nesp1290478273(千葉県山武郡)大網白里町神房の農業用調整池付近に生息していたカンムリヅルが、ハンターに射殺されたことが2010年11月22日までに分かった。東金署は、撃った市原市内居住の男性 から任意で事情を聴いている。近隣住民から親しまれていた鳥だっただけに、近隣住民は「絶対に許せない」と激怒。これまでにも民家に弾丸が降ってくるなど 被害に悩まされていたことから「禁猟区にしてほしい」と訴えている。
東金署に通報した同町神房の倉持利和さん(71)によると、16日午後1時ごろ調整池付近で男性がツルを引きずっていたところを発見。倉持さんが注意すると男性は「撃ってしまったのだから仕方ないだろう。はく製にする」などと話し、名前も名乗らず車で逃走したという。

通報を受けた同署は車のナンバーなどから22日までに男性を特定。市原市内のはく製製造店でツルの死体も発見した。男性は撃ったことを認めている。記事元全文

images上右の写真は9月に撮られた撃たれたカンムリヅル。日本の動物保護などは、所詮人間の都合のいいようにしか出来ていない。動物の側に立った視点での保護を考えれば、殺そうと銃を持ってうろつく人間の取り締まりがもっと強化されて当然だろう。ハンターに、あまりにもモラルも人間性もかけているのが目立つのだが、気のせいでは無いだろう。鉄砲が日本で出始めの頃、刀で勝負しない相手に「飛び道具とは卑怯なり」と武士は言ったと言う。ましてや飛び道具で道楽するなど、やはり人間性まで卑怯でしかなく、それを容認する社会は、動物にとって卑怯な社会でしかない。「卑怯 cowardly」とは、勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々としていないことを言う。卑怯を嫌う、これが日本の美徳だったのだが、社会も、政治まで卑怯になりつつある。耐えるべきは耐え、不利になっても、他国からあざ笑われても卑怯はするまいとして日本は生きてきた。今、政治が、社会が平気で国民に卑怯をする。このハンターのような、言い訳ばかりの卑怯者が増えたと言う事だろう。恐らくこのハンター、このツルが日本の在来種じゃないという事も言っているのではないか。銃を持つハンターなら、人間の勝手な線引き以前に最優先すべきは命の尊さで、所詮卑怯者のされ言でしかない。

内に外に、卑怯には黙るのではなく、立ち向かって行く国で在ってもらいたい。正義とは卑怯をしない事と思っている。首相をだらしなくやめて、外から今頃正義を語るハトがいる。卑怯である。法に触れない天下りは悪くないと言うが、その法を自分で作ってなら卑怯である。財政再建の中、歳費削減に反対する国会議員が、もらえるものは貰うと言い張る。違法でなくても日本の風土では卑怯である。日本に在って祖国の正義を説き、日本を敵視する学校があるという。それを日本でするなら卑怯である。日本の島に軍隊を置きながら和平を話そうという国がある。卑怯である。日本の領海に入ってきて暴れる船がある。卑怯の上に恥知らずである。(写真左は参考写真)


nappi11 at 10:25│Comments(3)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by kako   2010年11月25日 23:40
 ハンターと聞くと、狩猟中、銃の暴発によって亡くなった叔父を思い出します。銃さえなければ、と母は今でも嘆いています。
2. Posted by 案山子    2010年11月26日 06:23
お早う 御座います
保護鳥 数少ない 鳥 お ねー剥製に ですか へー
仲間内で 自慢 出来ますから ねーー
狩猟許可の 取り消し ですね
3. Posted by しゅういち   2010年11月27日 14:26
この鳥は本来日本の自然下にいてはいけない鳥です。
生息地はアフリカですから。
ハンターの行為は良い事とは思いませんが、逃がした側が1番悪いのではないですか?

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