イスラム圏が中国と組むことは、海軍力を持たないイスラム圏にとっても大きなメリットがある。今、中国は自由圏からの内政干渉に我慢してでも多くを買ってもらい、同時に技術を取り込んでいるが、もし何か自由圏と起きてもイスラム圏からのエネルギー確保と兵器を含む経済交流で中国は生き残るというシナリオが見えてくる。当然米国はこの状況を読んでいる。この状況を放置すれば、間違いなく、いずれ経済摩擦を端に紛争の起きることを予測しているはずだ。日本にとっても、もうすでに中国に対して警戒態勢に入っていい時期なのではないだろうか?中国の考えはシンプルで、空母のできる2014年末までは時間稼ぎするが、それ以降中国と組まないのなら近い将来敵扱いするぞということだろう。中国とすれば、今の高度成長を持続しなければ内部崩壊がおきる危険を感じており、中共にとっての最大の懸念は国民の反政府行動で、これに対しては一層神経質になり、今回のノーベル平和賞受賞者への対応がそれを証明している。参考ブログ:シーア派 スンニ派 参考過去ブログ:中国の海軍増強
(左下はアジア、アフリカにまたがるイスラム教の広がりで、中国はこの緑の地域全てを自国の経済圏にしようとしているのだろう。この中で明確な反中国はインドくらいだ)
2010年11月10日:トルコ国軍と中国人民解放軍、両軍の陸軍コマンド部隊間で1週間にわたり行われる共同訓練の 開始が報じられた。中国国際放送(対外向けラジオ放送)は、「これはトルコ・中国両国軍の間で行われる初の共同訓練」だと報じた。これによると、トルコの特殊部隊学校で始まった共同訓練は、山岳部におけるコマンド部隊の戦闘技術 の向上、戦術の共有、共同軍事演習の実施を含むものだという。

エカテリーナさんとユンさんは2010年8月22日、日本北海道網走のリゾートで休養中だったユンさんの父ユン・ジョングYoon Jong-gu予備役海軍提督(66歳、1990年後半モ

二人は1999年7月にモスクワで国際学校のダンスパーティーで出会い、その後しばらくは住む場所が別々になったが、現在は米国で勉強中の彼女とフィアンセの韓国男性は同居してるとの情報もあるが、全く別に住んでいるとも言われ、はっきりしない。父親のプーチン氏は当初結婚に反対だったが、今は結婚を認め、結婚後彼女は韓国に住む事を希望しているとの情報もある。(左の◯の中が今のところ一番最近のカテリナさんの写真といわれるもの 韓国記事より(韓国ヘラルド英語) 韓国記事:中央日報日本語版10月29日) それにしても北海道でデートしていたとは驚き!
2010年10月30日:朝鮮日報の記事から「ロシアのプーチン首相の末娘(次女)のエカテリーナさん(24、愛称カーチャKatya)との結婚説が韓国メディアに報じられ、話題となったユン氏(26)は、本紙 の電話取材に対し、結婚説を否定した。ユン氏は「父親が(韓国の)権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使と会い、わたしが近く結婚する予定だと話したと の報道には根拠がない」と述べた。プーチン首相の広報室もエカテリーナさんが韓国人男性と結婚するとの報道について、「事実と全く異なる」と否定した。、、、、。ユン氏は大学在学中、韓国に戻り、父親の意向に従い、海兵隊に入隊した。現在はモスクワで、韓国企業の現地法人に勤務している。」
韓国の報道から1日たって、事態は急転、否定説とは!どれが本当か分かりませんが、結婚説が韓国内で記事になったのは事実で、韓国ではスクープ扱いだった。さてどうなるのか、、。フィアンセの64歳の父親は、電話インタビューに27日「結婚については二人が公式に発表するでしょう。今はそっとしておいてほしい」とまで言っていた。単純なマスコミの勇み足とも思えないのだが、、。ちなみにプーチン氏の長女マリーヤさんはドイツ人と結婚。現在うわさの韓国人フィアンセはサムスン電子Samsung Electronicsに勤務しているようで、現在(土曜日)彼の身内も、付き合っていたことは認めるものの、躍起になって結婚説を否定している。
ここまで書いてしまった中央日報中央日報10月29日記事日本語「韓国に嫁にくるプーチン首相の末娘カテリーナさんって誰?」
2010年11月4日:三星側は11月4日「ユン氏がプーチン首相の娘と交際し、結婚するといううわさまで流れ、職場など身分が露出したことから身辺上、安全面の懸念も大きくなって、1日、ロシア現地法人に辞表を出した」と伝えた。本人は結婚を否定。
2010年12月7日:プーチン首相の末娘カテリーナさん(23)と結婚秒読みと報じられた韓国人男性ユンさん(26)が、行方不明になっていることが、6日判明した。ユン元海軍提督はユンさんの現在の様子について「息子はロシアにいるが連絡がつかない。行方不明の状態だ。身の危険を感じ、どこかに隠れているようだ」と語った。
2012年4月20日: 韓国の複数のメディアは20日、韓国の情報当局者の話として、ロシアのプーチン首相の次女(26)が韓国人男性(28)と結婚する見通しだと伝えた。挙式は、5月7日に予定されているプーチン首相の大統領就任後に行われるという。


下のインドネシアとあわせると、時期を同じくして日本のほぼ南北で火山が活発化している。カムチャッカ半島のは一旦噴火は止まったようだが、何とも不気味な感じ。




地図のネウボ・レオンNuevo Leon州、 Los Ramonesという田舎の小さな町の警察署が2010年10月25日月曜日夜、麻薬組織と思われ一団に襲撃された。建物もパトカーも穴だらけで、20分ほどの間に約1000発の弾丸が打ち込まれ、手投げ弾まで投げ込まれた。幸運にも死者も負傷者も出なかったが、この事件のあとの火曜日、ここの警官

場所はメキシコ北東部で、ガルフカルテルやセタスの抗争地域で犯罪が多いとは言え、置いてかれた住民が気の毒な話。写真では車もオフィスの壁も穴だらけの状態
記事は、この国の警官は危険な職業な割に給与は低く、大体月に26000円$322ほどで、更に低い給与の場合もあると同情的に書いている。地理的にモンテレーから国境のレイノサへ行く途中にあり、麻薬組織が頻繁に行動する場所にある。


やはりというか、すでに影響が出ているようだ。Al jazeeraの記事から抜粋加筆
メキシコ湾沿いのミシシッピ州に住む今年2歳のGavin Tillman 君は深刻な呼吸器疾患、炎症、ウィルス性疾患をわずらい、39度の高熱が続いている。両親や医師はBPが使用した原油分散材などの化学薬品の影響と信じて疑わない。
当時の記事から抜粋すれば分散材コレキシトについては
製品コレキシトの主成分といわれる(ジ)エチレングリコールモノメチルエーテルの危険有害性情報 :可燃性液体 、皮膚に接触したり吸入すると生命に危険 、飲み込むと有害、皮膚刺激 、重篤な眼への刺激性 、生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い 、臓、血液、腎臓、中枢神経系の障害 、気道への刺激のおそれ 、長期または反復暴露による血液の障害のおそれ、水生生物に毒性あり
となっている。
この2歳児の両親、従兄弟もまた病気を抱え、その症状はこの地域の多くの人に起きている症状に同じだという。この毒性のある分散財は海上でまかれ、空からも散布され、空気中に揮発したものは雨に含まれて地上を汚染した。さらにコレキシトが放出した化学物質がほかの物質と化学合成し、別な有害物質を生成する危険性もあり、これらが今までに例の無い環境災害を起こす可能性も指摘されている。もうすでに、この辺の海中や陸上で何かが起こっていると見ていいだろう。現実にこの辺の住民の多くがめまい、ふらつき、吐き気などの不快感を感じ、離れた場所へ行くと症状が無くなる事を経験し、いずれも原油流出の起きた7~8月ころから起きている。(写真は当時の海上での分散剤散布の状況)
環境保護団体のディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフなど3団体は2010年10月20日、英BPはメキシコ湾原油流出事故の損害を賠償し、傷付いた生態系を回復するための基金を創設すべきだとして、米ニューオーリンズの連邦地方裁判所に提訴した。ニューオーリンズ付近のエビ漁などはまだ止まっている。過去の例では、原油流出後のアラスカのエビ漁が元に戻るのは20年かかった。この地域にはベトナム戦争後のベトナム難民が多いが、言葉の問題などで補償問題もうまくいかず、生活が荒れ自殺なども増えているのが現実だ。





どうも経過が気になるのでついにジャックに電話する。彼の返事では馬が相当高年齢で、とてもこのままの旅は無理だとミカエル君に伝えたようだ。日本の道はほとんど舗装されていて、長距離は馬に適していないだけでなく、このままでは今でも痛めている馬の足が悪化する。もう1ヶ月ほどアルバイトもかねてサホロに滞在し、今後のことを決めるようだが、今日はミカエル君が仕事に遅刻し、ジャックに相当絞られたようだ。ジャックの気持ちとしては、この無鉄砲なイタリー青年より、馬がかわいそうだとの気持ちが強いのだろう。今後ミカエル君の旅がどうなるのかはまだ結論が出ていない。峠にある牧場も、辺り一面はもう冬景色らしい。もう道端には馬のえさも無い。旅の経験者から言わせてもらえば、今の、すでに冬の時期に出発するのも少し無計画すぎると思うのだが。

自分も長いこと無銭旅行(ヒッチハイク)した経験があるから分かるが、とにかく旅は体力を消耗する。まして野宿ならなおさらで、これからの北海道では野宿は無理だ。思い出せば、異国で幸運にも一泊させてもらった家では、言われなくても力仕事や掃除に汗を流した思い出がある。
相変わらず十勝ではカントリーウェスタンでを楽しんでいるようだな。左は演奏中の地元のローカルバンド「チャックワゴン」結成15周年記念のパーティーがあったようだ。 関連ブログ:英国から馬で日本に向かっているベッキー

実はこの映像の元になったのは『人とクマと森と』という伊川谷北高校の生徒の作ったVTRがもとだった。以下にその紹介記事の一部を転載する。
「幸福さんは5年前、育てていたリンゴ1万2,000個をクマに食べられてしまいました」
<幸福重信さん>「これからどないするかと。頭が真っ白になって。熊を殺してやろうとすごく怒りを感じたんですけどね」

商売道具であるリンゴを、クマに食べ尽くされてしまった幸福さん。ところがその後、クマを駆除しようとするのではなく、クマが暮らしやすい森を作る活動を始めたというのです。
<伊川谷北高校 石谷成美さん>「大切にリンゴを育てていると思うので、そういうことされたらクマには腹が立つというか怒りでいっぱいになると思うが、それを押さえて、それよりもクマと共に生きたいと考えているのがすごいと思った」
恨んでいるはずのクマをなぜ守ろうとするのか。私たちも、幸福さんに話を聞きました。
<幸福重信さん>「100キロクラスのクマが出てくると、一晩200個はペロッと食べてしまう」 リンゴが食べつくされたのは今から6年前のこと。しかしその後、ある工夫をしたことで被害は少なくなったといいます。それがこの「えさ場」。山とリンゴ園の境目の土地に売り物にはならないリンゴを置き、動物に自由に食べさせるスペースを用意。すると、クマが柵を乗り越えてリンゴ園に侵入することはほぼなくなったといいます。
<幸福重信さん> 「くずリンゴでも、食べて満足して帰ってねと。こういう対策をしてるから、僕のリンゴ園には入ってこない」ただしこれは時間稼ぎ。本当に被害を防ぐには、クマが暮らしやすい山を復活させることしかないといいます。、、。
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日本熊森協会 という保護協会も活動しています。今年はドングリなどの木の実が6~7年周期でくる「凶作」の年に当たり、かってないほどエサが不足しているため熊が人里におりてきていると見られ、太平洋戦争後に、松、杉、ヒノキの針葉樹を植林しすぎた山林政策のツケだといえる、という分析もある。今年は熊の出没が多く、残念だが射殺されることも多い。これに対し「かわいそうだ」といえば、必ず感情論だ、判断が情緒的だと判断される。しかし、第3者の目で見て、それがかわいそうだと見る目があるというのは大事なことで、命あるものが殺されることに対し、それが動物であれ哀れを感じるのは大事なことだ。大衆の中から、失われる生命に対し哀れみがなくなることは大きな「何か」の損失だろう。殺さない、殺されないことの努力で人間は進歩してきた。それを放棄すれば歴史を逆行し、自然を、同時に人間性を取り戻すという人間の希望からはどんどんかけ離れていくだろう。これは、死刑制度や戦争の是非、国家間の援助にも通じる大きな判断の一つで、高校生たちの感じることが健全だということを大人は改めて認識しなければならない。人間がルールを決めて、ここまで来れば殺すというのがある。しかし、相手は野生である。人を嫌い、何のしつけもされていない野生である。彼らにしつけの良さを求めても通じるわけも無く、如何に困難でも共生していくことを模索するするのが大事なことではないだろうか。上の幸福さんの言葉から感じたことだ。参考:どんぐりの送り先 参考サイト:日本熊森協会石川県支部

オフチャロフ選手は2010年現在、世界ランキング12位で、ドイツ男子卓球界の「期待の星」だ。公開試合出場のため8月末に訪れた蘇州市内のホテルで食べた料理に問題成分が含まれていた疑いで、協会はケルン体育大学の協力を得て、同選手および蘇州で行動をともにした監督やトレーナーらのサンプルを検査した。尿についてはいず れも陰性だったが、頭髪からクレンブテロール Clenbuterol の関連成分が検出された。ドーピング目的ならば選手本人以外が問題ある薬物を摂取するはずがないため、ドイツ 卓球協会と同国アンチ・ドーピングは「食事由来の誤摂取」と認め、出場禁止処分を解除した。
中国では、豚の飼料にクレンブテロールを入れる場合があり、禁止されてはいるが、豚が興奮して歩きまわるために赤身部分が多くなり、高値で出荷できるからだ。浙江省では2008年11月、大量にクレンブテロールを含む豚肉が社員食堂の昼食に使われ、70人に手足のしびれ、動悸(どうき)、嘔吐などの中毒症 状が発生する事件があった。
これを読む限

似たようなことは今年の自転車競技でも起きていて ツール・ド・フランス王者アルベルト・コンタドールAlberto Contador(27、スペイン)は2010年10月1日、ドーピング検査で陽性反応を示し、暫定資格停止処分を受けたことに対して、検査規則に異議をとなえ「自分のように摂取した食物に含まれるごく微量のものについては陽性と判定されないよう、クレンブテロールのような禁止薬物の検出量について一定の基準を設けるべき」と主張している。

日印関係を意識する中国のメディアは25日、レアアース生産世界第5位のインドは310万トンの埋蔵量があり、インドは日本企業にレアアースの生産や鉱 業開発に協力を求めていると報道した。

インドが自国領域と考えてきたインド洋に中国の船舶が停泊する現在、尖閣問題同様の「事故」が発生し、外交・経済面で(中国と)冷淡な関係となる可能性を警戒している。ここ数か月で、インドは中国を抜いて、日本にとって最大の対外直接投資国となった。昨年の日印間の貿易総額は200億ドルで、日本の対印投資は 66億ドルに達している。
以上がインド国内の報道の翻訳記事からの抜粋(記事元)で、日印間の利害が一致し、関係強化の流れが確認できる。25日にすぐ中国メディアが反応したのが興味深い。インドも環境汚染、公害対策が大きな問題になっている。また地方と都市部の格差が大きく自称社会主義者が暴れているのも現実だ。(カテゴリー インド 参照)日印が急接近しだした数年前から意識的にインドの状況を追ってきたが、インドで最も売れている車がスズキだということも書き添えておく。このブログのカテゴリーに入っていない参考になる過去記事の一部は以下: 関連ブログ:中国に牙を向くインド 関連ブログ:インドでバカ売れのアルト 関連ブログ:村に魔女 関連ブログ:インド近代化の弊害 関連ブログ:インド北部 カシミールでの出来事 関連ブログ:インド国境問題まとめ2009 関連ブログ:インド農村部の貧困 関連ブログ:インド ムンバイのテロ事件 関連ブログ:スリランカに忍び寄る中国(以上主だったものを以前のブログから抜粋しましたが、過去記事のWordpressのエラーで記事中のリンクが一部正常ではありません。その際は以前のブログのカテゴリから探して閲覧していただくしかありません)

青海省政府は9月に教育改革の政策を打ち出し、2015年までに省内のすべての学校の教科書を中国語版に変更し、チベット語と英語の科目以外、全教科の授業を中国語で行うと決めていた。青海省同仁県では19日、これに抗議するチベット人の生徒、数千人が街頭デモを行なった。「文化的平等を要求」とスローガンを叫び、中国共産党当局は教育改革政策を通して、チベット民族の言語と文化を滅ぼそうとしていると訴えた。BBCの報道によれば、青海省黄南州尖扎県で24日、千人余りのチベット人教師と生徒が抗議デモを行った。

映像で見れば相当計画的で、数台のカメラが中学、高校生の集まる様子から撮影し、全体の人数は多いが誰といった先導者はいない。道一杯に広がりスローガンを叫びながら歩くだけで、警察も何もせずに傍観している。恐らく全てが記録されている事を警察も知っていて、相手が未成年では乱暴な排除は出来なかったのだろう。もしかしたら事前に地元警察は知っていたのかもしれない。
教育を中国語一辺倒にするというのは、一種の民族浄化で、1951年中国がチベットから侵略的帝国主義勢力を一掃すると言う勝手な理由で人民解放軍が乗り込み、中国領土にした事の締めくくりでもある。時期を同じくして多発する反日デモから反政府デモに変わりつつあるデモの主役は学生で、同じ時期に平等を求めたチベット人のデモも学生が主体だ。これが偶然だとは思えないのだが、、。過去のチベット関連ブログ:また失言ですか。田中元外務大臣(チベット 15)