2010年09月

htm_2010093014520520002010-003 913b7a59-s   北朝鮮の後継者問題が浮上したのは2008年ころで、すでに何回か記事にしてきた。北朝鮮は2010年9月30日、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞(写真右)」の一面の紙面で、金正日(キム・ジョンイル)総書記と、後継者の三男・正雲ジョンウン氏がともに写っている写真を公開した。 朝鮮中央通信は29日、金総書記が28日に開かれた党代表者会出席者、労働党中央指導機関関係者らとともに、故金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置されている平壌・錦繍山記念宮殿で記念撮影を行い、ジョンウン氏も撮影に参加したと伝えている。中国はジョンウン氏の名前に、今までの正雲ではなく正銀」の漢字を当て、「金正銀大将」と表記しているので、日本も今後はそのように表記するだろう。(ハングルの発音からというのと、漢字名を改名したとも)随分貫禄があるが1983年1月8日生まれとされているので今年27歳。

2010年10月1日: 朝鮮中央通信より、「ジョンウン氏の名前の最後の一字「ウン」をめぐっては、これまで日中のメディアの間で「銀」とする報道と「恩」とする報道が入り乱れていた。中国国営メ ディアの場合、かつては「金正恩」と表記していたが、最近になって「金正銀」に表記を改めた。また中国外務省も、「金正銀」と表記している。ジョンウン氏の漢字表記を「正恩」とすると発表された。」なんと紛らわしい。この当て字が発音に一番近いと言うことなんでしょうが、

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2010年09月30日  ネコ 欧州 EU
2010/09/30

この猫にしてこの飼い主在り

_49214479_010251487-1.jpgllll 2010年9月25日に英国で見つかった「ピンクの猫」に、いじめだ、虐待だと英国では大騒ぎになったようですが、飼い主が見つかり、真相が分かりました。

飼い主の22歳の2児のママさんナターシャ・グレゴリーNatasha Gregoryさんはピンク色が大好きで、写真の様に自分の髪もピンクに染めています。自分の髪に合わせて猫のオイOiちゃんを染めてしまったそうで、「ピンク色が好きなのでまた猫を染めるでしょう」と全く騒動を気にもしていないようです。article-1315554-0B5585D2000005DC-763_468x411染めた染料のビンを手に持っているのが染めた本人で、染料は無害な食材に使うものfood  colouringだそうで、マスコの騒動で数日行方不明だっネコの所在を知り自ら保護協会に連絡を取ってきました。  現在ボーイフレンドとその娘さん、自分の子供二人と生活している彼女は自称「動物好きanimal lover」で、染めるときには無害な事を説明書で確かめ、手のひらで猫の目に入らないように注意深く染めたそうです。その間猫ちゃんに嫌がっている様子は無く、とてもかわいくなりましたと自画自賛。猫ちゃんはは彼女の妹の猫で、妹も一度染めたそうです。今回預かることになり、普段は外に出ない猫ですが、ピンクになったあと行方不明になりarticle-1315554-0B5EA092000005DC-856_224xkk389article-1315554-0B562829000005DC-735_224x389していたそうです。

犬が食用染料で染められドッグョーに出ることもあるので、猫に使っていけない理由はないとは言え、専門家は、牛に対しての赤色の様にショッキングピンクの猫は他の動物に警戒心を持たすのであまり良い事ではないと忠告しています。

今一番聞いてみたいのは猫のオイちゃんの心境ですね。多分「ニアウ?(似合う)」って言って来る予感がしますけど、、。最も、迷子になってもこの色のおかげですぐ飼い主見つかったと言う意味では良かったのかな?(ネコを抱いているのは獣医さんです。説明不要な飼い主のナターシャさん)


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2010.9.29 18:41:産経ニュースを保存のため転載

Ci110111213753 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と北海道大学の研究グループは29日、レアアース(希土類)を使わない新構造のハイブリッド車(HV)向け磁石モーターの開発に成功したと発表した。モーター内で強い電磁力を発生させ、それを逃がさない構造にして高出力を実現した。国内メーカーから打診があれば協力して実用化を目指す。 尖閣事件を契機に中国からの輸出が停滞し、レアアースの調達問題がクローズアップされる中、注目を集めそうだ。電気自動車(EV)にも応用可能で、次世代エコカーの開発競争で日本の新たな“武器”となる可能性もある。

HVやEVのモーターは、レアアースを使うことで高出力を実現している。レアアースを使わない高出力モーターはこれまでにもあるが、新開発のモーターは、回転が滑らかなうえ軽量で小さく、車両への搭載に適しているという。モーターの回転部分を円盤状にするなど独自の構造で、強い電磁力を外に逃がさず、動力として活用することに成功。トヨタ自動車のHV「プリウス」などに使われているモーターと同じ50キロワットの出力を実現した。モーターのサイズも同等という。

現在のHV用モーターは、コストの3~4割をレアアースが占めており、コストを大幅に削減することも可能としている。会見した北大の竹本真紹準教授は「必 要な出力に応じた設計をすれば、EVにも応用できる」と指摘。NEDOの弓取修二・蓄電技術開発室長は「民間企業と連携し、技術を大きく発展させてほし い。必要ならコーディネートをする」と話した。


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2010年09月29日  メキシコ 中南米 犯罪
2010/09/29

すでに今年自治体のリーダー11人が殺害される メキシコ

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  麻薬犯罪殺人の多いメキシコだが、今年だけで地方自治体の市長、町長クラスがすでに10人殺害され、2010年9月27日11人目の犠牲者が出た。犠牲になったのはGustavo Sanchez, 29歳でメキシコ南西部のミチョアカンMichoacan州にある人口2万6千人のTancitaroの町長で、この町では去年の12月に前任の町長が麻薬組織からの殺害の脅迫を受け辞任し、彼はそのあとの臨時の町長だった。殺害は街はずれの路上で、彼の側近のRafael Equihua Cervantes, 36歳も同時に殺されていた。ALeqM5gCL_uMQElpHnWHfbEsnDB5pE--Sg

首切りや銃殺が多いメキシコでは聞いたことの無い石による撲殺で、検視官も麻薬組織の殺害方法としては珍しいと語っている。麻薬組織の犯行なら銃やナイフの使用が普通だ。ここから一つの推理が成り立つ。(写真は犯行現場の遺体と奇妙な殺され方をされたGustavo Sanchez氏29歳)

この街では昨年末に市会議員が拷問の果てに殺害され、その直後に町長と議会議員が犯罪組織からの脅迫で辞職した。今回殺されたSanchezは、その後任となってすぐに60人の警官を解雇した。警備の不備や麻薬組織との癒着などがあったのだろうが、今回異常な殺され方をしたのは解雇された警官の仕業の可能性もある。こんな推理を現地のマスコミが書けば生命の危険が有るだろうから書いてはいないが、検視官の疑問がそれを指している様だ。メキシコでは警察官は市の職員であり、市が採用する。また警察署長は市長の任命になり、市長が代わると警察署長も交代するため麻薬組織に不利な人事を行えばその自治体の首長が暗殺のターゲットになり、また解雇された警官の恨み対象になったりするようだ。すでに国境沿いの3つの州Tamaulipas, Chihuahua and Nuevo Leonの首長の数人が安全の為家族を米国領に移し、米国側からメキシコに通勤している。9月だけで、サンルイスポトシ、モンテレイ近郊の町長3名が殺害されている。 2009年メキシコ麻薬勢力図 2010年メキシコ麻薬勢力図    

2010年9月28日;メキシコ チワワ州CHIHUAHUA, Mexico の州警察で理解できない事件が起きた。州警察に1台の車で乗りつけた6~7人の犯罪集団に警察の武器庫が襲撃され、武器70丁、他多数が強奪された。犯人は誰一人傷つけることなく逃走し、このような強奪は前例が無いと警察発表。チワワ州中央のチワワ市が州都だが、北部米国国境沿いにあるフアレス市Ciudad Juarezはメキシコでも最悪の犯罪都市として有名で、2006年からすでに8000人以上が犯罪の犠牲者になっている。


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臭いものにはふたの中国 黑监狱(黒監獄)

blackjailap 中国の闇監獄(中国では 黑监狱 と表記、英語で Black jail )の存在は広く知られ2009年11月 全国に闇監獄、看守はやりたい放題の乱暴!中国 黑监狱 に書き留めておいた。当時の記事は民間人が極秘に調査し、アメリカの人権監視団体にレポートを送り公表されたもので、当然中国政府は存在を否定していた。しかし今回、中国警察が北京で闇監獄の運営を行っている警備会社Anyuanding security companyの取締りを行い、違法に拘束、監禁されていたものを出身地に戻し、警備会社の責任者Zhang JunとマネージャーのZhang Jieを9月25日逮捕したというニュースが2010年9月27日流れた。どうやら今月その実情が中国の財界誌に書かれたことが発端のようで、それによれば2008年だけで2億6千万円21 million yuan ($3.1 million)の荒稼ぎをしていたらしい。会社と言っても、内容はほとんど暴力団に近い。写真は過去に発見された闇監獄で、町外れの民家や倉庫を改造した場所に多数が不法に監禁され、強制的に地方に送り返されていた。Petitioners-wait-to-air-g-006

  この闇監獄は主に地方から陳情にきている陳情者を、その出身地域の地方政府の指示で勝手に監禁し、地方政府の内情暴露を妨害していたもので、当然そこには金銭が絡み、陳情窓口のある北京警察も黙認、あるいは監禁に協力していたと言われている。陳情者に対しては暴行、性的虐待、金銭の没収など違法行為が平気で行われ、中国ではすでに広く存在が知られている。今回の警察の取り締まりも額面どおりには信じがたく、恐らくマスコミへの暴露を恐れた警察が取り締まりの名目で発覚前に全ての証拠隠蔽をしたということだろう。中国人の多くもそう思っているようだ。左は北京の陳情者。民事裁判制度の不備な中国では大衆には陳情と言う時代遅れの方法しかなく、自費で上京し、訴えを聞いてくれるまでの期間、辛抱強く屋外で並んで順番を待つ。


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2010年09月28日  その他の 動植物 
2010/09/28

子ザルの「みわ」とウリ坊

saru3 sty1009271339005-n1 子ザルの「みわ」がイノシシの赤ちゃん「うり坊」の背に乗り、元気いっぱいで 京都府の福知山市動物園内を走り回っている。必死にしがみつく様子はロデオさながら。二本松俊邦園長(65)は「死んだ母親のぬくもりを求めて  いるのではないか」と仲むつまじい姿を温かく見守っている。2匹は生後4カ月の“孤児”同士。みわは母ザルと死別、うり坊は親とはぐれ、いずれも6月に同園に保護された。みわが毎晩泣きやまないのを見かねた二本松園長が8月初旬の夕方、うり坊のケージに入れたところ、おとなしく餌を食べ、添い寝した。数日たつと、うり坊もみわに慣れ、片時も離れなくなった。

以上2010年9月27日の産経新聞の記事からですが、写真じゃ物足りないので動画を探しました。 二匹の動画


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2010/09/27

日本は銃で脅した?するわけ無いだろう。

R201009273052例の中国に戻った船長(船長 詹其雄)はにこやかにVサインだが、まだ日本に伝わっていない話が韓国紙に載っている。読んで驚く内容だが、、。(朝鮮日報 2010年9月27日記事 北京特派員記事より抜粋)

姿を見せたセン船長は、カメラに向かってほほ笑み、両手でVサインをしてみせた。セン船長はまさに凱旋(がいせん)した英雄だった。、、セン船長は記者会見で、「釣魚島は中国のものであり、そこで漁をするのは合法だ。彼らはわたしを逮捕して、違法だといったが、わたしは違法ではないと話した。政府と共産党、人民に感謝する」と述べた。

中国メディアは、セン船長が日本で取り調べを受けた当時の経緯に関心を示した。セン船長のいとこに当たるセン其国さんは、テレビの取材に対し、「日本側が十数時間にわたり眠ることを許さず、机をたたきながら、釣魚島での操業は違法だったという文書に署名するよう求めた。セン船長はこめかみに銃を突き付けられても、署名できないと拒否し続けた」と語った。

非常に微妙な書き方で、船長が例えとして「銃で脅されても、、」と言ったのか、または本当に「銃で脅された」と言ったのか紛らわしいが、第3者のこうした誇張が既成事実として出来上がっていくのだろう。これを読んだ韓国人が「日本は銃で脅した!」と騒ぐのは目に見えている。前のブログで、襲われた相手に、襲ったのはお前だとウソを付かれ「日本は真昼間に山賊にあって、帰り道に追いはぎに遭ったようなものだ」と書いたが、そのあと更にサギに遭うとは、、。尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題で騒いでいる中国のハッカーが日本の会社のホームページを書き換えたりの悪ふざけをしているが、魚釣りの普及が目的の財団法人日本釣振興会(東京中央区)のサイトでも中国国旗などが表示された。多分これは魚釣りと日本名魚釣島を勘違いしたものだろう。参考過去ブログ:世界は警戒しだした 過去ブログ:中国の勝手な事実誤認


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この事件で世界は中国を警戒し出した。

Chinese guards 000_Hkg4045387, 600 今回の尖閣諸島の決着を世界はどう見ているか?

ワシントン・ポスト紙(電子版)は二十四日、中国側の強気一辺倒の対応に 「共産党指導部の力が弱まり、人民解放軍や国営企業などが勢力を増した結果」と分析。今後は特に対日や対米で関係がこじれることになると予測した。

NBCテレビ(電子版)は記者ブログで 「中国からの輸入に頼る米国も打撃を受けることになる」と警告した。

日本側が「圧力に屈した」との見方は強いが、英誌エコノミスト(同)は「最終的には中国が過剰な攻撃性を示して評判をおとしめた」と指摘。「成熟した国際プレーヤーとは思えない行動で、『平和的な発展』は形だけにすぎないと分かった」と批判した。(以上、東京新聞2010年9月25日の夕刊から抜粋)

いずれも中国の強硬姿勢に一層警戒感を強めたという内容だ。中国をよく知る英国の反応が気になる。独学の英語では英国エコノミスト紙の翻訳は荷が重いが、探すとどうやら次の部分の要約らしい。「Japan comes off looking weak, as it succumbs to an avalanche of pressure. But the ferocity of the Chinese response has harmed China ultimately, by undermining confidence in China as a responsible stakeholder in the region.」(圧倒的な中国の圧力に一見日本が弱腰の印象に見えるが、しかし、その凶暴な中国の反応は結局、(日本への対応で)信頼を損ない、その地域の責任ある当事者としての中国自身を傷つける事になった。。。)と言う風に読める。ferocity(獰猛、残忍)と言う単語を交え、夕刊の翻訳記事以上に相当に痛烈に強圧的な中国をこき下ろしているのが分かる。船長を釈放したらしたで今度は賠償しろと言う。まるで昼間に山賊に合い、帰り道で追いはぎに遭ったような状態の日本だが、戦後の日中関係の節目での日本の詰めの甘さが露呈したと言うことでは無いだろうか?時期的には最近の日本の政権の足元の弱さに付け込まれた様に見える。


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フランスのカヤネズミと日本の状況

article-1314285-0B4C92A0000005DC-206_634x468 フランスのカメラマンJean-Louis Klein 、 Marie-Luce Hubert のお二人が1年の歳月をかけてフランスのアルサス地方で撮ったカヤネズミの写真をインターネットの記事から抜粋しました。

 カヤネズミの紹介記事によれば、オレンジ色の毛並みと、長い尾が特徴の、世界最小クラスのネズミです。体の大きさは人間の大人の親指くらい(6cm)、体重は500円玉1枚分(7-8g)しかありません。河川敷や休耕田の「カヤ原(オギやススキなどの草むら)」の植物を利用して巣を作るので、「カヤネズミ」と呼ばれます。食べ物はjapan08エノコログサやメヒシバなどの草のタネが中心ですが、昆虫のバッタやイナゴなども食べます。茎を上り下りしたり、食事や毛繕いをする時には、長いシッポをしっかり葉に巻き付けて体を支えます。アカネズミやハタネズミなど、多くの野ネズミは暗く湿った土の中を「すみか」にしていますが、カヤネズミの「すみか」は草の上です。寝床はススキやオギの葉を細く裂き、それを上手に編んで、地上1.5mぐらいの高さに野球のボールくらいの丸い巣を作ります。草の上に巣を作る習性は、ネズミの仲間では非常に珍しく、日本ではカヤネズミだけです。調査によれば、2002年には35都府県218ヶ所で生息が確認されました。カヤネズミの本来の生息地である河川敷では、ダム建設や改修工事が予定されていて、遠からず生息地が消失してしまうというケースも少なくありません。そのため、カヤネズミは複数の都道府県のレッドデータブックで「絶滅危惧種」や「準絶滅危惧種」にランクされていて、近年、保護の重要性が高まっています。右下の図は 全国カヤネズミ・ネットワークのHPからの転載です。

個人的に、ネズミも含め小動物が大好きで、都会の片隅で遊ぶ子ネズミを時間を忘れて眺めていたりします。親指ほどのこんな小さな体で、ひっそりときびしい自然の中で生きていることに感動すら覚えます。人家に住み着くことは無いそうですので、野生を見るのは難しいようです。

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2010/09/26

ちょっと 重いのよね、、、。

article-1314607-0B50BB0B000005DC-852_634x358 撮影者のAlex Marttunenという名前から、これがフィンランド人の作品だとはすぐ分かったが、写真に16歳以下の部で優勝とある。

なんとナショナルグラフィックNational Geographicという権威ある自然科学誌の2009年写真コンテ ストで優勝した作品だった。当時11歳の少年が家族でタイに旅行した際に撮ったヤドカリの写真で、王冠の付いたままのビンの先を住処にしている珍しいショットです。左Winner_amba_Alex_Rita-Marttは母親のRitaさん。男性は駐米大使のPekka Lintu氏で、写真は大使館に飾られるそうです。少年の出身地がフィンランドのVantaaという、以前自分が住んでいた地域なので、なんとなく親近感を感じて掲載保存です。この一枚から、地球の環境問題という大きな問題が見えてきます。'Home Sweet Home'(愛しの我が家)というタイトルが付いています。


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2010/09/26

アラスカ沖の全原油流出量は日本の1日分石油消費量!

Ci100925223546 米コロンビア大の研究チームが、メキシコ湾の原油流出事故の流出量を 計約440万バレル(約70万キロリットル)と推定し23日発行の 米科学誌サイエンス電子版に発表し、これはほぼ日本の1日の消費量に匹敵する。米政府の研究チームによる推定値(約490万バレル)とほぼ同じで、海で起きた史上最悪の原油流出であることが確実になった。国際エネルギー機関(IEA)の統計によると、日本は2008年、日量450万バレルの石油を消費している。原油流出は7月15日に止まり、米政府は9月19日、油井の完全封鎖を 発表している。

すでに止まったメキシコ湾の原油流出だが、あれほどの量でも、日本が消費する石油Oilのほぼ1日分と言うデータに多少驚いた。右は英文の石油消費データ から抜粋して加筆したものだが、2007年の統計では世界第4位の消費国で、現在は多少減った(2003年は558万バレル)ものの各国と比較すると日本の消費量が莫大なのと共に、米国の石油依存度が異常に高いのが分かる。(なぜ2位が無いのか不明??) 参考ブログ:メキシコ湾原油流出 最終章⑮ 参考ブログ:原油流出についての最初のブログ➀


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2010年09月25日  メキシコ 中南米 犯罪
2010/09/25

ペンは剣よりも強し、、では無かった。メキシコ

ElDiario_Violence_jpg_260x1000_q100 カテゴリ犯罪の中には書き溜めたメキシコの麻薬犯罪が多いが、その中に米国国境沿いのフアレス市CIUDAD JUAREZが何度も出てくる。2006年からでも28000人が麻薬犯罪の犠牲になったこの国でも、フアレス市の犯罪件数、死亡者は際立っていて、過去2年間のこの街の麻薬犯罪での死亡者は5000人に上る。この死亡者は遺体が確認された者だけで、行方不明者などを加算すれば一体どれほどの人間が殺されたたのかは想像も出来ず、殺されないまでも多くの人間が麻薬組織に拷問を受けている。拷問の対象として多くの場合マスコミ関係者が狙われ、時には殺される。_49190108_010220104-1

すでに最近4年間だけでも30人以上の報道関係者が殺害や行方不明だと言うこの国で悲惨な事件がまたおきた。「死の街」フアレス市にある最大の新聞社El Diario de Juárezの報道写真記者2名が2010年9月16日の白昼銃撃され、21歳のルイ・カルロス・サンチアゴ 21-year-old staff photographer Luis Carlos Santiagoさんが死亡、もう一人の25歳の同僚Carlos Sanchezも重態だ。残された警告には警官もこうなるぞと書かれていた。この新聞社では過去にも一人が麻薬組織の犠牲になっている。その後の社説では読者に対し「一体我々は発行を継続すべきなのか、どうしたらいいか教えてほしい"Explain to Us What You Want from Us what we should try to publish or not publish, so we know what to expect,"」とそのやるせない気持ちを書いている。さらに「もう誰かが死んだり傷ついたり脅される事には耐えられない。こんな状況では望まれるような報道を継続していくのは不可能だ。“We do not want ALeqM5hEneYcZmu30XerSksmzOQNguHmTA more deaths. We do not want more injured or more intimidation. It is impossible to carry out our role in these conditions. Tell us, therefore, what is expected of us as a media 5124864 outlet,”」とマスコミとしての敗北とも取れる社説を掲げ、麻薬事件報道からは自主規制していくようだ。別な記事では「もうこれ以上銃弾の餌食になることには絶えられない。"We don't want to continue to be used as cannon fodder in this war because we're tired,"」とも語っている。右下は亡くなったカメラマンの棺。左はショッピングモールの駐車場で襲撃されたカメラマンの車。右下は悲しむ同僚のカメラマン Christian Torresさん。

その後もメキシコ中部の太平洋岸のAcapulcoでは7人の麻薬抗争による銃殺遺体が発見され、後日近くでは首を切断された2遺体が見つかっている。この国ではいずれも日常の「ささやかな事件」でしかない。すでに事件前の9月7日のロイター紙が、多くのメキシコのマスコミが麻薬事件報道に関して自主規制していると報じていた。


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日本のアドバルーンの効果は?

日本防衛省、陸上自衛隊を1.3万人規模増員:

日本の防衛省と自衛隊の関係筋によると、防衛省は陸上自衛隊の定員を1万3000人増員する計画で、現在、関連部門との調整を進めているということである。調整が順調に進めば、これは1972年以来、陸上自衛隊にとって初めての大規模な増員となる。日本政府の職員は、今回の増員は中国への対応を念頭に置いたものであると表明した。中国国際放送局 日本語部」より2010年9月23日

128517069665516228262 128517104345216104062 年々削減していた自衛隊を38年ぶりに尖閣諸島絡みで1万3千人増員する計画を防衛省が19日策定したことで、中国側は決まってもいない事に大騒ぎしている。これから年末の防衛大綱に入る予定ということで、こんな防衛省の案が今の内閣で決定する事は現実には不可能に近いだろう。それよりも、今のこの時期にマスコミに流れる事の意味は何だろう?思うに中国へのけん制だろう。外交ヘタな日本が放った政治的アドバルーンではないのか?「中国よ、あんまり騒げば日本は本当に軍備を増強するぞ!」と言う意味かと想像できる。中国政府にとって、少しであっても日本の右傾化は最も避けたい事のはずだ。

右の写真のような威勢のいい反日行動ばかりクローズアップされるが、現実は、中国内の軍部、あるいは右翼からの支援を受けた作り物のデモで、デモの規模も右下の読売の記事のように形ばかりの小規模なもので、デモよりマスコミの方が多い位だ。上の日本の自衛隊増員のアドバルーンに中国は思ったとおり大騒ぎ、しかしこれは日本の狙い通りで、所詮この尖閣諸島問題はすべて日本の領海内の国内問題であり、中国側の勝手な事実誤認でしかない。相手の自作自演に日本が騒ぐ必要等全く無く、無視するのが一番いい方法だろう。日本の新聞には「中国よ、もっと大人になれ、、。」というコラムも見えるが、そこには大きな勘違いがある。中国はまだ大人になっていない反抗期の子供で、大人の国ならこんな馬鹿げた騒ぎはしない。

2010年9月24日:那覇地検は24日、公務執行妨害の疑いで逮捕、送検された中国人船長を処分保留で釈放すると発表した。同地検は、捜査継続した場合の国民への影響や今後の日中関係などを考慮して釈放を決定したと説明した。参考ブログ:中国の勝手な事実誤認


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2010/09/24

拾った写真

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上はネットで拾った写真。左は偶然写りこんだアシカ。人間にもこういうのがいますね。右は、一瞬、衛兵の帽子の中はこんなことになってるかと思ったが、そんなわけは無く合成写真です。下は、中国紙で紹介されている秋の北海道。地元から見ると余りにも普通の風景なんですが、、。

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中国に牙をむくインド

5e16be6b 写真はインドの建築現場の写真で、人海戦術で材料を荷揚げしている。これの動画はここです。いかに人件費が安いのかと言う事と、労働基準の不完全なことがわかる映像です。よく見れば、力のいらない荷下ろしには女性が働いています。近代化が進む中で貧困や古い風俗習慣の混在する国でもあり、また、アジアの中では中国に敵対心と警戒心を持つことを隠さない国であり、日本とは麻生政権時代に安全保障協力に関する共同宣言を出しています。

000115464 インド東部のオリッサ州政府は2010年9月2日、中央政府国防関係者の談話として、中距離弾道ミサイルAgni-II-and-Agni-III-size-comparison 「アグニ2」の改良型実験に成功したことを明らかにした。これには核弾頭の搭載が可能で、中国メディアは脅威が高まった警戒心を強くしている。「アグニ2 AgniⅡ」の射程は2000キロメートル、改良型の「アグニ2+」は2500キロメートルとされる。これまでにインドは「アグニ2」や短距離弾道ミサイルを、中国との国境地帯に配備するとの考えを明らかにしている。また、2010年3月に発表img_I15_SA2_IndiaAGNI3した国防計画に絡み、「2012年までに、中距離弾道弾による防御システムを完成予定で、対象は中国とパキスタンだ」と発言した。

これに対し中国社会科学院・南アジア研究センターの葉海林事務局長は、インドが中国を主たる対象として核ミサイル開発・整備を進めているとの考えを示し、現在のところ、インドは「アグニ2」を中国の経済発展地域に可能な限り届かせるため、国境近くに配備し、開発中の「アグニ5」は射程が 5000-6000キロメートルで、インド国内のどこに配備しても、中国全国を攻撃することが可能で、脅威はさらに高まるという。インドと隣国のパキスタンは潜在的な敵対関係で、核兵器開発も競い合ってきたが、葉事務局長は、パキスタンを念頭に置くならば、「アグニ5」のような射程が長いミサイルを開発する必要はないと主張した。右下はすでに開発済みのアグニⅡ、Ⅲで、Ⅲの射程距離(3000km以上)は左図のようにほぼ中国全土にまたがっている。 参考ブログ:インドの目前に迫った中国 参考ブログ:インドの目前に拠点を持った中国


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