2008年04月

2008年04月30日  欧州 EU 犯罪
2008/04/30

*悪夢の8516日、地下に娘と子供3人、24年間監禁!!画像 詳細 アムシュテッテン オーストリア:

oI Daily MailTHE SUNTelegraph, HEAVEN、ほか外報から。。。こんなことってありえるのか?悪夢の8516日(以下名前の読み方は、英語読みと現地の発音が混在しているため、ヨゼフはヨセフ、ヨーセフ、ミカエル2-012はミハエル、マイケル、エリザベスはエリザベート、カースティンはケルスティン、シュテファンはステファンと表記している場合もあります。この記事はこのブログのカテゴリー:犯罪 に保管してあります。なるべく正確に書くようにしましたが、事件当初は誤報もあり、間違っている部分が在るかもしれないことをご了承ください。記事は詳細を知りたいと言う個人的な興味からの記録保存用です。個人的なリンクやコピーはどうぞご自由にお使いください。猟奇的な事件としてみるだけでなく、断片的な記事情報から、エリザベスさんの人間性やたくましさを読み取っていただけると幸いです) 右は2009年公開された現在のエリザベスさん

「監禁事件の状況と人々」 娘を24年間にわたって地下室に監禁、7人の子を産ませていたとして、オーストリアの73歳の男が取り調べ中です。この非情で残酷な男は、ウィーン郊外のアムシュテッテン(Amstetten, Austriaオーストリア北東部、人口24000人)に住むヨゼフフリッツ(Josef Fritzl 電気技師73歳)で、娘のエリザベス・フリッツ(Elisabeth Fritzl現在42歳、昔のニックネームSISSI、英語のSISSY弱虫を意味するのか、エリザベスという名前からかは不明。多分後者が18歳のときの1984年8月28日、薬物を使用したうえに手錠をかけて地下室に誘導、そのまま24年間にわたって監禁、凌辱をくり返し、出産にまで至らしめていたものです。エリザベスさんが子供たちとともに閉じこめられた地下室は、天井までの高さが5フィート6インチ(約170センチ)の窓のない一連の部屋で、扉は食器棚の背後に隠され、暗証番号によるロックがかかっていました。部屋は寝室、食卓のほかに便器なども備わっていたといいます。エリザベスさんは長年にわたる凌辱で、7人(その後の調べで24歳の時に流産をしており、妊娠したのは8回となる、2008年11月15日付け英国紙サンによる)の子供を監禁されていた地下室で出産。生まれた(1996年4月28日)直後からエリザベスさん一人で処置が出来なく、3日後に死亡し、その後、ヨゼフの証言ではボイラーでCi080504224416 gouseifritzl-montage_325706a 焼かれどこかに埋葬された双子の内1人ミカエル(Michael 0歳)を除き、監禁されていた子供はカースティン19歳(Kerstin女)、シュテファン18歳( Stefan男)、およびフェリックス5歳(Felix男)の3人で、残る3人は1993年から3回に分けて家に届けられ、リサ(Lisa16歳女)、モニカ(Monika14歳女)、アレキサンダー(Alexander12歳男、双子の生き残ったほう)は、上階 で夫婦の養子として育てられました。妻のローズマリーさん(Rosemarie67歳)がこれらの子供たちの面倒をみていましたが、夫のヨゼフは行方不明になってカルトに入信したエリザベスさんが置き去りにしたと説明。監禁翌日には失踪届も提出していたため、彼の妻は疑いをもつこともなく、夫の子供だとも知らずに学校にも通わせていました。 その間ヨゼフは9時になると図面の仕事をすると言って地下に降り、時には朝まで戻らないこともあり、その間はコーヒーさえも運ばないように言い渡していたそうで、本当に彼の妻は気づいてなかったのかという疑問も持たれていますが、今のところ共犯の証拠は見つかっていないとの警察発表が出ています。なお、夫婦にはエリザベスさんのほかに子供が5人おり、エリザベスさん以外は成長して家を出、それぞれ家庭をもっているとのこと。(画像は,最初がローティーンの頃と1981年15歳の頃のエリザベスさんと1982年の父親ヨゼフ47歳、右は養子にされた3人と右下、妻のローズマリー

「監禁事件の発覚と被害者達」 事件が発覚したのは、いちばん年上のカースティンさんが2008年4月19日に病で倒れ、妻のローズマリーの旅行中のスキにヨゼフが病院に運んだことがきっかけとなりました。この時アルバート・ライター医師がエリザベスさんがカースティンのポケットに入れた「助けて」のメモを見つけます。彼はその時、直感的に父親の態度に不審さを感じました。さらに見つけたメモの内容と、ヨゼフの説明する「エリザベスは子供を捨てた」という説明がかみ合わないのです。治療には過去の病歴を知る必要があるという口実で、病院側は母親であるエリザベスさんの所在を求めます。母親が行方不明ということでTV局もニュースで行方を求めます。それを地下の子供たちもTVで見ていました。その後、ヨゼフは何も話すなと口止めした上で地下室からエリザベスさんと、監禁されていた残る2人の子供たちをいったん解放、翌20日に病院に連れていきました。このときに「行方不明の娘が突然帰ってきた」などと、妻や病院に説明し、あまりの不審さから警察に通報されて、DNA鑑定なども経て、監禁の全貌が明らかになり26日ヨゼフ逮捕となります。カースティンさんの症状は、長く地下にいた為、歯はすべて抜け落ち、心因性の病気やてんかん、多臓器不全、腎不全で意識が無く現在も入院中で重態。施設に収容された二人は落ち着きが無く、混乱している様子です。日照不足や新鮮な空気の不足から、3人とも貧血で皮膚が非常に薄いとの事。

「子供達への治療と支援 また、エリザベスさんの供述によると、ヨゼフは彼女が11歳の頃から凌辱をくり返していたということで(その後のヨゼフの供述では性的関係は彼女が19歳の1985年春からといっている)、現在、監禁されていたエリザベスさんらは市の病院でカウンセリングと集中治療を受けていますが、初めて日光をみた子供たちの状態が心配され、治療は長期に渡ると予想されています。当然かなりな費用が必要ですが、ヨゼフの事595業はすylkでに破綻し、銀行から100万ユーロ(1億円以上)ほどの返済を迫られている状態で借金の総額は数億円規模とか、この家族は今後の莫大な治療費をどうするかという大きな問題を抱えましたが、現在、世界中から寄付の申し出があり、過去の監禁事件の被害者からの多額な献金(後述)があったりで金銭的な問題は解消されそうです。国の福祉部門は、正式にはオーストリアの国籍を取得していない地下にいた子供に対して、過去にさかのぼって補助、支援する体制です。.エリザベス さんには白髪やしわも多く、実年齢より20歳ほど年上に見えるそうです。、地下にいた5歳と18歳の成長は、予想よりは正常だったそうですが、言葉は話すものの、時に舌打ちするような独特な特徴があり、足の筋肉が未発達で、5歳のフェリックスはたまにサルのように手を使って歩いたりもするそうです。地下にいた子供達は、窓の無い特別な施設で治療を受ける予定で、医師の発表によれば、子供達は青い色、枯葉の落ちる音、携帯電話の受信音を怖がるそうです。(監禁直前の1984年18歳と最近のエリザベスさんのイラスト画)

「監禁場所の状況と経過」  地下室内部の画像が公開されました。 それによると、もともとは高さ3フィート(約90センチ)で、食糧などのAustbasement3REUT228x697 貯蔵庫として機能していた地下室ですが、1978年(当時エリザベス12歳)と1983年(当時エリザベス17歳、監禁は、一部報道では18歳の1984年8月からとされているが、その半年前、17歳の時という証言もある)の2度にわたり核シェルターとしての地下の建築許可を申請し認可され、その前後、6年掛けてヨゼフはここを60~80m2ほどに拡げるとともに電気、水道などを引き込んで改装,子供が増えるのにあわせて部屋も増設し、最終的には10年を費やした。その後の調べで、空気の引き込みは一箇所しかなく、地下は慢性的な酸素不足だった。事件発覚後に、4人の調査官が同時に入ると呼吸が難しかったと報告されている。かび臭く、不健康な地下の彼らに与えられた常備薬は頭痛薬のアスピリンのみだった。工事中、一時はエリザベスさんにも手伝わせ、その際には首にひもをつけていたそうです。浴室もあり、エリザベスさ80428nんらはテレビを観ることも許されましたが、そのテレビこそが子供たちにとっても唯一、外の様子を知る手段だったようです。5歳のフェリックスは、テレビで観た車」に興味をひかれ、解放されてから病院に運ばれる間に生まれて初めて車に乗ったことから、興奮してまわりを質問攻めにあわせたそうです。

「新事実や推理できること」  その後の調査で、今から13年前の1995年頃、1階に入っているテナントの一人が床下から奇妙なノックの音を聞いていたことが判明した。エリザベスさんのその合図は残念にも理解されなかった。この父親は監禁前からエリザベスさんには厳しかったようで、些細なことでも平手打ちしていたようだ。家庭内でも暴君で、彼が黒いといえば白いものも黒くなった。その反面子煩悩で、旅行に行くと養子の3人分にしては多すぎるおもちゃを買っていたと言う証言もある。

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2008年04月29日  ネコ その他の 動植物

スナネコ(英名:Sand cat 学名:Felis margarita)

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  フランス東部Amnevilleの動物園で15日に誕生したスナネコ(Sand cat)の赤ちゃん2匹が、このほど公開された。スナネコは、野生ネコ科の動物としては世界最小の種。北アフリカのサハラ(Sahara)砂漠から、西南アジアのイランやパキスタンの乾燥地域にかけて生息する。(c)AFP

左上の写真は生後10目、4月25日のスナップ写真。それにしてもカワイイですね。ただ、日本語のスナネコはダサイネーミングです。サハラキャットとか何とかならなかったのか。

下は探してみた、多少大きなスナネコの写真。一匹ほえていますが、いや、単なるアクビでした。どうやら、耳に特徴があるらしい。

スナネコ(英名:Sand cat 学名:Felis margarita)は、アフsand_catリカからアジア砂漠にかけて分布する、小型の野生ネコ科動物の一種。体長50cm、尾長     20cm、体重1.8kg~3.6kg。耳は大きく尖っている。毛色は黄色で青白い線が走っているが、この線がほとんど見えない個体もいる。尻尾の先は黒っぽい。熱い砂から皮膚を守るため、足の裏は長い毛で覆われている。

野生本能が強くて、なかなか人間にはなつかないそうです。

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ローズマリーは老化防止に利く。

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ローズマリーは多年生植物で、長くまっすぐに伸びた茎には長さにセンチ強の細く長くとがった葉をつけています。葉は表面が濃い緑色で、裏面は銀灰色をしています。成長すると長さ1.8メートルほどにもなり、小さな淡青色の花を咲かせます。

昔から、集中力・記憶力を高めるハーブとしてよく知られて、花言葉も「記憶」です。フレッシュでもドライでも利用可能で、抗菌作用や酸化防止作用があって、食べ物のもちを良くし、肉料理をはじめ、さまざまな料理に広く利用できます。お茶として使えば脳を刺激する香りに意識がはっきりして、元気を取り戻せます。また、抽出してティーは、化粧水として使うと肌を聞き閉め、殺菌して若さを取り戻すといわれます。さらにローズマリーは、緩和な刺激作用を示す優れた強心剤で、心臓の神経障害に効き目があります。高い血中コレステロール値が正常な値になるのを促しますので、動脈硬化症に対してもこれを使用することができます。ローズマリーはその消毒作用のために、特に腸内の感染症と下痢に好適です。これは消化器系に対して、刺激・健胃・駆風・鎮痙のそれぞれの作用を示します。 外用すると、リウマチ痛と筋肉痛に非常に良く、通風とリウマチに全体的に有効な薬剤になります。シラミと疥癬にも効果があり、また創傷用剤としても優秀です。頭皮のいろいろな病気にローズマリー油を使用することも、昔から行われています。これには刺激・清浄作用がありますので、脱毛やフケにとても有効です。スキンケアの方面でも、収れん性のあるトニック剤、特に香水の形でのトニック剤として利用することができます。

記事は少し古いですが、岩手大学工学部の佐藤拓己准教授がハーブのローズマリーに、アルツハイマー病,認知症を予防する働きがあることを突き止めた。ローズマリーはシソ科の植物で、肉料理などの香辛料として使われるハーブの一種。このローズマリーに含まれる「カルノシン酸」が、脳細胞を保護し、アルツハイマー病による脳の神経細胞の急速な老化を防ぐという。天然成分のカルノシン酸は、ハーブならどれにも微量に含まれているものだが、含有量が最も高いのがローズマリー

いいとこだらけのローズマリーだが、香辛料程度では摂取量として少ないと思われるので、サプリメント製品への開発が進んでいるとか。手っ取り早いのは、乾燥したものをティーとして飲むのがいいかもしれませんね。さらに詳しくはここで


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2008年04月27日  ネコ 歴史、史実、記録

ナゾだった山猫

   ネ コももともと野生だった。一部が山猫になって野生で生きている。日本ならイリオモテヤマネコが有名だが、この写真のネコは100年もなぞだった。写真家 Jim Sandersonが標高3750m(ほとんど富士山のてっぺんだ!)の中国とチベットにまたがる高地で自然な状態をセンサーで撮影したのは去年の夏。大 変貴重な写真で、ナショナルジオグラフィックに紹介された。左はそれ以前に捉えられた同じ山猫。学名が分からないが、 「Chinese mountain cat」 中国山猫なのかな。他の方も言っているが、こんな野良猫見たような気がする。部分的にはフーにも似ている。ちなみにフーにはナゾはありません。 実に分かり易い猫で、ナゾと言えば出生でしょうか。どこから我が家に来たか、いまだに不明。

探せば世界中に野生の猫はまだ居るのではないだろうか。しかし、どうしたらこんなたくましい野生が、隙があれば人間と一緒に布団で寝るような家ネコになるのでしょうか?我が家のフーのように。。

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こうなっているんです。鳥の巣

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Ci080423225058 2008年4月21日、東方日報の報道によれば、総工費36億元(約504億円)にのぼり、“鳥の巣”(Bird’s Nest)」)(の愛Ci080423215932称 で親しまれている北京オリンピックのメインスタジアム、国家体育場に思わぬ弱点が露呈。 5年ぶりと言われる春の大雨(といっても48mmほど。日本では大雨とは言わない)で、あちこちから雨漏りが発生したという。「主会場がこれでは」と施設 の信頼性を危ぶむ声も出ている。設計はスイスの建築事務所、ヘルツォーグ・アンド・ド・ムーロン(Herzog and De Meuron) が担当しており、収容人数は9万1000人で開閉会式等で使用されるが、2007年中の完成予定が大幅にずれて、2008年3月完成、途中強度に問題があ り、すでに何度か修復されている。外側の網状のもはオブジェを兼ねた特殊な梁構造と思えばよく、中に吹き抜けの北京国家体育場(Beijing National Stadium) が入っている。写真は良く見るが、どうなっているか良く知られていないのでなるべく分かる写真を集めてみた。今の状態で漏水とは、開始ぎりぎりまで修復が 続くだろう。問題が起きるとすれば、水漏れによる電気的なトラブルと、夏の高温による狂いだろうと個人的に思っている。それとトイレ設備は、水洗式に慣れ ていない中国人の問題などで間違いなくトラブルを起こすだろう。償却には30年 かかるといわれているが、恐らくそんなに長くはもたないのではないか。北京の環境や気象条件が余りにも過酷だ。工事の経過を見ると、その前に色んな欠陥が 出てくると思う。それにしても途方も無い金のかけ方だ。実際には公表された金額よりかなりオーバーしているはずだ.北京オリンピックの再開発で125万人 が強制立ち退きにあっているという。これもまた桁外れの数字である.工事中に最低10人が亡くなっているといわれるが公表されていない。事故は隠蔽され高 額な保証金で口止めされた為、国家安全生産監督管理総局(State Administration of Work Safety)もその実態を把握していない。屋根の上の黒いのが人である。巨大さが分かると思う。

3件のコメント

  1. kako
    投稿日時: 2008年4月26日 3:56 PM | パーマリンク | 返信 | 編集

     
      鳥の巣とは まさにうまい名称をつけたものだ、と思いました。
       工事遅れで、開催にまにあうのか、と心配されてましたが、トラブル発生とは・・
        開催するしかないでしょうけど、問題ばかりで、観光客も大幅減になるでしょうね。

  2. Miyoko
    投稿日時: 2008年4月26日 7:08 PM | パーマリンク | 返信 | 編集

    そうでしょう。何となく中国らしい問題ですね。
    何しろ、日本のあちらこちらで盗まれた金属を集めて作ったのではないでしょうか。
    このような作り方で、以前、フランスのコルシカであったサッカーの試合中に
    座席がぐらついて一番上の座席が地上めがけて観客ともども崩れ落ちた
    事がありましたが、このような事故が起こらなければ良いのですがね。
    建物はまさに鳥の巣ですね。

  3. 裕治
    投稿日時: 2008年4月29日 8:06 AM | パーマリンク | 返信 | 編集

    ご無沙汰です。
    そうなんですよね、人が死んでも公表しないんですよね。この国は。。
    自分のブログにも1月かな?書きました。
    確か、英紙サンデー・タイムズが最初に報じたはず。
    果たして、各国の選手達は、人が10人も死んだ会場で何を思うか。。


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行く先々で嫌われる中国

無題  聖火リレーも行くところ行くところで嫌われているが、今回は世界のならず者国家 ジンバブエ 中国

、アフリカのジンバブエに武器を輸出した中国の貨物船のその後だ、ジンバブエは地図chn0804231711001-n1の 緑のところで内陸にある。最初は南アフリカで陸揚げを拒否され、その後アメリカの圧力で、アンゴラ、ナミビア、モザンビークが港への入港を拒否した。政情 が不安なジンバブエで紛争や虐殺でも起きれば難民が隣国へ流れ込むことも拒否の理由だろう。どの国もダルフールでの虐殺による大量の難民発生を思い浮かべ たに違いない。そのときの武器も中国からのものだった。こうして、この中国の貨物船は今もアフリカ沖をさ迷っている。さすがに強気の中国も、コンテナの中 身が武器だとばれてしまっては大きな声で文句も言えない。中国としては、世界中で紛争を起こすアメリカに「お前が言うな」と言いたいだろうが、ここはオリ ンピック前でもあり事を大きくしたくないだろう。素直にコンテナを持って本国へ帰還するのがいいだろう。この貨物船、18日に南アフリカに入港拒否され、 その後中国外務省の姜瑜報道官は、24日の記者会見で「中国側の会社が貨物船を中国に戻すことを決めた」と述べ、中国として今回のジンバブエへの武器の輸出を断念したことを明らかにした。

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チベット(14) そろそろ気がつけよ、中国人!

kiju 21 日のマレーシアでの聖火リレーで、子供を含む日本人3人が「Free Tibet」を叫んだところ、中国人のグループに殴られ地元の警察に保護された。右 はそのときに中国の女性が掲げていたプラカードだ。「チベットと中国はひとつ」と書いてある。ある中国人は「チベットも台湾も中国だ!」と叫んでいる。

欧米もダライラマ14世も、チベットのラマ僧もチベットの独立を叫んでいるのではない。 ニュースを良く見れば分かることだが、ここに中国共産党の情報操作が見て取れる。世界はチベット人の人権擁護、民主化、つまりチベット人への自由と中国指 導の迫害を止めるように要求しているのだが、北京政府は問題をすり替えて国内報道している。チベットでの迫害を認めたくないし、自国民に知られたくないの が本音だろう。その結果「チベット過激派と欧米は中国の固有の領土を分離しようとしている、、」と問題をすり替えてしまった。かわいそうなくらい素直な中 国人は「欧米は横暴だ!」といきり立った。それが右のようなピントのずれた中国人のスローガンとなって現れている。

こうなってはお互いに言っていることがかみ合わない。確かに「Free  Tibet」のFreeは独立とも取れるが、世界中が求めるのは宗教を含むチベット人の自由である。ほとんどの中国人は、チベットで行われている民族浄化 を知らない。チベット語も禁止され、チベット人同士の結婚も禁止、自治を認めた頃の約束は何一つ守られていない。そして世界は、21世紀に、無神経に平和 デモに銃を発射する横暴を非難しているのだ。中国人よ、今の中国政府の人権に対する対応が、中国人自身にとってもいかに危険な行為か知るべきだ。あなたの 国の硬直した軍隊、警察の指揮官は、何かあればあなた達中国人に対しても同じことする。天安門事件を思い出せばわかるだろう。君達の国には余りにも人命軽 視の行いが多いし、それは世界の流れとも、中国が参加する国連の意思とも反している。君達が立派な国を目指すなら、敵は外ではない、君達の国の中に居る、 武力や暴力を政治行動と同じに考える人間性の欠如した役人達である。もういい加減に分からなければ、君達は永遠に世界の笑いものになるだろう。そして、すでに笑われていることに気がつくべきだ。


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世界のならず者国家

hgvfdアフリカの南部内陸部にジンバブエがある。右のムガベ大統領の独裁国家で、政治も経済も 混乱している。歴史上最悪の10万%のハイパーインフレ、1週間に4倍の物価高騰!そんなことで有名なのがこの国である。そこへ、また中国が小火器等を輸 出したことが問題化しつつある。

このムガベ大統領、ジンバブエの独立を白人から取り上げると、農場、企業を強制開放させ た。彼は若くして毛沢東主義の信者で、悪名高き文化大革命をそっくり真似している。はっきり言って経済に関しては相当頭が悪い。中国はここから銅やクロム の天然資源を調達し、衣料、薬品を輸出しており、ジンバブエの独立を最初に承認したのも中国だった。お互いに切っても切れない仲になった。さらに中国は、 ここを足がかりにアフリカでの影響力を強化してきた。

ムガベの悪政はジンバブエ国内の経済の混乱と反発を招き、危機感を感じたムガベは中国へ 武器の支援を要請した。反対野党を武力鎮圧するつもりだろう。ここでも中国は死の商人になろうとしている。さらに、ここでもすべての人道や国連の精神を無 視して、自国のメリットしか考えない中国が見えてくる。

2008年4月17日現在、南アフリカの港で陸揚げを拒否された武器満載のコンテナは、別な国を経 由して内陸ジンバブエに持ち込まれるだろう。中身は、ロシアのコピー品である中国製半自動小銃AKー47と弾薬、迫撃砲93門と迫撃弾2500発、携帯型 対戦車ロケット弾(RPG)1500発などと判明している。総重量77トン分。


同じアフリカのスーダン、ダルフール虐殺でも武器の輸出を非難されているが、それでも 全く懲りていないようだ。CNNのキャスターでなくても中国をバカ呼ばわりしたくもなろうというものだが、このことを単に中国貿易の拡大にとどまらず、中 国の覇権主義による生存権がアフリカにまで拡大していると理解する有識者が一体日本には何人居るのだろうか?。 悪く言えば、中国は貧しいアフリカを食い物にしている。北京大学に異常に多いアフリカ人留学生がこれを証明している。 これがもうじき「平和の祭典 北京オリンピック」を開催する国のもうひとつの顔である。


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中国の留学生(チベット関連13)

1230175  中国人の西側の反中国報道に対する意見も読んでみたが、目立つのは変にかたくなな愛国主義ばかり。つくづく教育とは恐ろしいと思う。愛国のためにはすべてが優先する、。そんな幼稚な考えを最高学府で、それも自由な欧米や日本で勉強する中国人留学生も持っているよ1221426うだ。左の写真は、あえて小さく載せたが、アメリカに留学中の中国人女性。彼女は自分の意思でチベット擁護のグループで活動している。仮にAさんと呼ぼう。それを知った日本に留学中の中国人留学生の行動は常軌を逸している。彼女の写真は言うに及ばず、散々反中国的だとネットで非難した上で、実名、留学先、住所、右の写真のように中国の実家の写真まで中国のサイトで暴露する。サイトでは、そこに出かけて親に抗議しろと書き込んでいるようだ「帰国したらおまえの死体は細切れになるだろう」といった脅迫メールも送られてきた。中国の実家にも汚物がまかれ、女子学生の両親は安全のため、別の場所に避難したという。この男子留学生、 20代そこそこで公安警察並みの行動をする。彼にとってはこれが正義なのだろう。一体何のために自由な日本で勉強しているのだろう?。どうして中国人すべ てがひとつの考え方でなければならないのか?他人の意見を尊重しないのか?意見が違えば、なぜ相手を敵対視して社会から抹殺しようとするのか?また、そん な過激な行動や呼びかけに同調する中国国内の若者が実に多い。エリートの彼は、いずれ中国に戻って生活するだろう。そうなれば同調者とグループを作って集 団で行動する可能性もある。そうなれば個人など簡単に排除されるだろう。写真を暴露された、今はアメリカに留学中のAさんなどは将来かなり危険な状態と言 えるだろう。

こう見ると、中国の青年は大学に行く前にすでにかなり偏(かたよ)った社会意識や行動倫 理を持っているようだ。最高学府で世界を知ろうが何しようが、非常に狭い視野でしか行動できなくなっている。若くして予備共産党員であり、その思想や信条 がすべてに優先している。恐らく、彼の親からして忠実な共産党員なのだろう。意見の違う者は全て反国家的であり、そこには相手への人権尊重意識も他人の意 見への尊厳も何も無い。若者らしく意見を戦わすこともしない。すべて排除の行動に出る。恐らく彼のようなのが平均的エリート学生なのだろう。思想教育の怖 さをつくづく感じ、学生運動華やかな時代の日本人同士の内ゲバを思い出した。

あいにく中国語は読めないが、機械翻訳で読むとここのネットでかなり彼女を非難していると思われる。(4月12日付け) その書き込みには「それでも中国人か!」「売国奴!」と読める部分もある。恐らく世界中の中国人留学生がこのように互いに監視しあっているのだろう。

彼女のコメントが漏れてきた。現在、現地 の警察の保護を受けていることを明らかにし、「私は国家の分裂を従来から支持していない。自分の同胞兄弟のようにチベット人に接するべきだ」「罵倒や、暴 力、脅迫などの手段で私を罵倒する人々は、理性を失くしている。それこそ、中国人の恥をさらしている」と。中国のネットでは両親が書いたと言われるニセの 謝罪文まで公開されている。


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チベット(12)坊主憎(にく)けりゃ袈裟(けさ)まで憎い

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世界中から非難を受ける中国はイラ付いているようだ。右はドイツのコカコーラの広告だが、ジェットコースターに乗ったチベット僧らしき人間と make it real と 読める。「夢をかなえよう!」とか 「実現しよう!」位の意味かと思うが、これに中国のインターネットユーザーが噛み付いた。何でもコカコーラがチベット 独立を支持しているとの意味に取ったらしい。アホらしい言い分だが、ドイツの広告は撤去され、中国ネチズンはコカコーラを飲まない運動を中国で展開してい る。

次はアメリカのマスコミCNNに噛み付いた。サンフランシスコの聖火リレーの際に、キャスターが「中国人は50年も変わらぬ馬鹿だ」「ゴミだ!」と言ったとか。50年とは、毛沢東革命以降変わっていないという意味だろう。これには政府が強行に謝罪を求めている。

さらに、米国の議会が人権問題で中国を非難したことで、中国国内のケンターキーフライドチキンの不買運動をインターネットユーザー、中国ネチズンが国中に呼びかけている。同じく中国を非難したフランスには、中国国内のフランスの大型スーパー「カルフール」での不買運動を始めたようだ。すでにスーパーの前で「チベット独立反対」のスローガンを掲げてデモもした。中国の若者の中に自主的に愛国、民族運動が起きたかのように見えるが、これも中国政府のヤラセと見るのが正解だろう。ほとんどタイトルどおり、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い の世界である。

Ci080418075857 中国が世界の中心だという概念を「中華思想」と言う。これは中国本土、「中華」を中心に、「東夷」(とうい、日本、韓国)、「西戎」(せいじゅう、 チベット、中央アジア)、「南蛮」(なんばん、東南アジア、インド)、「北狄」(ほくてき、満州、モンゴル) という野蛮な異民族に囲まれているという思 想で、自分達以外はすべて劣等な民族だと決め付け、他は自分達に従えと言う考え方。はるか昔、伝説の中国最初の王朝、夏王朝の頃の考え方。彼らが持ってい た劣等感の裏返しと聞き流すしかないが、こんな考え方が現代の中国の若者の根底にあるのが気持ち悪い。CNNのキャスターの言い方は多少乱暴だったが、誇大妄想で、自分の非を認めず、世界中にニセモノや有害な食品、薬品を垂れ流す中国人へ「お前らは世界のゴミだ!」と言った気持ちも少しは分かる。そして、50年どころか思想的には3000年も変わっていないのではないだろうか?


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ストーンサークルはヒーリング(自然治癒)の為だった?

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3月31日から行われているイギリスのストーンヘンジの大規模な発掘調査によって、ついにストーンヘンジが何のために作られたのかが分かりかけているそうです。.「太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂」などのために作られたのではないか?とのことでしたが、それとはまた違う解釈が可能なようです。

BBCの報道によると、ストーンヘンジは「治療のため」に作られた可能性が高いとのこと。ポイントはストーンヘンジを構成する岩や石の中にブルーストーンと呼ばれているものがあるということ。このブルーストーンを古代の人はわざわざ250キロメートルもの距離を移動させてきており、理由としては石に「治癒力(ヒーリング効果)」があると信じられていたためとの中間発表が出た。詳しくはBBCの番組が制作されるだろうが、巨大な石を立てるには鹿の角のツルハシが使われていたそうだ。

ところで、このストーンサークルの真ん中に立って、360度のパノラマの経験が出来るサイトがあった。下線の部分をクリックすると英語のサイトが開きます。自動的に数秒から数十秒ででフラッシュ映像がダウンロードされますので、画像の中にカーソルを置いて左クリックを押してください。画面の中で右にカーソルを移動すると、全体は右回りに回転します。まるでストーンサークルの真ん中にいるような錯覚に陥ります。関連ブログ:2010年7月近くでウッドヘンジ見つかる


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チベット(11) 聖火リレーと中国国内報道

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妨害を受け続APX200804060006け る聖火リレーだが、今後もいろんな国で手荒く歓迎されるだろう。気になるのは中国国内ではどのように報道されているのか。写真はロンドンでの当時の様子。 青い服は評判の悪い、中国が派遣した警護警察官。彼らは近寄るものには殴るなどの強行手段にでて、間違って聖火リレー賛成派さえも殴っている。走者に対し ても全く尊厳は無く、命令調で「止まれ」「走れ」を繰り返し、走者からは実に評判が悪い。

写真のように、ロンドンではチベットの人権問題にからんで多くの人がデモを繰り返した。チベット人より英国人のほうがはるかに多い。しかし、そのニュースを流した中国国内のTVのテロップはと言うと。。

「奥運火炬伝遞受到『蔵独』分子厳重干擾。倫敦民衆譴責『蔵独』分子的破壊行為」
(オリンピックのトーチリレーは『チベット独立』分子による重大な妨害を受けた。ロンドンの民衆は、この『チベット独立』分子による破壊行為を非難している)

となってしまう。言い換えとかのレベルではない。全くのウソと言っていいだろう。いうま でも無く、中国はすべてを都合よく言い換える。チベットの平和デモも「チベット暴動」となってしまう。挙句の果ては、どこからか銃器なども集めて暴動の証 拠つくりをする。路上に石を用意してワザと投げさせる。究極は、過激派に紛争した中国人の自作自演を演出する。こんなことも少しずつだがインターネットな どで事実が中国にも浸透している。その結果は、一増、国民の共産党離れを招く結果にしかならないだろう。


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チベット(10)また、中国の偽装工作の疑いが、、、

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事は1枚の下の写真から始まった。パリの聖火リレーで障害者の選手からトーチを奪(うば)おうとするチベットm13942人 のはずだった。彼の頭には、しっかりとチベットの国旗のバンダナが巻いてある。そのチベット人を追及しようと中国のネットユーザーが調べるうちに意外なこ とが露呈(ろてい)した。なんと、また中国の偽装(ぎそう)工作の疑いである。つまり、チベット人に扮した中国人がワザと乱暴な行動に出てマスコミにチ ベット人の印象を悪くする偽装工作をした疑いがある。右の写真では同じ人物が中国の留学生と一緒に聖火リレーを支援(しえん)するグループにいる(右から 二人目)。証言も出てきた。彼はどこからか300ユーロの資金をもらい、スパイのようなことを引き受けているとのこと。これは珍しいことではなく、世界中 の中国留学生がこのようなことに加担している。国費で留学している学生は拒否できない。拒否すれば帰国しても職に就(つ)けないからだ。

結果的に中国のインターネットでは北京当局への不信感を訴える書き込みが出回り、政治的にオリンピックを利用する中国政府への非難も出始めた。同じようなことは、昔ナチスがやっていた。国会をワザと放火して、政敵にその罪をなすりつけたのだ。 また、1989年の6.4天安門事件でも、学生や民衆に変装した工作員が武器を渡して学生を暴徒化した事実が語られている。その結果、政府側は武力鎮圧 (ちんあつ)を正当化できたのだ。今回のことが事実かどうかは恐らく不明のままに終わるだろうが、疑問が中国国内から出てきたことに注目すべきだろう。反 論として、チベット側が中国人を雇ったとの意見もあるが、それは非常に理解に苦しむ説明ではないだろうか。


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チベット(9) 珍しく中国が正しい

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中国のラマ僧「暴動」工作でチベット僧になりすまそうとする中国警 官の写真がイギリスのメディアに暴露されたのが先月末で、右がその証拠写真とされる。チョット緊張感がないのが気になったので、その出所や出自を調べるこ とも無くそのときは自分のブログには取り上げなかった。よくよく出所を調べればすぐ分かることで、はっきりと映画の中で軍人が僧侶のエキストラになる一コ マと 説明がある(英文) .しかし、日本のブログ記事には「これが僧侶に扮装した証拠だ」と、英文の説明を確かめもしないで書いてあるものもある。今回ばかりは中国の反論が正しい。あくまでもこの写真についてだが。。。

中国の反論。

 中国中央テレビは5日、中国軍兵士がチベット仏教の僧侶に変装、暴動に加わっていた可能性があるとの指摘が出ていた問題で、証拠とされた武装警察官が僧侶の衣服を抱えている写真は、2001年9月に映画「レジェンド 三蔵法師の秘宝」の撮影時に写されたものであることが分かったと報じた。

写真を信じて世界に流したイギリスのマスコミの大失態と言うことだろう。こういうブログを書いているとまず疑うことからはじめる。幸いにもこの手のニセ報道には引っ掛けられたことは無い。過去記事のチベット(6)に掲載したニセ僧侶の写真については中国は反論していないばかりか、この映像の部分はその後中国のニュース映像から削除された。これはこれで真実だったのだろう。さらに、中国が認めた真実。中 国の国営新華社通信は4日、カンゼ・チベット族自治州で3日夕、警察がデモ隊に向かって発砲したことを認めた。AFP通信によると、新華社通信は「暴動を 鎮圧する家庭で警察が銃を発射した」と報じた。中国側は死者は出ていないと言うが、別報道では770人のデモ隊から8人の死者が出たとある。いずれにして も、僧侶の無抵抗デモに対し、実弾を発射しているのは事実だった。


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チベット(8)ネパールと中国

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LocationNepalチ ベットのすぐ下にネパールがある.その下はインド。右横に小国ブータンがある。チベットは中国の自治区のひとつだが、ネパールは立派な独立国。 ここにもかなりの亡命チベット人が住んでいる。ネパールの首都カトマンズの中国大使館本館前で4月1日、中国政府に抗議したチベット難民や僧侶ら約260 人を警察当局が拘束した。大使館本館のそばで抗議が行われたのは初めてとの記事がある。この取締りははあからさまな中国の指示に寄るものだろう。小国のネ パールは中国を無視できない。それをいいことに、中国は我がもの顔で振舞っている。どうやら中国には国際法も、独立国への尊厳も配慮もまったくないよう だ。右の写真(【3月16日 AFP)は私服でネパールに入り込んで報道陣の写真撮影を規制する中国の私服警官。 このAFPの特派員カメラマンは明らかにネパール側にいるにもかかわらず撮影を規制され削除を命令された。ネパール人の言葉がある。「ネパールは小国だ。 中国の言うことには逆らえない」と。。ここにも、防弱無人に独立国に介入する大国中国の横暴が見えてくる。過去においても、ネパール政府は中国との友好関 係を重視して在ネパールチベット人の中国への抗議デモに強硬姿勢で臨んでおり、多くのチベット人を拘束しいる。しかし、逮捕者の扱いは手荒ではなく、調べ の後は釈放したが、今後中国の介入でどうなるか分からない。この地理的位置で、独立国ネパールが中国の影響力を排除できないとは思っていたが、事実はほとんど中国の自治区並みの扱いをされている。 ちなみに右隣にあるブータンは、王政から日本のような立憲君主制、議会政治へと今ちょうど変わりつつある。


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