仲間か?

寝そべっているオジを気にもせず、踏みつけ、蹴飛ばし、邪魔だ、どけろと言わんばかりの勢い.
大体察しが付く.窓下に何かがいる.猫か?
二人で窓から下を見る..いた、いた .かなり大きな猫だった.ノッシ、ノッシと草を掻き分け歩いている.他の猫を知らないフーには、これぞ地球外生物.
飼い猫だろう.それもかなり大きい.あんなのに猫パンチ食らったら、軟弱な家庭内トレーニングのフーはひとたまりも無い.しばらく、その猫の動きを眼で追って、こっちを振り向いた.
「なんですか?あれは?」と問いかけている.
「あれは、外遊び覚えたヤンキー猫だよ.近寄らない方がいいよ」
聴き訳がいい.外に出たいでもなく、コロンとひっくり返って寝てしまった.
寝ながら、手足がぴくぴく..ランボーにでもなって、戦っているのでしょうか..夢の中で...

あの頃はフーが心配で、何日仕事をサボったやら..懐かしい思い出です.