2008年10月15日、中国の「環球時報」は、10月7日にタイで発生した警察とデモ隊との 大規模衝突で死者2人(別報道で3人)、負傷者478人を出す惨事になった原因が中国製催涙弾にあるとの タイ警察の発表を伝えた。ラマティボディ病院は、「デモ隊のうち8人が足を吹き飛ばされ、1人が失明した」と発表。タイメディアは負傷者478人のうち8人が重傷という事実に注目。一般市民に対し一体どのような武器を使用したのか明らかにするよう警察に要求した。
タイ中央法医科学研究所が化学分析した結果、中国製催涙弾には一般に軍やテロリストの破壊攻撃に使われる強力な爆薬RDX(トリメチレントリニトロアミン)が使用されていたことが判明。 この催涙弾の威力は、爆発時に地面に直径8センチ・深さ3センチの窪みができるほどだった。 また中国製催涙弾は1次爆発に続いて2次爆発もあり、人体周囲でさく烈する場合、人命被害も生じる、と調査チームは述べた。中国製催涙弾は価格が安いため大量に購入されており、7日のデモ鎮圧に使用されたのはほとんどが中国製だったという。
これに対し、中国の武器専門家は「国産の催涙弾の使用期限は5年。1993年に輸入されたものなら、すでに期限が切れている」と指摘。また中国製催涙弾は製造販売に関し公安部装備財務局の徹底した管理下にあり、不良品が出回ることはないと断言。「中国の警察が使用するのはすべて国産の催涙弾だが、これまで負傷者が出た事例は1件もない」と反論している。、、。そんな訳無いだろう、公表しないだけでしょう。それとも中国の民衆は鉄人か? 期限切れとか不良品とかの問題では無く、殺傷兵器並みの爆薬が入っていることが問題だろう。この件は安いからと中国製を良く確かめずに買って使ったほうが悪い、ましてや人命軽視の中国製なら、、。タイ警察は中国製をすべて処分するそうだ。