「米国の政治体制が今後数十年で変わる可能性はほとんどない。しかし、中国の政治的な未来は開かれている」
北京にある清華大学で政治哲学を講義するカナダ出身のダニエル・ベル教授(オックスフォード大哲学博士)は最近出版した著書『中国の新たな儒教』で「衝撃的な」見通しを示した。中国の政治体制が今後「マルキシズム」を捨て、儒教を土台にした体制に向かうとの内容だ。中国共産党の指導者と知識人は既に「儒教社会主義」または「儒家社会主義」という用語を使い始めている。中国が驚異的な経済発展を基に国際社会に示すべき、もっとも中国的かつ普遍的な価値はやはり儒教しかないというのだ。 儒教社会主義は胡錦濤国家主席の母校である清華大の汪暉教授や崔元之教授らいわゆる「新左派」の知識人の支持を集めている。
毛沢東の文化大革命のころ、右の絵のように、毛沢東を、孔子、孟子にたとえて暴君と言った林彪とともに、孔子の儒教思想は徹底的に批判され、多くの儒教学者が迫害された。毛沢東、鄧小平、江沢民と時代は流れ利益追求型、経済至上主義の社会に代わり、汚職、腐敗、モラル、商道徳の低下を招き、それらが原因で多くの問題が発生している。そしてここに来て、一度は否定した2500年前の孔子が唱えた儒教の思想を元に儒教社会主義を実現しようという動きがあるという。すでに多くの授業で孔子の「論語」は取り入れられている。それでは儒教とは?下の五常を基本に人間関係を作ることを言う。
この教えを今啓蒙すると言う事は、中国の抱える問題は「人に対して思いやりがなく、自分勝手で、恩知らずで、人には無礼で、自ら研究をせずに物まねに走り、和(なご)やかに付き合わず相手を敵対視する」こんな人が増えたということだろうか?まずは中国国民から批判の多い役人から 仁義礼智信を身に着けるべきだろう。これは日本の役人にも言える。日本も儒教を再教育しないとだめな時期に来ているかな、、。いやその前に、日本には聖徳太子以来の伝統「和を以て貴しとなす」とする「和」の精神が今も生きている。

