2010年8月30日の報道によれば、8月22日タイのバンコク飛行場Bangkok Airportか らイランに向かうタイ国籍の女性Piyawan Palasarn, 31歳の手荷物からなんと生きた虎の子供が発見された。手荷物検査のX線スキャナーで発見された生後2~3ヶ月ほどの虎の子はバッグの中に衣類やトラのヌ イグルミと一緒に薬物で眠らされて押し込められていた。検査官も一瞬目を疑ったと言う。右の写真のバッグの中には見つかった時のぐったりした虎の子が見える。
虎の子は体力の消耗と脱水症状を起して歩ける状態ではなったが、その後野生動物の保護センターで治療を受け回復中。 女性はバッグを他人から機内に持ち込むように頼まれただけだと主張しているが、イランの動物の闇市場に持ち込もうとした疑いが強く、有罪なら4年の禁固刑 と罰金4万バーツ約10万円ほどの刑を受ける。イランでは10万バーツ約27万円ほどで取引されるらしい。現在DNA鑑定で繁殖されたものか野生かを含め 子供の出身地を調査中。