7 月の上旬に読んだ記事だが、そのときは苦手な英文の医療記事で、内容は分かったが四苦八苦して理解していた。分かりやすい図が見つかったのでブログに保存 しておく。英国のマーチン・ジョーンズMartin Jonesさん42歳は、12年前にアルミの精錬の仕事中に解けたアルミを浴びてやけどをし、その際に両目の視力を失った。今回見えないまでも僅かに回復 の可能性のある左目を最新医療で手術し、なんと視力を回復した。
すでに数例成功例のある移植手術だが、簡単に流れを書けば、まず本人の歯を抜いて穴を開ける。そこへ特殊なレンズを 埋め込み、それを水晶体の変わりに埋め込むと言うもの。レンズは人工物なので、生 体拒否を起こさない本人の歯を土台にするという技術らしい。埋め込まれた後は周囲に毛細血管なども復活するようだ。
最初に見たかったのは50歳の奥さんの顔で、結婚後8年ぶりにはじめてみたときの印象を「彼女はすばらしくきれいだ!もう言葉で言いようが ない」と感激したコメントが残っている。包帯を取った直後は、視界は水の中から景色を見ているようだったようですが、今は相当良くなったのでしょう。面白 いのは、ベンツの小型車スマートをはじめてみたときで、「笑ってしまったよ。まるで誰かが半分に切ったみたいだったからね」と語っています。「歩くときに は白い杖を使うけど、何よりもうれしいのは世界の動きが分かる事だね」と、、。
この手術は、英国で唯一の実績を持つ クルストファー・ルイ医師によって行われました。The operation was done by Brighton surgeon Christopher Lui, the only person in the UK who carries out the procedure.