72105521-s英デイリー・テレグラフ紙の2010年11月24日の報道によれば、米軍は128億ドルの資金を投じ、グアム島の空軍基地と海軍基地を強化し、グアム島をペンタゴンの「スー パー基地」に昇格させることを計画中。グアム島改造計画には、空母寄港地 1カ所と実弾演習場の複数増設や、アンダーセン空軍基地拡張、そして、ミサイル迎撃システムの配備等が含まれている。また、アプラ港に深水埠頭を建設し、 寄航する原子力空母への燃料補給に使用、さらにその原子力潜水艦の収容能力を5隻まで拡大する予定だ。

それとともに、米空軍は今後5~10年の間、アンダーセン空軍基地に10~20億ドルを投じ、滑走路と約80万平方メートルの駐機場を増設する計画だ。完成すれば、滑走路は2本から3本に、戦略爆撃機の容量も現在の150機から200機以上になるという。さらに、アンダーセン空軍基地には「攻撃及び情報・偵察・監視ネットワークセンター」を建設し、徐々にグアム島を「地域指揮機関」に仕立て上げようとしている。

2013年までに、米軍は2.14億ドルを投じて、インド洋のディエゴガルシア(Diego Garciaイギリスの属領でチャゴス諸島中の一環礁)米軍基地を強化する計画もあると いう。更に最近、ココス諸島(Cocos (Keeling) Islands)にも米豪共同運用のための空・海軍施設の拡大計画があると言われている。過去にはロシア海軍が使用していたイエメ沖のソコトラの空軍、海軍の使用許可を取り付けた米軍は、ソコトラ基地の施設拡充でインド洋沖のディエゴガルシア島米軍基地との連携を強化するという情報もある。

中国が合わせているのか、米軍が合わせているのかは分からないが、米国のすべてのスケジュールが中国海軍の原子力空母完成の時期と符合するのは偶然ではないだろう。はっきりしているのは、すでに米中のアジアに於ける軍備拡張、海軍増強は始まっているという事だ。参考記事 過去ブログ:どこが 日中平和だ!中国海軍増強 尖閣の酔っ払い船長と中国の海軍増強 軍部が外交に口を出す中国



nappi11 at 19:33│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by DSTT カーネル   2014年12月20日 22:35
DSTT カーネル CIA、1週間以上眠らせない拷問!テロ容疑者を立たせ続け180時間 DSTT 最新カーネル

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