2010年01月

2010年01月31日  ネコ 個人

まさに寒冷地用の猫 ミーちゃん

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   以前 我が家のミーちゃんルーツが北欧だと書きましたが、尻尾はどんどん太く大きくなり、毛はますます長くなってきました。寒さに平気なのは、全身を羽毛のような短い毛と、長い毛が二重に覆っているためでしょう。

白猫のフーとは対照的で、最大の違いは足の裏です。ミーの足の裏は肉球が見えないほどに毛が生えています。

右の写真が後ろ足ですが、左では肉球は見えません。爪の間もびっしりと毛が詰まっています。上の右では、指で毛を跳ね上げるとやっと肉球が見えてきます。

実はこれの為に板の間で走るとミーは滑って転びます。この写真でも少し切ったのですが、そのままがいいだろうと切るのはやめました。neko 001 2010130 001

左の2枚はフーの足の裏と、ミーちゃんの足の裏。同じ猫でもこんなに違います。ミーは窓で雪を浴びても平気で、 「さっむい!」とすぐ退散するフーとは大違い。ミーは、山猫のような顔つきで、一見こわもてですが、見掛け倒しもいいとこで、とてつもなく人なつこく、抱 かれているのが大好きです。順応性は神経質なフー以上で、また、こっちが心配するほど食欲旺盛で、生野菜から甘いものまで目がありません。暑い炊きたてゴ ハンは爪で引っ掛けて冷まして食べ、熱いスープは足裏の毛につけてからなめています。ミーのあだ名は毛が長いので「たぬき」でしたが、最近は食欲旺盛なので「どか弁」 と呼ばれています。毛は長いですが、今のところ毛抜けがほとんどしないようです。写真には撮れませんでしたが、普通の猫の何倍もあるがっちりした爪もミー の特徴です。まるで犬のような爪で、穴を掘るにはいい感じです。ミーが来てから我が家では、食事時間はミーを閉じ込めて、さっさと食べて、さっさと食器を 洗う習慣になりました。残りものがあれば、ゴハン粒ひとつまできれいに食べますから何も残せません。今日も台所でサラダをおねだりしています。パリパリの レタスには飛びついていきます。決してくっついて寝たりはしませんが、今のところ2匹は仲がいいですよ。


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米国の台湾へ武器輸出の「なぜ?」

c070301_01 米政府は2010年1月29日、台湾に対し総額64億ドル(約5800億円:売却する対象は、弾道ミサイルを迎撃するPAC3のミサイル114基などシステム一式(28億ドル相当)のほか、強襲用の多目的軍用ヘリコプター「UH―60 ブラックホーク」60機(31億ドル相当)、対艦ミサイル「ハープーン」など。) の武器を輸出する方針を決定、米議会に正式に通告したと発表した。オバマ政権による初の判断で、対台湾政策について前政権を継承する姿勢が鮮明になった。 中国は強く反発、米インターネット検索大手グーグルをめぐるネット検閲問題で悪化する両国関係に影を落とすのは必至。 米側の輸出決定を受け、中国外務省の何亜非次官は「強烈な憤慨」を表明、米中関係に「深刻な否定的影響を及ぼす」と警告した。

オバマ大統領は、積極的に経済交流、さらに軍事交流まで中国と進める中で台湾への武器輸出を決定した。台湾にすれ ば、中国との経済交流が活発する中で、目の前の海峡でミサイル実験を繰り返す中国に対抗し、防衛兵器を買い入れるには正当性がある。間違っても、防衛兵器 を中国から購入などありえない。台湾の米国への要求には戦闘機や潜水艦も在ったが、さすがに米国は中国に配慮してかこれを承認せず、防衛ミサイルなどに 絞っている。

先に露骨な軍事演習などで台湾を刺激しておいて、中国の言う「強烈な憤慨」にはばかばかしさを感じるが、米国がなぜ米中関係の悪化を招きかねない台湾への武器輸出を決定したのかは報道には見えてこない。大きな疑問「なぜ」が説明されていない。

米国を敵対視する国は多いが、近いところでは南米のベネズエラがある。米国に言わせれば「狂ったチャベス大統領」が、露骨に反米路線をとっている。この国は、親米国家コロンビアの反政府組織でコカイン製造、密輸で有名なゲリラコロンビア革命軍 (FARC)にも武器を供与している。ここに中国製の武器が見え隠れする事が「なぞ」解きの鍵ではないだろうか?中国は過去にも、国連決議を無視してアフリカのスーダンなどにも武器輸出をしている。 中国のベネズエラ接近の狙いは豊富な石油資源ですでに開発に着手している。

2007年のアメリカ議会調査機関によると、「南米諸国で繰り広げられている軍拡は、非常に懸念されるもので、特に、ベネズエラの大量の兵器購入は周辺国の軍拡を刺激しかねない。」と発表

2008年に、ベネズエラは中国からの武器購入が総額100億ドルを突破したという。これは、5年前の7億4200万ドルと比べ、13倍の増加になる。ベネズエラの軍備増強は中国の供給なくしては不可能だ。

2009年2月:中国はベネズエラから今後200年にわたって中国が必要とする石油の供給を受ける利権を取り付けている。

2010年1月に中国製K-8訓練戦闘機が配備されるとベネズエラ国営ニュースが報じ、ベネズエラ軍ヘスース・ゴンザレス大将は、「最低でも24機のK-8訓練戦闘機を購入する予定だ」と話したというから、本格的な空軍の誕生も時間の問題だ。

見える事実だけを並べても、なんとなく「武器の密輸出」「ベネズエラ支援」を止めろという米国の中国向けの声が聞こえてくる。アメリカを敵対視する国に武器援助するなら、中国の軍事的脅威を感じている台湾に正規にほしい分だけ売ってやろう、、。こう見えるのだが、これが外交というもので、軍事大国間のバランスのとり方だ。ベネズエラは強固な反米路線をとりつつ、南米の反米陣営であるボリビア、エクアドル、ニカラグア、キューバ反米的なロシア、中国、イランに対し密接な貿易関係や軍事関係を築き上げて友好的政策を取り、中でも中国はすでにベネズエラから2009年2月に、今後200年にわたって中国が必要とする石油の供給を受ける利権を取り付けている。今後、アメリカにとっても、他の南米諸国にとっても、ベネズエラの軍事強化を伴う発展は大きな問題を含んでいて、南米の資源開発に遅ればせながら動き出した日本にとっても大きな問題だ。参考過去ブログ:南米にリチウム求める日本


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ハイチの奇跡

article-1246652-080D3DD7000005DC-30_634x440 気温の高いハイチでは、水無しでは72時間、約三日しか生存できないと言われているが、大地震から約半月、15日ぶりに16歳の少女Darlene Etienneさんが1月27日救助された。崩 壊した住宅の上を歩いていたフランスのレスキュウ隊員がかすかな声を聞いたのがきっかけで救い出された。家族もほとんど生存をあきらめていた中での救助 で、声も出ないほど弱っていたが怪我は無く、病院で回復に向かっている。彼女が閉じ込められたのがシャワールームで、恐らく水分を得ることができた のだろうと推測されている。少し前には、崩壊したホテルの中から11日ぶりに 男性が救助されている。更なる奇跡を期待し、救助は続行されている。

上が発見された少女と、左は発見直article-1246652-080D2CD2000005DC-426_634x461後のarticle-1246652-080D435B000005DC-592_634x469様子。隊員が「,彼女は生きている」と親指を上げている。このとき周りでは歓声が起きたという。

市民の心配は、支援の食料が公平に分配されるかで、市民の一人は「それらがハイチ政府に渡れば、政府は自分たちの為 に使ってしまうだろう」と言う。実際、2008年のハリケーンで大被害を受けたとき、ハイチ政府に渡された支援物資の多くは被災者に渡らず、闇市に流さ れ、販売されていた事実を市民の多くはまだ記憶している。関連ブログ:ハイチ大地震 その後、27日ぶりに男性発見


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m52369 去年7月に起きた 中国新疆ウィグル地区の暴動 は、力ずくで中共政府に押さえ込まれ表面上終焉を迎えたが、その結果は大量の死刑判決だった。日本では報道規制で報道は一切無い。

同地区ウルムチ市中級人民裁判所は2009年1月25日、13人の被告人のうち4人に対し一審で死刑判決。今回の判決で、同事件についての死刑確定は26人に上り、そのうち9人は既に刑が執行されている。国営メディアは死刑判決を受けた被告人たちの民族を明かしていないが、公表された名前から、全員がウイグル人とみられている。また、同日には8人の被告が無期懲役の判決を受け、1人が執行猶予2年の死刑を言い渡されている。

ドイツに本部を置く亡命ウイグル人による国際組織「世界ウイグル会議」のスポークスマン、ディリシャット・ラシッ ト氏は、「中国共産党は『7・5事件』以来、死刑判決を利用してウイグル人に対し恐喝と弾圧を続けており、行われている裁判は公正ではない。重刑を言い渡 されたウイグル人は、弁護士を選択する権利をはく奪されている」と話す。

去年暴動後の8月24日、ウイグル人亡命組織「世界ウイグル会議」ラビア議長(写真右)は、200名近いウイグル人が新疆の監獄で拷問により死亡したという入手した情報を明らかにしている。 現在ワシントン在住のラビア氏は、最近、新疆のある警官からファクスを受信。内容はウルムチ南部にある監獄の悲惨な光景を描写するもので、7月の新疆事件 で中共当局に拘束されたウイグル人のうち196名が拷問によって死亡したと伝えている。アッキンというウイグル人が拷問に耐えられずに自殺したことも書か れていた。 ファクスを送信した警官は、すでにキルギス共和国に亡命したという。 関連ブログ:ウィグル問題と資源


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ノートパソコン 日本は世界から後退?

imagesimages.jpgううimages.jpgdyna    ネットブック「EeePC」で有名な台湾のパソコンメーカーASUS(アスース)は2011年にノートパソコン世界市場でトップ3に躍り出ることを計画し、トップ3に躍りでる施策として、同社会長のJonney Shih氏が東芝のパソコン事業の買収を考えていることを明らかにしたのは昨年11月半ばのこと。すでにASUSは東芝に対してパソコン事業の買収を持ちかけているが、Shih氏は「まだ結果は出ていない」と述べ、その後の続報は無い。

その直後の昨年11月末、ネットブック「Aspire One」やネットトップ「Aspire Revo」などで知られる現在世界シェア2位(2009年第3四半期)台湾Acer(エイサー)も日本のノートパソコンメーカーの買収に意欲を示し、1位の米ヒューレット・パッカード(HP)を追い越す計画であることを明らかにし、どうもねらい目は東芝を含む数社に絞られたらしい。すでにAcerはGatewayやeMachinesといったメーカーの買収によって世界シェア2位にまで上りつめ、日本ではNEC,日立、富士通などに本体や部品を供給し、傘下にAOpen、液晶で有名なBenQを持っている。

2009年の第3四半期日本市場におけるノートパソコンのシェアNEC、富士通、東芝、Dell、ソニー、Acerの順番で、Acerは世界市場では大手だが、日本市場で苦戦している。Acerは2009年春に2011年にはノートパソコンの世界一を目指すと公言したが、計画が2010年に前倒しされたことから買収は近いと思われ、時間の問題で世界シェア1位、2位は台湾になるだろう。さ て、どこが台湾に買収されるのか?台湾勢が強いのは、蓄積したノウハウで生産工場を中国、ベトナム、インドなどに分散し、低価格での生産が可能な事。日本 の対応の遅れは自民時代の硬直した外交政策と、めまぐるしい政権交代による外交政策の分断の結果といえる。技術はあっても、マーケッティングの下手な日本 の欠点が見えてくる。経団連に行動力の無いのも問題だろう。台湾勢が動き出した1990年代、経団連会長は東京電力、豊田会長だったが、この時期にアジア圏の経済動向をしっかりと分析できなかった責任があるだろう。 参考過去ブログ:台湾の液晶TV


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プリウスの ブレーキすっぽ抜け 米国ではアクセルが!

P1m 知人の話で、プリウスを購入直後にブレーキのスッポ抜けが発生して危ない目にあったという。札幌の去年12月の路面凍結時期の話で、ディーラーのスタッフが運転しても同じ現象を確認した。似たような現象は多く起きているようで、このサイトのコメントにも多い。典型的なのは下のようなコメントの状況だろう。個人的には、ブレーキを踏んで回生ブレーキが効き、エンジンブレーキがかかったような状態からABSへ移行するタイミングのずれ等の問題ではと思うのだが、、。制御ソフトの設定を直す必要があるのだろう。

「ブレーキのすっぽ抜け、私も経験しました。凍結気味の交差点で、この程度なら止まれる距離と思ってブレーキをかけたら、一瞬ブレーキがゆるんだ感じになり、車が前に進んでしまい、ぶつかるかと思いました。他にも経験された方のレポートがあり、大変参考になりました。※ プリウスは、構造上、ABSの作動がブレーキペダルに反映されない。  前まで乗っていた車は、作動するとすぐに反映され、ABSが効いているなと実感できましたが、この車種では分からないのですね!ブレーキのすっぽ抜け現象が、回生ブレーキによる影響かABSが効いてのものなのか、それとも他にあるのかどうかは分かりませんが、車の特性ととらえて、注意して運転するようにしたいと思います。皆さんのレポート有り難うございます。」

上のような状況は、路面からマンホールのふたに片輪が乗ったときにも起きる様だ。これに対して、車に詳しい方の回答が載っていた。

「ABSは緊急ブレーキ時にタイヤがロックした場合、ブレーキを踏んだままでも自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、タイヤのグリップ力を回復させるとともに、クルマの走行安定性を保ち、ハンドリングによる危険回避能力を確保しようとする装置です。一瞬ブレーキがゆるんだ感じになるのは、ABSが正常に働いている証拠です。ABSは決して制動距離を短くするための装置ではありません。特に砂利道や未舗装路、新雪路、凍結路等では、ABS未装着車に比べ、制動距離が思いのほか長くなることがありますよ。」

事例にも多いように、片輪が空回りしたり、滑った状態、つまりスリップしたような状態ではフットブレーキからABS(アンチロックブレーキ)に移行する。回答の「自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、、」とは、足踏みブレーキより優先的に断続的にブレーキを踏む、効きの良いポンピングブレーキの状態をABSが再現すると言う事だろう。しかし、スリップは寒冷で降雪地域では頻繁に起きる事で、これで制動距離が伸びる、つまり、滑っている状態の発生は事故を招くし、内部の誤作動でブレーキが瞬間的にしろフットブレーキもABSも効いていない状態はあってはならない事だ。雪道だけで言えば、これを回避するにはABSを効かせないように、早めに減速か、細かく軽い踏み込みのポンピングブレーキの使用が必要かもしれない。車の癖と言うには重大な問題だ。

article-1246553-080D0347000005DC-704_468x346 昨日のブログで、日本車はいずれ欧州車に負けると書いたばかりだが、この記事を書いている最中に、26日、アクセルの不具合からトヨタが米国で260万台のリコールを発表しその後台数は535万台に拡大、更に乗用車など8車種の販売を中止するというニュースが入ってきた。トヨタの最大の危機だろう。少し前に高級車「レクサス」の暴走から426万台を自主回収したばかりだ。リコールは中国、欧州のトヨタ車にも飛び火し、最大で世界での販売台数を上回る700万台以上がリコールになりそうだ。対象車種は、2009年以降発売のRAV4、カローラ、マトリックス、2005年以降発売のアバロン、2007年以降発売のカムリ、タンドラ、2008年以降発売のセコイア、2010年のハイランダー。リコール対象となるアクセルペダルの部品は、米国製であり、日本国内では使用されていない。事故は報告されていないが、原因となったアクセル関連部品は、欧州向けモデルなどでも採用されており、米国製部品を利用した設計上の問題が原因となり、アクセルペダルを緩めようとしてもアクセルがかかった状態が続く可能性があるという。

日本車の安全神話を作ったトヨタが、自分でそれを壊している。これは日本製品への信頼にさえ影響するだろう。車好きの中には自分も含め意外とアンチトヨタが多い。その放漫な、平均点で妥協した個性の無い車造りに我慢できないからだ。 写真右下は、トヨタの中古車に欠陥車として「売り止め」の表示をする米国の様子。参考:海外のブレーキ事故   関連ブログ:2009年8月28日レクサスES350 暴走の状況  過去ブログ:VWの巻き返し    参考ブログ:2006年当時のプリウスのリコールとトヨタの対応

20100128-00000043-maip-bus_all-view-000 2010年1月28日:トヨタ自動車は、米国でのレクサスの暴走死亡事故に端を発した、リコールの原因となった部品を製造した米メーカー「CTS」に、リコール費用に応じた一定の補償を求める方針を明らかにした。費用総額がある程度固まった段階で具体的な交渉に入る。問題が見つかったのはCTSが設計・製造した「フリクションレバーfriction lever」と呼ばれるアクセルペダルの付け根にある部品。ペダルを踏み込む動作の繰り返しですり減った個所に、暖房の使用で結露が生じることで抵抗が増し、最悪の場合は踏み込んだペダルが戻らなくなる恐れがある。 関係者によると、ペダル部品の図面作製や素材選定などをCTSが担当。トヨタはその仕様を承認する形で売買契約を結んだという。

2010年1月29日英国ホンダは29日、パワーウインドーのスイッチの不具合で雨水などで漏電し発火する恐れがあるとして、北米や欧州などで約64万6千台をリコールすることを明らかにした。対象は2002年から08年に製造され、米国や英国、南米、アジアで販売された「フィット」や「シティ」など、これまで約19件の漏電事例が報告されている。

20010年2月4日:米フォード自動車が4日(現地時間)、ハイブリッド車2モデルのブレーキ問題のためリコールをすると発表した。対象車は2010年型「フュージョン」と「マーキュリー・ミラン」で計1万7600台。フォードの発表は、米高速道路交通安全局(NHTSA)がトヨタハイブリッド車「プリウス」制動装置に対する正式調査を決めた直後に出てきた。  フォードがハイブリッド車のブレーキ問題を速やかに認めたのは、市場調査会社コンシューマーリポートの指摘のためだ。コンシューマーリポートの運転手は最近、2010年型フォード「フュージョン」に乗って試験走行したが、恐ろしい経験をしたという。カーブで速度を落とすためにブレーキを踏むと、ペダルが中へ入っていきブレーキが利かなかった。 その瞬間、ブレーキの異常灯もついた。しかし急いで車を止めた後、エンジンを切ってまたかけ直したところ、ブレーキがまた正常に作動した。  コンシューマーリポートがこれを指摘すると、フォードはすぐにリコールを決定した。 フォードの内部ではすでにこうした事実を知っていたということだ。

関連ブログ:トヨタ車問題2009年2月4日時点 この続きは>関連ブログ:トヨタの体質と悪歴


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ウッカリ タチバナさ~ん、

PN2010012601000869.-.-.CI0003PN2010012601000869.-.-.CI0003 愛 媛県松山市は、松山城二の丸跡の井戸で発見された1899年(明治32年)製のロシアの金貨に、ロシア人捕虜とみられる名前と、日本人の名前が刻まれてい るのが見つかったと26日、発表した。二の丸跡には1885年、陸軍の衛戍病院が建てられ、日露戦争時代(明治37年1904年~明治38年1905年) は捕虜収容所病院の役割をしていた。中村時広市長は「経緯は分からないが、友情の証しに彫ったのではないか」と話し、金貨はロシア皇帝ニコライ2世の肖像 が描かれた10ルーブル金貨で、直径約2センチ。日本語で 「タチバナ 力」「コステンコ ミハイル」、ロシア語でも「M Костенко M・コスチェンコ,」と刻まれていた。1904年の海南新聞(現愛媛新聞)に、ロシア人士族で当時24歳の歩兵少尉ミハイル・コステンコ Михаил Костенко が 松山市で収容され治療を受けたとの記事があり、市はこの人物にかかわりがあるとみている。「タチバナ 力」という人物の情報はなく、情報提供を求めている。

左上の金貨の色調を変えて拡大してみれば、確かに名前が彫ってある。コステンコはコスチンコにしか見えないが、、。 明治27年頃の1ルーブルは7円の価値があったと言うから、10ルーブルは大よそ70円。明治27年~明治44年頃の公務員の初任給が当時50円から55 円。これから10ルーブルの当時の価値を自分なりに計算すると現在の30万円ほどになる。8.6gあるので、現在の金相場なら金としては27000円ほ ど。このタチバナさん、お礼か何かの代金でもらって、誤って井戸の落としたか?

左上は原寸大の直径2cmにしてみました:松山のロシア人墓地 武士道健在なり その後の経過:タチバナ・カ>タケバ・ナカ>竹場なか


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masdar_city1 アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビ(Abu Dhabi)で、2008年2月から建設が開始された世界初となる二酸化炭素(CO2)を排出しない「ゼロ・カーボン・シティー」が注目を集めている。「マスダール・シティー(Masdar City)」と名付けられた、不毛の砂漠に出来るこの人工の新都市は2015年の完成予定で、総面積は6.5平方キロ、開発費は220億ドル(約2兆円)。想定人口は4~5万人で、太陽エネルギーをはじめとする再生可能エネルギーで都市全体を賄う。「マスダール」はアラビア語で「源泉」を意味する。

二酸化炭素排出ゼロ、廃棄物生産ゼロ、さらには自動車の乗り入れも禁止、出来上がれば、この街にはコンピュータ制御 の3000台の車が軌道上を自動制御で移動し、人工の池ではバイオ燃料の為の藻が培養される。電力と空調は太陽光発電でまかない、水道は太陽光発電を動力 源とする海水淡水化プラントから供給、またエリア内の植物や周辺で栽培される農作物には水処理プラントからの処理済み廃水を利用という徹底ぶりだ。

右は未来都市の空想図では無く、この都市の完成予想図で、すでに着工し、一部のプラントは日本の三井造船などが受注している。UAEは現在も世界で6番目の産油国だが、将来の地下資源の枯渇に対応すべく、豊富な資金で未来都市を建設し、そこで開発される技術を世界に売り込もうという計画だ。同時に国立の技術大学を設立し、 その教授陣や生徒には世界から優秀な人材を集め、将来は石油ではなく、国策で才能と技術を売り込もうとしている。全ての計画がすばやく、不毛な海岸沿いの ドバイに世界の金融機関を集めてあっという間に世界の金融センターを作ったのは記憶に新しい。全てはすでに亡くなった王様の発案で、今はそれを皇太子が引 き継いでいる。

e38090081111e38091e3839ee382b9e38380e383bce383abe5a4aae999bde99bbbe6b1a0no 日本が政治のもたつきなどで時間を浪費しているうちに、世界はものすごい勢いで将来のモデルプランに着手している。色々調べると、技術立国の日本は全てに遅れを取り、例えばこの未来都市の太陽光発電パネルはすでにドイツに決まっている。

何かの計画を策定しても、日本の行政は日本のスケジュールで何年先だとか平気で言うが、世界はそんなスピードでは動 いていない。韓国を見れば分かるが、技術者が昼夜問わず開発にまい進し、自国に無かった技術をあっという間に作り上げる。出来上がった製品の品質に問題は あっても、走りながら改良していこうと言う意気込みだ。それをすぐに国が採用し、インターネットの普及は日本より早かった。よく見れば、日本が特化してい るもの等ほとんど無い。車もしかり、自分の調べでは、恐らく時間の問題で技術面で欧州勢に追い越されるだろう。(現在世界で最も売れているのはVWフォル クスワーゲン。トヨタは日本と米国で売れているだけで、プリウスも ブレーキの問題など技術的問題を抱え、他の車種も多くのリコールを起している

湾岸諸国が技術エリートの育成に投資するのにあわせ、世界の有名大学がアラブに分校(アメリカのエール大学など)を設置し、エリート学生は留学しないで自国で最高の教育を受けれようになってきた。UAEに2009年9月に開校したマスダール科学技術大学(Masdar Institute of Science and Technology)も アメリカのマサチュウセッツ工科大学MITと提携し、すでにマスダール・シティーの技術開発の中枢機能として始動している。国策で15億ドルが投資され、 2008年6月開設、2009年9月には開校というスピードで、教授は世界から25人が選抜され、応募した1200人の中から90人の学生が奨学金つきで エリート教育を受けている。更に世界の多くの企業が実験の支援を申し出ている

この国で最初に油田が発見されたのは1958年、最初の舗装道路は1961年だった。イギリスから独立したのは1971年で、国の歴史はまだ40年ほどしかない。将来の野心は大きく、少数精鋭のエリートに国を任すという勢いに、日本は到底勝てないだろう。いずれアラブから、今度は石油ではなく将来の技術を買う事になるだろう。

このような計画は日本でも可能だ。離島などから実験的に行えば貴重なデータと経験が蓄積されるが、とにかく政治が遅 い。研究機関も分散している。将来、大国が小国に負けるときが来るだろう。個人的には、日本の箱物行政全てを否定はしないが、新規の公的な建物に太陽光発 電パネルさえも乗せないのではお話にならない。 参考資料 その後の経過


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中国のディーゼル油流出事故

chaina 中国の70パーセントの河川はすでに工場が排出する化学物質により汚染され、多くの工場は5千460キロメートルにおよぶ東部の海岸線に並び、それらが生 態環境を深刻に破壊し、水資源を減少させている。 昨年12月に行われたコペンハーゲン会議で、各国は中国に対して具体的な環境保護対策を講じるよう要求 している。

そんな警告の直後、去年12月末、過去にも大量のベンゼンを流失させたペトロチャイナのディゼル油油送管から流失事 故が発生、15万リットルともフランス側の発表で40数万リットルとも言われるディーゼル油が黄河に流失した。例によって中国の詳細な報道が無いので場所 の特定が難しいが、情報を集めると地図上のの付近のようだ。1月4日には三門峡ダムに到達したと言う情報があった。 水質汚染は2億人に影響の出る可能性があるというから大事故といっていいだろう。40万リットルとすればドラム缶(200L)で2000本分の流失になる が、河川への流失は15万リットルとの情報もある。この辺には湿原が多く、野鳥や野生動物への被害も懸念される。すでに700万人が住む河南省鄭州市で飲 用水の影響が出ていると言うから渤海湾、日本海側にも流失するだろう。

こういう自然への影響のあることは、中国は公表すべきだが、その後の情報は無い。回収が出来ない油は、時間的にみて、すでに海に到達している頃だ。


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ちょっとビール買ってくるわ、、って

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  北方四島・国後島の裁判所は1月24日までに、2007年4月7日、ビールを買いに日ロ中間線を越えて北海道根室市に上陸した 不法越境の罪でロシア人の漁師 Aleksey Vashkevich(32歳:当時29歳)に懲役1年、執行猶予6月の有罪判決を言い渡した。 ロシア極東サハリン州の検察当局が明らかにした。

判決などによると、男は2007年4月に歯舞群島の水晶島付近でウニ漁をしていたが、アルコールが欲しく なり約7キロ離れた根室市にモーター付きゴムボートで上陸。手持ちの1万円札で24本のビールを商店で購入し、11時48分ごろ、船に戻る際に北海道警に逮捕された。日本で数日服役し、ロシアへ強制送還された後、ロシアでも起訴されていた。当時のニュース

0406Nosapu1 当時はロシア人らしい笑えるニュースで報道されたが、実際4月のその付近は相当寒いはずで、日本までビールを買いに着た気持ちは分かる。自国でも有罪判決とは気の毒なような、、。正規には、ロシアの漁船が根室で日用雑貨や野菜を買うのは普通のことです。

水晶島:北海道東部,歯舞(はぼまい)諸島(2008年3月より歯舞群島)中の島。主要島中最も本土に近く,台地状で,面積13.71km2。第2次大戦前約1000人が居住し漁業に従事していたが,戦後ソ連が占領,島民は引き揚げた。晴れた日は島が根室側から見える。現在は図の国後、択捉にロシア人が居住している。


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2010年01月24日  ネコ 個人

フーとミー

1_Camera_m 東 京から帰って二日ほど不在だった我が家へ戻った。どうやらフーとミーは押入れで仲良く寝ていたらしく、同時に出てきて、調度ご飯の時間でもあったので、挨 拶もそこそこにご飯をねだる。非常に警戒心の強いフーがおもむろに近寄ってきて「おとうさんかな?」という疑いの目でにおいを嗅ぎまわる。納得したのか、 それからやっといつものよう2009.11.23 001に擦り寄ってきた。

何時もオジの布団で一緒のフー。かみさんから聞けば、夜中に寝る場所が無くて、しかたなくかみさんの布団にもぐりこんできたらしい。しかし、そこは子猫のミーが何時も寝る場所で、ミーはわざわざ布団の中から這い出て、もぐりこんできたフーを追い払ったという。

  以前から、ミーはフーの寝ているオジの布団に何度もアタックするが、普段温厚なフーでも、ここだけは絶対にミーに譲らない。フーはオジの布団の中だけは自 分の縄張りと決めているようで、ミーが近寄っただけで猛烈に怒る。すっかり敵(かたき)を取られた格好のフーはあきらめて押入れで寝ていたようだ。一見平 和に遊んでいる二匹だが、実はしっかりと縄張りが出来ている。

今日からはまた、いつものようにフーはオジの布団で寝るでしょう。 写真は白猫フーとまだ子猫のミー。ミーのシッポはまた一団と大きくなったようです。すでにミーのシッポは32cmです。


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2010年01月21日  欧州 EU 国内問題 政治

日本も将来直面するだろう

20091016145249179876_5 オランダで今興味深い裁判が進行している。2008年3月、オランダの保守派のリーダー議員ヘールト・ウィルダースGeert Wilders(PVV:Party for Freedo自由の党) がインターネットで公表した フィトナFITNA という反コーラン映画が言論の自由の範囲かどうかが審理されている。内容は、「イスラム教とコーランは長期に渡ってオランダの自由のために危険で、それに対して警告する必要があります。」と言うものだ。(映像はすでにYOUTUBEなどでは閲覧が止められているが上のリンク部分では閲覧可能 ) 当時のオランダ首相は、映画の内容にイスラム全てを暴力集団と見る決めつけがあると批判している。

オランダだけでなく、フランス、デンマーク等でも経済不況による失業問題も絡んで、多くのイスラム系アフリカ系移民と現地の若者が衝突を繰り返している。写真は、オランダのイスラム系アフリカ人の抗議デモの様子だが、プラカードには イスラム教の シャリフ法 を認めろという言葉が見える。このシャリフ法が首切りや石打刑を容認し、極端な女性差別、女性への割礼、他宗教の排斥など厳しい戒律の元な のだが、とても欧米のキリスト教国家が容認できる内容ではない。キリスト教徒の側は、多様なイスラムの過激な部分だけを問題点化し、「野蛮で人権を無視す る遅れた宗教」とイスラムを定義する傾向を強めた。一方イスラム教徒側もこれらに反発する形で教理を硬直化・過激化させ、結果として現代社会にはなじまな いこれらの悪習を「イスラムの良き道徳」として積極的に擁護し、結果はキリスト教徒へのジハード(聖戦)を唱える過激派の温存・浸透を招いた。

第3者的に見れば、どんな事情であれ、移民したほうがそこの国の文化や決まりを尊重しないとうまくいかないだろう。 ましてや、移民先で独自の文化圏を構築し、そこでは自分たちの宗教戒律がそこの国の法律より優先するなど、自ら摩擦を求めているようなものだ。過去の植民 地主義を非難して、自分たちを弱者と強調しても何の解決にもならない。ある日突然、一見恵まれた西側社会ができたのではない。彼らも幾多の苦難を乗り越 え、あるときは自国民同士で血を流しながら今の社会を作り上げた。イスラムもそこを知るべきだろう。イスラムの大きな欠点は、この、他国の歴史認識への欠 如と、自分たちの過去は良くて、現在は良くないと言う極端な被害者意識ではないのか?現在を無視して、何が何でも過去に戻ろうというイスラム原理主義な ど、受け入れる国などあるはずが無い。

日本にも戦後の帰国を拒否し、そのまま外国人の身分で残る戦後移民の在日の問題がある。3世、4世の多くが帰化する 中で、帰化を拒み、権利だけは日本人並みにといわれても無理があるのではないか?参政権へのこだわりも、加入者を減らし続ける民族団体の、政治的な存続を 意図とした政治活動のように見える。人権の名の下に、それが実は政治的基盤を作ろうと言う政治活動なら、民主は利用されているだけではないのか?権利は主 張するが、この国の社会も歴史的背景も尊重しないでは全ては始まらないだろう。


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史上空前の大災害 ハイチ大地震

20101130596950734_32010117111632621_20

  このままで行けば中南米のハイチHatiで1月12日に起きた地震災害は今世紀最大の死傷者を記録しそうだ。すでに5万人の死亡が確認され、最大20万人死亡の可能性もあるという。今回のマグニチュード7の地震の震源地が、人口が密集する首都ポルトープランスPort-au-Princeの ほぼ真下という事で大災害になったようだ。気温30度の中、通りに放置された死体を郊外の大きな共同墓地に埋葬する作業が今も続いている。市内では水、食 料が不足し、国連の食料援助も人出が足りないために分配が遅れ、市内では略奪が発生し、刑務所から約4000人の犯罪者が脱走した事もあり無法状態。国連 ハイチ安定化派遣団は、PKO=国連平和維持活動に基づき、地震の前からハイチに派遣されていたが、事務所のあったホテルが倒壊し、約100名の職員が亡 くなったとの情報がある。

ハイチは元々アフリカからの奴隷の中継地で人口のほとんどがアフリカ系黒人。スペイン、フランス、アメリカの植民地をへて、軍事政権、独裁政権とめまぐるしく政治が変わり西半球では二番目に貧しい国で人口960万人。ここ数年でやっと立憲政治が行われるようになった。

1月17日は阪神・淡路大震災で6400名が亡くなってから15年目に当る。日本からは16、17日と医療チームが現地に派遣された。

TKY201001140429 ハイチには東西方向に走る大きな断層帯が2本あり、今回の地震は、南方の「エンリキロ 断層」と呼ばれる横ずれ断層の東寄りの部分で起きたとのこと。この断層の付近では 、1751年と70年を最後に、大きな地震は起きていなかった。これについて、かつて調査した米仏やハイチの研究チームが2008年、地震の危険性を論文で警告していたことがわかった。 米パーデュー大やハイチ鉱山エネルギー局などの研究チームは、GPS(全地球測位システム)による地殻変動の測定結果などをもとにこの活断層を調べ、08 年7月、地球物理専門誌「ジオフィジカル・ジャーナル・インターナショナル」に発表。活断層がハイチで最後に大きな地震を起こしたのは1751年 (M7.5)で、それ以降に蓄積されたひずみが現時点で解放された場合、「M7.2程度の地震になりうる」と警告していた。北米で大地震の危険があるとい われるのは他にシアトル沖がある。 ハイチ地震発生48時間後の写真 地震発生直後の写真   関連ブログ:米国北西部、シアトルの群発地震


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不気味なアメリカ北西部の群発地震

Recent Earthquakes in the Pacific Northwest_1263907149449

  ハイチの大地震を調べると、次に大地震の可能性があるのはアメリカ西海岸シアトル付近。人口300万人の大都市だ。街ができてから地震は発生していないが、ここで日本の南海トラフと同じような微動が起きている。シアトル付近でアスペリティ asperity がエネルギーを溜めている可能性が指摘されている。実際、最近の統計を見れば頻繁にマグニチュード2程度の地震が頻発している。ごく最近では2010年1月2日にマグニチュード3.6が起きている。右の図では最近2週間の震源地を示し、数字はマグニチュード、❐の大きさが規模を示している。

先住民族のマカ族の伝承では、大昔に巨大な鯨が大地と海を揺るがしたとある。ブライアン・アトウォーターさん(地質 学者)が地震の痕跡を発見し、およそ300年前に海の砂が運ばれた形跡があり、津波が発生したことを物語るという。(300年周期という学説があり、今が その時期だという学者が多い)

ではどのくらいの規模だったのかと言うと、それを証明したのが東京大学の佐竹教授。岩手県の旧家で見つかった文書から、1700年1月27日に、大潮でも地震でもないのに津波がきたことが書かれていた。宮古だけではなく新宮などでもこの記wa3dsm4 述が見つかっている。シアトルで発生した地震が引き起こした津波が日本の太平洋沿岸に押し寄せたことがわかる。そこから地震のエネルギーが推測される。M9レベルだという。(推定で5mほどの高波が来たとも言われる)

学者はこの付近で関東大震災規模の地震が起きるといい。それが起きれば日本にまで津波が押し寄せる可能性が大きい。 いつかは分からないが、不気味な地域である。右下は太平洋プレートの図で、カナダ西部、アメリカ北西部で沈み込んでいる。過去にカリフォルニアの大地震も 同じような現象による。関連ブログ:2011年4月米国北西部に高まる巨大地震の恐怖 関連ブログ;ハイチ地震


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2010年01月19日 

あー、無事でよかったね!

railroad-puppy-3jpg-6c68f148c34867c4_large 先 週の土曜日、アメリカのアラバマ州 Trussville-Argo area に住む保線係のGary McLeanさんが朝の7時半、1時間後の汽車の通過にあわせて線路の点検中、線路に子犬を発見しました。溝でぬれたために、-10度に冷えた高さ 18cmほどの鉄の線路に体がくっついてしまった子犬でした。お湯をかけても取れず、ナイフでくっついた部分を切って(恐らく毛の部分)救出しました。現 在3匹の犬を飼う夫妻は、インターネットで貰い手を捜し、無事に貰い手も見つかり今は元railroad-puppy-1jpg-06dd5a325acce40f_largerailroad-puppy-2jpg-4bb80ceb555616c2_large気に暮らしているそうです。毛色から、ジャーマン・シェパードとハ スキーの混じった生後7~9週間の子犬だった様です。写真は線路にくっついて動け亡くなった子犬と、救助された写真。 元記事


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史上空前の大災害 ハイチ大地震

20101130596950734_32010117111632621_20

  このままで行けば中南米のハイチHatiで1月12日に起きた地震災害は今世紀最大の死傷者を記録しそうだ。すでに5万人の死亡が確認され、最大20万人死亡の可能性もあるという。今回のマグニチュード7の地震の震源地が、人口が密集する首都ポルトープランスPort-au-Princeの ほぼ真下という事で大災害になったようだ。気温30度の中、通りに放置された死体を郊外の大きな共同墓地に埋葬する作業が今も続いている。市内では水、食 料が不足し、国連の食料援助も人出が足りないために分配が遅れ、市内では略奪が発生し、刑務所から約4000人の犯罪者が脱走した事もあり無法状態。国連 ハイチ安定化派遣団は、PKO=国連平和維持活動に基づき、地震の前からハイチに派遣されていたが、事務所のあったホテルが倒壊し、約100名の職員が亡 くなったとの情報がある。

ハイチは元々アフリカからの奴隷の中継地で人口のほとんどがアフリカ系黒人。スペイン、フランス、アメリカの植民地をへて、軍事政権、独裁政権とめまぐるしく政治が変わり西半球では二番目に貧しい国で人口960万人。ここ数年でやっと立憲政治が行われるようになった。

1月17日は阪神・淡路大震災で6400名が亡くなってから15年目に当る。日本からは16、17日と医療チームが現地に派遣された。

TKY201001140429 ハイチには東西方向に走る大きな断層帯が2本あり、今回の地震は、南方の「エンリキロ 断層」と呼ばれる横ずれ断層の東寄りの部分で起きたとのこと。この断層の付近では 、1751年と70年を最後に、大きな地震は起きていなかった。これについて、かつて調査した米仏やハイチの研究チームが2008年、地震の危険性を論文で警告していたことがわかった。 米パーデュー大やハイチ鉱山エネルギー局などの研究チームは、GPS(全地球測位システム)による地殻変動の測定結果などをもとにこの活断層を調べ、08 年7月、地球物理専門誌「ジオフィジカル・ジャーナル・インターナショナル」に発表。活断層がハイチで最後に大きな地震を起こしたのは1751年 (M7.5)で、それ以降に蓄積されたひずみが現時点で解放された場合、「M7.2程度の地震になりうる」と警告していた。北米で大地震の危険があるとい われるのは他にシアトル沖がある。 ハイチ地震発生48時間後の写真 地震発生直後の写真   関連ブログ:米国北西部、シアトルの群発地震


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2010年01月17日  個人 車、乗り物

昨日の深夜 命掛けでした いや、本当に!

2010116 0072010116 006 打ち合わせやら何やらで午前中に帯広に向かった。行きも途中から大雪でえらく時間がかかったが、帯広を出るのが深夜になり、真夜中の山脈越えは命がけの運転でした。往復450km。人生二度目の最悪のドライブでした。

山の頂上から平地まで数十キロはカーブの多い圧雪アイスバーン、つまり雪でつるつるの坂道の運転。これは覚悟してい たので慎重に運転。ところが途中からとんでもない大雪。視界1m、あまりの雪の降り方で、フロントガラスの雪が車内の温度で解けてシャーベット状態にな り、それがすぐに氷になるのでワイパーが止まりそうになる。ワイパーが止れば運転不可能で、山の中で立ち往生となり、車がすぐに雪に埋もれて大型トラック などに突っ込まれる危険が大きい。これだけは避けたい。若い時に山の中で大雪の為に車が動かず立ち往生し、危うく1時間後に来た除雪車にすくわれたことが ある。そのときを思い出しぞっとした。

深夜で車も少なく、道路が見えずほとんど感で走る。普通の人なら引き返すか、運転しないような状況だった。数秒でフ ロントガラスを多い尽くす雪はワイパーが止りそうなほど重い。さらに車内の暖房で解けたガラス面の雪が氷になってへばりつく。ワイパーはその上をすべるだ けで取り去る力は無い。

普通の乗用車は路面の雪が30cmほどになるとタイヤが浮いて進めなくなる。なんとか積もる前に脱出しないと山の中 の道路の真ん中で立ち往生となる。これだけは避けなければと気が焦る。かといってスピードを上げれば間違いなくカーブで激突する。さらに、ワイパーが動か なくなったら万事休す。山の中は街灯なども無いから走るのは無理に成る。雪国でワイパーは非常に重要なのです。

決断したのは最後の手段。暖房も全て止める。外気はマイナス15度。窓を開けて 車内を外と同じ温度にする。つまり、フロントガラスをわざと冷たくして雪が解けないようにする。そうすると雪はガラス面で解けないで飛んで行ってくれる。 車内にあるもの全てを体にまきつけて凍傷にならないようし、雑誌や紙を服の中に押し込む。体温が下がるのを防ぐためだ。さらに、吐いた息が霜になってガラ スにつかないようにファンをまわして空気を動かす。用意が出来て窓を開ける。すぐに車内はマイナス15度になった。これでとにかく雪の降らない場所まで一 気に走り抜けなければならない。どう考えても体力が持ちこたえるのは1時間が限界だろう。

全身ががくがく震え、走ること30分。やっと雪が小降りになったが、今度は路面の新雪が深くて、ある程度のスピード で走らないと車が止りそうになる。やっと市街地に入りコンビニが見えた。飛び込んで熱い缶ジュースを飲み、体を温めて発進。又雪が降り出した、、、、、山 道が終わった付近のトラックステーションに大型トラックが雪を避けてたくさん待機していた。山の中から出てきたこの小さい車を「良く通り抜けたな!」とい う目で運ちゃんが見ていた。どうりで対向車が来ないはずです。

自宅に着いたのは深夜3時。車を置く場所はすでに20cm以上積もっていて、もう少し時間がかかればたどり着かなかっただろう。家について、フーとミーが心配そうに駆け寄ってきてほっとした。写真は途中で撮った様子で、車高より雪の深いのが分かるだろうか。車はすでにソリ状態。ヘッドライトはかなり熱いはずなのに解けた雪で氷がレンズのようにくっついている。ほとんど前に光が行っていない。


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2010年01月15日  ネコ 個人

ミーちゃんのルーツ調べ、どうも北欧らしい。

xc20043 体もそこそこ大きくなったミーちゃんの先祖を調べてみた。特徴は長い毛、大きなシッポ、胸と首の周りのフサフサした感じ。いましたね、ソックリなのが。写真はミーと似た感じの猫でノルウェージャンフォレストキャットといい、特徴は下にある写真のミーとソックリ。自分が北欧に住んでいた頃、大きなシッポの猫をたくさん見たが、それもそのはず、ルーツは北欧だった!どうりで雪も怖がらないし寒がらないはずです。ミーはノルウェージャンフォレストキャットの 血統らしく、アメリカにわたって増えたというからアメリカから来たのでしょう。ミーはまだ子供ですから、多分毛はもっと長く、シッポも左の写真の様にに大 きくなるでしょう。今でもシッポを膨らませると左のような感じです。直訳すれば「ノルウェーの森の猫」、、確かにそんな感じのミーちゃんです。写真は二つ ともノルウェージャンです。混血でいろんな毛色がいるようです。もらったときは普通のキジトラだと思ったのですが、北欧の種類とさらに日本のキジトラとの 混血らしい、、。下は図鑑からの説明 人なつこく、寒さに強く、毛が抜けないので飼いやすいネコでしょう。

20092ノルウェージャンフォレストキャットネコの品種のひとつである。長毛種。原産はノルウェースカンジナビア半島を中心とした北ヨーロッパで、非常に寒冷な気候でも適応している。ノルウェーでは、このネコはよく知られた存在で、スコッグ・キャッターSkogkatter”もしくはスコウキャッターSkaukatter”と呼ばれている。(“skog”と“skau”はどちらも『森』に対する言葉で、ノルウェーの方言によって語の形が異なる) また、このネコについてよく知る人は特性からノースク・スコッグキャットNorsk Skogkatt”(文字通り、ノルウェーの森林ネコ)と呼ぶ。


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裸官

01300000329092125922591534487_s 1月14日、中国商務部が公表した調査報告書によれば、ここ30年間で外国に逃亡した汚職幹部は約4千人で、着服した資金は約500億ドル(約5兆円)に達するという。外国逃亡組の大半は、まず自分の家族を海外へ移住させ、自分ひとりが国内に残り幹部職に従事する。いったん汚職がばれると、家族が待つ国外へすばやく逃亡するという仕組みだ。近年、このような汚職幹部は「裸官」と呼ばれ、普遍的に見られるという。 中国共産党の人事を主管する「中央組織部」の調査によると、ここ数年で香港やマカオを含む国外へ移住した高級幹部の親族は108万人に達する。国外での一族の生活は贅沢を極め、現金で豪邸や高級車を買い漁る姿がよくみられるという。

国が大きいとは言え、規模がスゴイ!日本人が同じ事をすれば、警察は海外にまで捜査を拡大し、結果的に裁判にかけら れるだろう。中国人がこうも大量に裸官になる背景は、法的な部分が不完全で、やったもの勝ちになってしまうからと思う。たまにアメリカ当たりから、こうし た中国人がマフィアに狙われると聞こえてくる。少し前には捜査員を派遣して取り締まりを強化し、秘密のうちに本国に連れ戻すとも聞いた。中国人から儒教の 精神は無くなったのだろうか?日本人の潔癖さの根源にはこの儒教の精神が生きている。会社に忠誠を誓うなどは儒教そのものだが、その精神を忘れた政治家の 話にはがっかりさせられる。連日小沢氏が叩かれているが、叩かれる口実を作ったのなら本人も悪いが、どうも危機感を感じた官僚、以前の体質、つまり勝手気 ままに出来る体制をを守りたい警察、検察、裁判所の抵抗のような気がする。真実はどうなのか、今日もそんな疑惑のニュースが流れる。真実がどうであれ、う さんくさい事ばかり見せられると国民とてヤルキが失せるが、中国人は相当辛抱強いようだ。過去ブログ:儒教社会主義を目指す中国 過去ブログ:汚職役人


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2010年01月14日  メキシコ 中南米 犯罪

メキシコ ElTeo 逮捕される

teo420-420x0 2010年1月13日の報道によれば、元バハ・カリフォルニアBaja california州の「アレラノ・フェリックスドラッグ カルテルArellano Felix drug cartel」の幹部で、このカルテルと血生臭い抗争を繰り返し逃亡中だったメキシコ麻薬マフィアの大 ボス テオドロ・ガルシア・シメンタル 通称 ElTeo エル・テオ (Teodoro Garcia Simental)がカリフォルニアに近いメキシコ北部ティファナTijuana近郊La Pazで捕まった。エル・トリート”と呼ばれる兄弟も逮捕された。以前 邪魔者は、 溶かせ、、。 と言うブログにこのボスの事を書いたが、捕まった写真(右)ではしっかり太って別人のようだ。この男、メキシコでも有名な凶悪犯で、警察の推定だけで、捕 まった部下の自供から300人を溶かしている。殺しかたが尋常でなく、残酷な拷問の果てに、首を切る、ロープで橋からぶら下げる、ガソリンで焼き殺す、更 には苛性ソーダのたるに入れて溶かしてしまう。

今回もメCuerpo-de-Arturo-Beltrán-Leyvaキシコ海軍の精鋭が作戦を実行arturo-beltran-leyvaし、昨年12月にメキシコシティーで政府の作戦中に射殺されたカルテルのボスArturo Beltran Leyva(写真左)に つぐ大物の逮捕だった。このボスも殺人の残酷さで有名で、敵対する相手やその関係する女、子供から政府関係者、検事たちを殺しまくり、最後は無数の弾丸を 打ち込まれて絶命した(左下)。今回のテオの逮捕は、数ヶ月に渡るメキシコと米国情報部の共同作戦の結果で、メキシコの麻薬戦争ではこの男テオTeoが台頭した2006年末から3年間で、約17000人が麻薬抗争の犠牲になったといわれている。あと、捕まっていない大物ボスとしてはシナロアカルテルの 通称:エル・チャポ がいる。 メキシコ麻薬勢力図


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