2010年10月29日  メキシコ 中南米 犯罪
Ci1010290225032010年10月28日の記事で、犯罪に慣れているメキシコの新聞もさすがにあきれたようだ。

地図のネウボ・レオン
Nuevo Leon州、 Los Ramonesという田舎の小さな町の警察署が2010年10月25日月曜日夜、麻薬組織と思われ一団に襲撃された。建物もパトカーも穴だらけで、20分ほどの間に約1000発の弾丸が打ち込まれ、手投げ弾まで投げ込まれた。幸運にも死者も負傷者も出なかったが、この事件のあとの火曜日、ここの警官Ci110209175039全員14名が辞表を出して、この街の警官が誰もいなくなった。
場所はメキシコ北東部で、ガルフカルテルやセタスの抗争地域で犯罪が多いとは言え、置いてかれた住民が気の毒な話。写真では車もオフィスの壁も穴だらけの状態

記事は、この国の警官は危険な職業な割に給与は低く、大体月に26000円$322ほどで、更に低い給与の場合もあると同情的に書いている。地理的にモンテレーから国境のレイノサへ行く途中にあり、麻薬組織が頻繁に行動する場所にある。

agenteEU_42011年2月8日:犯罪が多発するMonterreyからReynosaへ通じるLosRamones近くを走る高速道路で、バラバラに切断された5人の遺体が発見された。ガルフカルテル
Gulf cartelの犯行を認めるメッセージが付いていた。Nuevo Leon州では、今年に入ってすでに殺害された15遺体が発見されている。2月5日から6日の週末だけで、メキシコ北東部の国境沿いのネオボレオン、タマウリパス州等で41人の殺害遺体が発見された。

nappi11 at 02:50│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by よりばば   2010年10月30日 20:51

”幸運にも死者も負傷者も出なかった”?
そりゃそうでしょう、応戦せずに、逃げちゃったら…。
でも、命あっての物種、とも言いますものねぇ。
マスマス酷い状態になってますね。

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