

以前 我が家のミーちゃんのルーツが北欧だと書きましたが、尻尾はどんどん太く大きくなり、毛はますます長くなってきました。寒さに平気なのは、全身を羽毛のような短い毛と、長い毛が二重に覆っているためでしょう。
白猫のフーとは対照的で、最大の違いは足の裏です。ミーの足の裏は肉球が見えないほどに毛が生えています。
右の写真が後ろ足ですが、左では肉球は見えません。爪の間もびっしりと毛が詰まっています。上の右では、指で毛を跳ね上げるとやっと肉球が見えてきます。
実はこれの為に板の間で走るとミーは滑って転びます。この写真でも少し切ったのですが、そのままがいいだろうと切るのはやめました。
左の2枚はフーの足の裏と、ミーちゃんの足の裏。同じ猫でもこんなに違います。ミーは窓で雪を浴びても平気で、 「さっむい!」とすぐ退散するフーとは大違い。ミーは、山猫のような顔つきで、一見こわもてですが、見掛け倒しもいいとこで、とてつもなく人なつこく、抱 かれているのが大好きです。順応性は神経質なフー以上で、また、こっちが心配するほど食欲旺盛で、生野菜から甘いものまで目がありません。暑い炊きたてゴ ハンは爪で引っ掛けて冷まして食べ、熱いスープは足裏の毛につけてからなめています。ミーのあだ名は毛が長いので「たぬき」でしたが、最近は食欲旺盛なので「どか弁」 と呼ばれています。毛は長いですが、今のところ毛抜けがほとんどしないようです。写真には撮れませんでしたが、普通の猫の何倍もあるがっちりした爪もミー の特徴です。まるで犬のような爪で、穴を掘るにはいい感じです。ミーが来てから我が家では、食事時間はミーを閉じ込めて、さっさと食べて、さっさと食器を 洗う習慣になりました。残りものがあれば、ゴハン粒ひとつまできれいに食べますから何も残せません。今日も台所でサラダをおねだりしています。パリパリの レタスには飛びついていきます。決してくっついて寝たりはしませんが、今のところ2匹は仲がいいですよ。