ovtcharov4_15_10_10_largeドイツ卓球協会と同国のアンチ・ドーピング協会はこのほど、ドーピングの疑いで8月末に2年間出場停止を宣告したオフチャロフDimitrij Ovtcharov選手(22歳)に対する処 分を解除すると発表した。食事に由来する誤摂取と判断したため。中国国内で食べた豚肉に薬物が残留していたとされる。オフチャロフ選手は、「もう中国で、 肉を食べる勇気はない」と述べた。チャイナネットが報じた。

オフチャロフ選手は2010年現在、世界ランキング12位で、ドイツ男子卓球界の「期待の星」だ。公開試合出場のため8月末に訪れた蘇州市内のホテルで食べた料理に問題成分が含まれていた疑いで、協会はケルン体育大学の協力を得て、同選手および蘇州で行動をともにした監督やトレーナーらのサンプルを検査した。尿についてはいず れも陰性だったが、頭髪からクレンブテロール Clenbuterol の関連成分が検出された。ドーピング目的ならば選手本人以外が問題ある薬物を摂取するはずがないため、ドイツ 卓球協会と同国アンチ・ドーピングは「食事由来の誤摂取」と認め、出場禁止処分を解除した。


中国では、豚の飼料にクレンブテロールを入れる場合があり、禁止されてはいるが、豚が興奮して歩きまわるために赤身部分が多くなり、高値で出荷できるからだ。浙江省では2008年11月、大量にクレンブテロールを含む豚肉が社員食堂の昼食に使われ、70人に手足のしびれ、動悸(どうき)、嘔吐などの中毒症 状が発生する事件があった。

これを読む限bettiniphoto_0057811_1_full_220り、スポーツ選手は中国では肉は食べてはいけないということになる。ドイツでは食品の規制がきびしく、その結果同伴者からも容易に体内の残留物の測定ができたことが救いになったようだ。疑いが晴れてよかったが、中国食品の危険性ばかりを責められない。実はこの成分、広く世界中のウシ、豚、ニワトリ肉の肝臓や筋肉などに混入しているようで、過去にはボディビルダーが筋肉増強剤として使用していました。短期的には合成麻薬のアンフェタミン
amphetamineのような覚醒作用も起すと言われている。

似たようなことは今年の自転車競技でも起きていて ツール・ド・フランス王者アルベルト・コンタドールAlberto Contador(27、スペイン)は2010年10月1日、ドーピング検査で陽性反応を示し、暫定資格停止処分を受けたことに対して、検査規則に異議をとなえ「自分のように摂取した食物に含まれるごく微量のものについては陽性と判定されないよう、クレンブテロールのような禁止薬物の検出量について一定の基準を設けるべき」と主張している。

nappi11 at 18:32│Comments(5)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by みさ   2010年10月27日 23:57
アンフェタミン!!!

それはすばらしいものが入っているではないか。。。
お塩くんに教えてあげよう!
2. Posted by 九州の案山子   2010年10月28日 08:43
おはようございます  ブタの ドウピンク  肉か
ものすごい 量 食べたの でしょうね
肥育農家 何でも しますよ 

お金の為なら しますよ 昔 近くの酪農家 乳タンク水薄めて出荷
後に 直ぐ 判り 騒動 しましたよ
お金の為なら しますよ

日本の警官 女の 又蔵 撮影 したり
何方も人の子 何すやら 判りませんよ
警官採用 血統から 凄い審査 しますが 3欲 隠せませんね  

3. Posted by どら   2010年10月28日 11:55
中国産の海苔が黒ビニールだったらしい。おもろい国やで!
4. Posted by よりばば   2010年10月30日 21:53
肉食は攻撃性を増すというのは、肉のせいではなく、与えられてた薬物の所為?
5. Posted by マジコン 通販   2014年12月20日 22:30
マジコン 通販 増田惠子、33年ぶり握手会「私から『ガーッ』と行く」 日能研 R4

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