2008年12月14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、政府によるイラク復興支援活動を総括した報告書の草案内容を報じた。 同紙は草案について、「1000億ドル(約9兆1000億円)の失敗」に終わった政府の復興努力を克明に描写していると伝えた。
草案は復興支援活動を検証しているボーウェン特別監察官がまとめた。これまでの復興努力はイラクの社会・産業基盤をイラク戦前の水準に戻したにすぎず、米政府は今も復興活動に必要な政策や組織を有していないと結論付けている。(2008/12/14-16:48)
どういう計算なのか、4年以上のイラク戦争で1000億ドルとは少なすぎる。参加した各国の負担や関連経費など入れればこんな金額ではすまないだろう。ブッシュは、戦争は簡単に片が付き、その後有利に資源開発をして元は取れると計算しただろうが、なにせイラク北部の油田地帯が戦場ではどうしようもない。失敗原因としては、開戦時の米軍将校の発言を覚えているが、いとも簡単に終結すると考えていたことが第一だろう。兵員も様子を見ながら徐々に増やすやり方だった。ゲリラの取った方法は、戦場を拡大してイラク全土に米軍を分散することだった。結果は反政府側テロリストの思惑通りになり、いたずらに戦争は長期化した。こんな結果は軍人でなくても予想できる。ブッシュは恐らく開戦二年目には失敗を覚悟しただろう。しかし、勇ましく出た以上、引き返すわけにもいかない。ひたすらイスラムの脅威を訴えて戦争続行。こういう場合は第3国か、国連がうまく仲介して名誉ある撤兵を引き出すしかないが、誰も名乗り出なかった。こんな戦争で死んだ兵士や民間人にどんな大義名分を与えることができるのか?
5兆8039億円(2006年度):これは日本の2006年度だけの防衛関連支出
(防衛費4兆8139億円、軍事偵察スパイ衛星関連年度分経費612億円、危機管理体制充実強化経費16億円、米軍再編調整関連費1000億円の1年平均分200億円、旧軍人恩給費9072億円etc)
財政破綻した夕張市の負債は500億円と言われている。このために住民は高い公共料金を負担し、行政のサービスは削減される。人口は13000人だったが減り続けている。写真のイージス艦・あたご 建造費1475億円・ 年間維持費40億円 (三菱重工業長崎造船所) どう考えても税金の使い方が実情にあっていない。

