

どうも経過が気になるのでついにジャックに電話する。彼の返事では馬が相当高年齢で、とてもこのままの旅は無理だとミカエル君に伝えたようだ。日本の道はほとんど舗装されていて、長距離は馬に適していないだけでなく、このままでは今でも痛めている馬の足が悪化する。もう1ヶ月ほどアルバイトもかねてサホロに滞在し、今後のことを決めるようだが、今日はミカエル君が仕事に遅刻し、ジャックに相当絞られたようだ。ジャックの気持ちとしては、この無鉄砲なイタリー青年より、馬がかわいそうだとの気持ちが強いのだろう。今後ミカエル君の旅がどうなるのかはまだ結論が出ていない。峠にある牧場も、辺り一面はもう冬景色らしい。もう道端には馬のえさも無い。旅の経験者から言わせてもらえば、今の、すでに冬の時期に出発するのも少し無計画すぎると思うのだが。

自分も長いこと無銭旅行(ヒッチハイク)した経験があるから分かるが、とにかく旅は体力を消耗する。まして野宿ならなおさらで、これからの北海道では野宿は無理だ。思い出せば、異国で幸運にも一泊させてもらった家では、言われなくても力仕事や掃除に汗を流した思い出がある。
相変わらず十勝ではカントリーウェスタンでを楽しんでいるようだな。左は演奏中の地元のローカルバンド「チャックワゴン」結成15周年記念のパーティーがあったようだ。 関連ブログ:英国から馬で日本に向かっているベッキー

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コメント
1. Posted by よりばば 2010年10月30日 21:31
馬 カワイソウ。